娘と頭痛3
脳神経外科で診察してもらい、「片頭痛」
ということがわかって少し安心しました。
でも、頭の中はみることができないため
本当に安心していいのかまだ信じ切れず
にいました。
そんなわたしの様子を察して下さったのか、
先生が
「初めてだったら、不安ですよね、MRIで
本当に問題がないか確認してみましょう
か?」
といってくださいました。でもその時点で
すでに診察時間はすぎていて、むすめは
最後の患者でした。
遅くなっているので申し訳ないと思いつつ
「この時間からでもやってもらえるので
しょうか?」
ときいたところ、大丈夫とのことですぐに
検査をしてもらうこととなりました。
その病院にはMRIがあったのですぐに服を
着替えて検査室へむかいました。
むすめは少し不安そうでしたが、この頭痛
の正体を自分も確認したかったようで頑張る
と言って検査室へはいりました。
MRIは、30分くらいで終わりましたが
小さいからだでよく頑張ったと思います。
MRIの検査結果はすぐに教えてもらえました。
結果は、やはり脳のなかには問題なし。
血管もきれいで、腫瘍などもありませんでした。
画像で問題ないことをしっかり確認する
ことができて本当に安心しました。
遅くなってしまったのに看護婦さんも
受付の方もとても優しく対応してくださり
本当にありがたかったです。
病名がはっきりわかって、安心はしたの
ですが、この片頭痛は原因不明だといわ
れたのでまた少し不安になりました。
そして、この症状がまたすぐに起きるのか、
一年後におきるのか、もう二度と起きない
のかはわからないとのことでした。
わからないものは仕方がないので、とりあえず
もしまた片頭痛の症状が出た場合の対処法を
教えてもらいました。
まず、娘が最初の症状として言っていた、
片目に光がまぶしくかんじられる、もしくは
ミラーボールやモザイクの光のようなものが
見えてきたらそれは視覚前兆であると自覚し
ます。
その前兆が5分から60分続き、その後頭痛が
始まるとのことでした。
頭痛は4時間から72時間持続するといわれ
ましたが、実際に娘の初めての片頭痛は、
回復するまでに72時間かかりました。
視覚前兆を自覚したら、すぐに頭痛薬と
吐き気止めをのむことが大切ですとのこと。
症状があってすぐに薬をのむことができたら、
頭痛のピークの波を小さくできるか、もしくは
頭痛をおこさないことができると言われました。
まだ小学生なので、薬をのませるのは少し
抵抗があったのですが、一度片頭痛がおこ
ってしまったら、まともに歩けないしご飯
をたべることもできない状態になります。
もちろん学校にもいけないので日常生活に
支障をきたすことになってしまいます。
なので薬の副作用などの不安はあっても
やはりすぐに薬をのむことは必要だと思い
娘にも伝えました。
その後、残念ながら2週間後、4週間後と
視覚前兆がおきてしまいましたが、すぐに
薬をのんだため、吐いて寝込むまでは至り
ませんでした。
あれから半年くらいたったいま、数回吐く
ことがありましたが、薬のお陰か、日常
生活に支障をきたすほどの片頭痛には
なっていません。
この片頭痛がどのくらいで落ち着くのか
わかりませんができれば成長期の一過性
のものであればいいなと思います。
この片頭痛というのは遺伝もあるそうで、
わたしも吐くまではいかないけどたまに
頭痛がおきます。なので、娘のしんどい
気持ちも少しわかります。
最近の娘は視覚前兆にも動じずに落ち着いて
薬をのむことができているようです。
これから、娘が片頭痛とうまく付き合って
いけたらいいなと思っています。
もし小学生でひどい片頭痛がおきている方
がいてこのお話が少しでも参考になれば
うれしいです。
これで娘と頭痛を終わります☆
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました♪