虫さん、こんにちは

人口2,000人を切る町へ越してきて3か月が経った。
いまだにネットは開通されない。今月末の予定で、心待ちにしている。

さてさて、自然が極めて近いのだから(昨夜も落っこちてきそうな星空)、
虫との生活は必須なのだが、自分があまり想像できていなかったことに気づく。
4月は春を喜ぶカメムシとテントウムシが家の中にいた。
幸せなことに、長らくカメムシの香りがわからずにいたが、30代も半ばになり、カメムシの匂いをキャッチすることとなった。
掃除機で吸ってしまったときには最悪である。
できるだけ刺激しないように、そして数ミリあれば逃げ出せるというからに、見つけるたびにガムテープで南無。しばらくしてカメムシ闘争は終わりを迎えた。大体同じくしてテントウムシもいなくなった。テントウムシは益虫というけれど、家の中にいるとやっぱりいやよイヤイヤ。
クモとの共存は仕方がない。こうなるとクモの巣をどこまで容認するか、ということになる。クモも益虫ということで、同居人の眼には映ってないくらいかもしれない。
6月はどこからともなくアリが沸いてきてしまった。いまだにどこから現れたのかわからない。家のどこかに穴があるとしか思えない。それか、昔使っていたのか、なぞの扉があり、そこから。殺虫剤などで南無しました。時同じくしてコバエ発生。こちらは放置して腐らせてしまった野菜から発生していることが判明。わたしの怠慢よ。ゴミは生ごみの分別もあるので、腐らせた野菜も本来であれば生ごみへ、ということになるが、腐った野菜を袋から出すことでハエがとんでもないことになるだろうということで、まず冷凍庫にIN。そのまま燃やせるゴミに出させてもらった。清掃員の方、ごめんなさい。
他にも、ハウスの中に靴を置きっぱなしにしていたら、いつの間にか毛虫が居座ってしまったのか、気づかず靴を履き農作業をしていたら、その夕方くらいから右足のくるぶしのまわりに湿疹発生、たまらなくかゆかった。しばらく何の正体かわからずにいたが、靴を脱いだときに現れたヤバい物体を思い出したのと、同居人に「毛虫じゃない?」と言われぞっとした。それからハウスに靴を放置するのをやめた。
猛烈に苦手な虫が2種類いて、1種類は体長1~3センチくらいの若干茶色味がかった黒光りするので、お尻にハサミを携えているヤツ。もう1種類はモケモケファサファサ動くヤツ(雑)。

あと、こちらに来て驚いたのはダニ。鹿にもよくくっついているので、以前住んでいた町でも同居人が家に持ち込んでしまうことはあったけれども、こちらでは子どもたちの通学路に、どうも生息域があるらしく、小学生はダニほろいをしている。この3か月で2,3人はダニをくっつけていた話を聞く。しかも年々増えているそうな。子どもと触れ合ったとき、シカと触れ合ったときはダニに気を遣う。少しでもこしょばしかったり、かゆいと猛烈に払う。吸われてたら払って取れるようなものじゃないのだろうけど、。ダニはダニ媒介脳炎がこわいからね。

さあさ、これからまだ虫エピソードは増えるのかしらん。

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