相手の人生に聴診器を当てる

1on1 Advent Calendar 2019 (https://adventar.org/calendars/4254) 18日目です。

前の投稿のプラス1として読んでもらうとわかりやすいかもしれません。

前回の投稿
お互いの関心事に関心をもつことを妨げる行為 その1
https://note.com/mryy/n/n1e999c50adc7

相手の人生に聴診器を当てるように関わる、ということです。

コーチング、カウンセリングやメンタリングのイメージを掴むのに役立てば嬉しいです。相手の話を静かに聞くことが難しい人、黙っていることが我慢できない人に役立つかもしれません。

相手の人生に聴診器を当てる

聴診器は聴覚を増幅させる道具です。人間の耳では聞こえないちょっとした音でも逃さないようにする道具です。どこに当てるのかで全く違った音が聞こえる道具でもあります。

また聴診器は気が散っているときや、自分のことに関心が向いているときには聞こえてこなくなる道具でもあります。

聴診器は音を増幅させる。聴診器はどこに当てるかで聞こえる音が違う。聴診器は気が散っていると聞こえない。

人が持っている能力の１つに「注意」というものがあります。ざわざわしたところで人の話す声に耳を傾けると、その声だけが聞こえるようになるのも注意のおかげです。

相手の人生に聴診器を当てるとは、相手が気にしていることや、さらには相手が気づいていないところに、相手が相手自身を思うよりも相手に注意を向けるということです。

ぜひ大切な人の音を聞いてみてください。

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