自発的コミュニティ形成の重要性について【PolkaFantasyアドバイザー渡邉氏、松岡氏による対談の要約と感想】
現在公開されているゲーム内容について
『Polkafantasy 1』
・「3対3のカードバトル」になる予定
・α版(体験版)ではNFTを使わずに、PvPを全員無料でテストプレイできる(7月前後?)
・β版から、無料プレイは維持した状態でNFTを実装するフェーズへ段階的に機能を公開していく(9月前後?)その他、プレイヤーランクシステム、装備、武器スキル編成、PvEを実装予定。また、『あるモノ』をかけたバトルランキングシステムを実装予定
・正式リリースは、2023年2月前後の予定でPlay and Earnが開始予定
『Polkafantasy 2』
・13 Dragons(仮称)
・2023年Q1アナウンス予定
・渡邉アドバイザー、松岡アドバイザー監修
対談内容の要約
Polkafantasy参加理由
【松岡さん】
戦略アドバイザー岡田氏から『面白い事業があるから入ってみない』と誘われたのがきっかけ。CEOアレックスさんのゲームに対する愛とか熱意を感じて、目指している世界観が一致したので参加を決意した。
【渡邉さん】
岡田氏から紹介を受けて参加。
『PolkaFantasy 1』について
【松岡さん】
・今年の3月まで、あまり開発に関わっていなかったが、現在はフルコミットで参加中でゲームのシステムや要素に対するアドバイスを行っている。
・主な提案内容はNFTの強化システムの導入。上限値のない無限強化のシステム導入予定で、強化値が上がるにつれて成功率が低下する仕様。また強化失敗でNFTが消える可能性がある仕様も検討中。
・強化するための装備をダンションに潜って集める仕様を検討中。
・遊戯王と同じで「投資家」が入りやすいゲーム要素を取り込んでいる。
【渡邉さん】
・バックエンドのシステム設計を担当
・既存のターン性のゲームにNFTが加わっている仕様になっている
『PolkaFantasy 2』について
【松岡さん】
・「なんとかモンスターズのなんとかの冒険のなんとかの鍵」みたいなゲーム内容
→恐らく「DQモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵」のことを言っていると思われます。
・ランドの所有者が、次のダンジョンを自動でAIが作成してくれて、手に入るドロップがランドによってランダムに価値がステージで変わっていく。アップグレードによって、ランドに価格変動がある仕様。
→恐らくランドの種類によって、ダンジョンの種類が異なりドロップアイテムが異なる仕様。
【渡邉さん】
・企画を作成。
・最初の企画は、お金のかかる企画で他社と被ってしまったため、違う企画に変更(アイデアが詰め込まれている内容)
・他社のBCGと被らない内容。(あっと驚くような設計になっている)
・「NFT投資家」と「ゲーマー」の行動を分ける仕様(スカラーシップ制度?)
現在抱えている課題について
・現在の日本の法律がまだ整備されていない中で、どのように日本の市場の土台を作って、世界に広げていくのか。
・「NFT投資家」と「ゲーマー」の両方が楽しめる設計にするのが大変
・NFTゲーム業界の流れが早く、他社のゲームクオリティが上がっているので、そことどのように戦っていくのか。
・予算との戦い
今後のブロックチェーンゲームについて
【松岡さん】
・ゲームで人と人を繋ぐプラットフォームを目指していきたい。
【渡邉さん】
・チャリティーにゲームNFTを使っていく機会を提供していきたい。
対談を聞いての感想
今まで『名ばかりアドバイザー』ではという疑念があった中、今回の対談で二人がしっかりと開発に参加されていて、またゲームに対する物凄い熱意が感じられたので、投資家兼ユーザーの一人として安心をしました。
対談を視聴しての率直な感想が、『この人たち本当にゲーム好きなんだろうなぁ』でした。お二人の会話の節々に楽しんでゲーム開発をされているのが伝わり、こちらまでワクワクしてきました。
一番印象的だったのが、松岡さんが言っていた言葉で『ゲームが終わっても人との繋がりは終わらない』というのが私の心に刺さりました。
今後NFTゲームを発展させていくためにはコミニュティの形成が不可欠で、これに関しては運営が促すというよりもユーザーが自発的に形成していく必要があると個人的には考えています。そのため、我々ユーザーがプラットホームに対して、どのようにしたらプラットホームが盛り上がるのかを考え行動していき、コミュニティを形成・参加して『貢献』の度合いに応じて報酬が得られるエコシステム(経済圏)の構築が必要ではないかと考えています。
貢献には、いろんな種類があり、
・ユーザーとしてゲームを楽しみ、SNSなどで発信する
・ゲームのプレイスキルを極める
・投資家となり、スカラーを育てる
・ゲーム内アイテムをトレードする
・イベントを開催する など
このようなコミュニティ活動に対して、直接的な報酬は発生しないものもありますが、こうしたちょっとした行動がエコシステムの根幹となり、持続可能なエコシステムの構築になっていき、我々ユーザーに還元されるのではないかと考えております。
ですので、今からPolkaFantasyのエコシステムで自分がどのように貢献して楽しんでいきながら他のプレイヤーとコミュニティを形成・参加するのかを考えておくことで、ただ単純に報酬トークンを獲得するのではなく、それ以上の『なにか』を得られていくのではないかと思っています。
なんか考えているだけで、どんな出会いがあるのかワクワクしてきました。
まるで、小さい頃に初めてプレイしたRPGのように。
私も今から考えておかなければ(笑
まだ、対談動画をご覧になっていない方は、是非ご覧になって、お二人の熱量を感じてみて下さい!
経歴について
渡邉勇樹 氏
PolkaFantasy・シニアディベロップメントアドバイザー
自衛隊を退官後、SIEでCCNAを取得。その後、株式会社ゲームオンに転職し、ネットワークエンジニアとして勤務。ゲーム業界に精通し、株式会社スクウェア・エニックスにスペシャリストとして入社。ソーシャルゲーム、VR、アーケードゲームなど、幅広いジャンルのゲーム開発に携わる。
松岡雅幸 氏
PolkaFantasy・ゲームアドバイザー
サイバーエージェントグループにて新規事業ディレクターとして入社、ゲーム攻略メディア・アプリプロデューサーを経た後、GoogleCloudを使ったガチャ確率審査システムを内閣府に提案し、スクウェア・エニックス米国法人の元COOと共に「一般社団法人ゲームカルチャー協会」を設立。
引用記事:「NFTゲームの可能性と重要なポイント」PolkaFantasy開発キーパーソンにインタビュー:https://coinpost.jp/?p=355377
引用動画:PolkaFantasy シニアディベロップメントアドバイザー 渡邉氏・ゲームアドバイザー松岡氏による対談:https://youtu.be/98ggW3rOzF4