見出し画像

24-82. 病気も正常

バブバブ期を育てているいま、風邪をひいても満足に睡眠がとれない。通常ならガッと寝ればすぐ治るような大したことないやつもダラダラと長引く。少しでも風邪気味になると「ヤバイよ、ヤバイよ」と私の中の出川さんが出てくる。

健康を損っているという異常事態にフォーカスしすぎて、よけいに不健康を引き寄せている気もする。不安に集中しすぎるとパニック状態にもなりやすい。

旦那さんは風邪をひいてもポジティブだ。

「季節の変わり目で身体が慣れていこうとしている過程だ」とか、「こうやって強くなる」だとか言って、微熱が出てもいつもどおりにお酒を飲んで普段どおりに過ごす。

こちらにうつりやしないかとハラハラするが、風邪を特別扱いしないところは見習いたい。(自由に寝たいだけ寝れるっていうのもあるだろうけど)

野口晴哉氏の「整体入門」を読んだ。

風邪症状も下痢もいわゆる身体の免疫反応であり、治っていくために必要な“正常”な反応で、逆にそういう自己免疫が働かないほうがまずいのだ、とのこと。

健康が正常で、病気になると異常だと思っていたけど、症状が出るのは『正常』なのだ。たしかに。

『自分の身体の力を信じなければならない』ということが節々に書いてあり、わたしは今まで自分の身体を全く信用してなかったな〜と思った。

わたしの身体には回復する力がある。お腹が痛くても、鼻が詰まっても、熱が出ても、それは“治っているからだ”ということにする。

身体を心配しすぎると、どんどん気が弱くなってくるから、どんな症状も自分を守るための正常な反応と思えば。

わたしの身体は正常に働いているので、自分の気を弱らせない方が大事。

とはいえ健康なほうが気分はいいので、やっぱり少しでも身体を大切にしたいなと今日もヨガをする。

あー早く満足に眠れるようになりたい。

いいなと思ったら応援しよう!