24-74. お食い初めとアウトレットと虎に翼
生後3ヶ月も折り返し、あと2日で生後4ヶ月。
生後100日には母を呼んで自宅でお食い初めパーティをしました。長女が7歳なので七五三のお祝いもかねて。
なにより母と娘の楽しそうな顔が見られてよかった。
母親になっていちばんよかったことは、心の底から母親に感謝ができるようになったこと。
未熟者なので、自分が母親になるまで母親の偉大さや大変さがわかっていませんでした。
ご先祖の皆様が繋いでくれたこの命に、心から感謝ができるようになりました。
そして、週末にはアウトレットへ。
長年愛用していたittaraのカステヘルミのボウルが欠けてしまって、購入したアウトレットへ買いに行ってみました。
残念ながら同じものはなかったけど、気持ちのいい秋の風を感じつつ、ブラブラ〜っとお買い物することが、とっても久しぶりで楽しかったな〜。
帰りに西松屋と、しまむらに寄りみち。
結局買ったものはほとんど子どもたちのものでしたが、わたしもTHREEでコスメを新調できました。
アイシャドウもネイルも、今はあんまり使わないけれど、これをつけてお出かけする日をまた楽しみにしたいな。
最近は毎日、赤ちゃんが寝たら『虎に翼』を見て、起きたら目を合わせてニコニコして、グズったら散歩したり抱っこして…
時間が過ぎるのを待っているような日々。
わたしは何も成長していなくて、ただただ老いている気がして焦るけど、子どもたちは確実に成長しています。赤ちゃんは寝返りの猛特訓中です。
赤ちゃんと2人きりで過ごす日々は、正直言えば目に見えない足枷で何かに縛られているような気分で、「わたしにまた自由な時間なんて戻ってくるのだろうか?」と疑ってしまいます。
虎に翼では、寅ちゃんの後輩が妊娠しまして。
“子どもが産まれることは嬉しいけれど、女だから男の5倍もがんばって、そうやって切り拓いてきた自分の道が、妊娠・出産で途絶えてしまう…”と苦しんでいる様子に、自分を重ねてしまいました。
女性は子どもができたら一旦自分の人生は脇に置いておかなければならない数年間(いやもしかしたらもっと長い期間かも…)があります。
どうすることもできない自分と、どうにかできるのではないかという自分がせめぎ合う。
寅ちゃんは育児の協力者が家にいて、ある意味恵まれていたのではないか、と思っちゃう。戦争もあって、あの時代に女性が働くのは、大変だったに違いないのだけれどね。
『虎に翼』を見ていると、自分の気持ちを言語化してもらっているようです。そして、わたしの中の「はて?」と向き合っています。
赤ちゃんを育てつつ、こうして時間が経つのを待っているうちに、有限なこの命を無駄に使ってしまっているのでは?とついつい思ってしまいます。
子供達は本当に本当に可愛いけれど、私の人生は私のもので。
それなのに、今わたし自身なにも成長していない気がしてしまうのです。
この時間がもったいなく思えて、このままではどんどん老いていって、できることが少なくなっていって、ふと自分を見たらどんな人間になっているのか…自信がなくて。
なんというか…わたしの価値がなくなっていくのではと、こわいのです。
わたしの価値は何にも左右されない、と頭では思っていても。
だけど、その反面、わたしはよくやっているなぁ…と誇りに思いたい、思わなければ、とも思います。
花江のように家族にたくさん愛情をこめて家庭を守るお母さん像に憧れる部分もあるのです。
わたしの道と、わたしの幸せは自分で決めていいのだし、ほんとにオールOKなので、なんでもいいのですけどね。
いっちょ、すべてにサレンダーしてみるか。そうした時に見える景色も変わってくるのかもしれません。