春になりました。
この季節になると学園モノの恋愛ゲームの企画に関わりたい!って、いつも思うんだけど、恋愛ゲームって基本学園モノだよね。
10年ほど前から考えているけど、まとまらない企画がある。
純粋な恋愛もので、記憶の世界と現実世界のギャップに翻弄される主人公のお話。漠然としているけどそんな感じ。ただ、美少女ゲームの作り方とかセオリーに照らし合わせた時、どうやっても大人の事情が絡んできて巧くまとまらない。工藤さんだったらウマくやるんだろうな。
頭の中でストーリーを思い浮かべていると、キャラクターが立ち回る景色は客観的にみた時に惹かれるものは感じるし、目的もしっかりとしているんだけど、企画としては安心はできない。"売り"が無いと言った感じか。
主題もぼんやりしているせいか、逆にそこを突き詰めてかっちりとした企画にしちゃうと、それはそれで詰まらなくなる。
安心感、満足感、達成感。そう言ったものを天秤にかけ、商業の目線で考え始めると、どんどん”らしさ”が削ぎ落とされてしまう。頭で考えることは好きですが、形にするのはやはり難しいです。
と言った感じで、現実逃避気味ですが…。まず、目の前の仕事をまず片付けないといけません。たまには、ここで文章書いて発散してるかもしれないので、また気になる方は覗きに来てやってください。