婚活を振り返ってみた
学生時代を振り返ってみた記事、社会人生活を振り返ってみた記事に引き続き、婚活を振り返ってみた。
「婚活」なんて変な言葉、何それ。と、思いながら、いわるゆ婚活というものをしていた私。
自分の事を好きではなくて、いつも他人からどう思われるかという事ばかりが気になって、気を張っていた。自分や他人の言動を無意識に監視しているような状態。
だからなのか、些細な事にもイライラして世の中で流行っている言葉なんかにもケチをつけたくなるような、とげとげしさがあった。
(今もまだまだ、そういう所があるけれど。)
婚活では友人の紹介で新たな出会いがあったり、結婚相談所に登録して色々な方とお話をしてみたり。
結果的には、婚活と異なる場でご縁があり結婚したのだけれど、婚活中もただただ自分自身に疲れていた気がする。
初めて会う方とお話をした後は、「あー、何であの時にもっと気の利いた返答を出来なかったんだろう」「今日の服、おかしかったかな」「あの質問に対する私の受け答え、合ってたかな」「髪型、ちょっと変だったかな」「今なら、あの会話でこういう話題を振るのに」「あー失敗した」「あーーもうやだ」・・・。何日間も、いや数週間くらい延々と過去の反省。
相手に良く思われたい、出来た人間だと思われたいという見栄があったのだと思う。
自分と相手は話が合いそうなのかという事より、とにかくまずは出会った人みんなに良い印象を持ってもらう事が、何より必要だと思っていた。
それが、自分の価値につながると信じていたのかもしれない。
結婚したいと思う相手と出会うために活動していたはずが、人から好かれる事が目的になってしまっていた。
そんな風に無理に取り繕っても、後々苦しくなるだけなのに、勝手に「人に好かれるためにはどうしたら良いか」という事に意識が集中してしまっていた。
今ならば、「そうだよね、うまく話せなかったって後悔しちゃうよね」「人から好かれようとしちゃうよね」と、少しは自分の気持ちに寄り添ってあげられる。
そして、「私は、そういう過去の反省ばかりしている自分の事が嫌いなんだな、自己否定しているんだな。」と自分自身を見つめられる。
自分を受け入れて、自己受容が出来ると少しは楽になるよね。
そんな、ちょっと苦しい婚活だったけれど、縁結び祈願だー!パワースポットへ行くのだー!と思い立って、行きたい神社を訪ねた一人旅は楽しかったなぁ。
三重県の伊勢神宮、石神様、福井県の気比神宮など。他にも、自分が行ってみたかった土地を巡ったのは良い思い出。
美しい景色や美味しいお料理に心を癒してもらった事、それは一生忘れないのだろうなぁ。
〜人生は常に良い方向に進んでいるそうだよ〜