息子と紫斑病2
休日診療で病院の先生から自宅で様子を見るよう告げられたときは絶望を感じました。
先生との会話の中で薬なにか飲んでる?と聞かれたので皮膚科でもらった薬を伝えました。
「う~ん、もしかしたらこの薬と相性が悪いの かな」
といわれたので、次の日、朝一番にかかりつけ
の皮膚科に行ってみました。
皮膚科の先生はただならぬ様子の息子をみて
驚きつつ、この薬が原因かどうかはわからないけどひとまずこの薬をやめてみましょうとのこと。
息子の症状を伝えて診てもらいましたが、原因不明ということで再び自宅に戻ることとなりました。
この時の息子はずっと横たわっていて、でもテレビもみるしご飯も食べることができました。
手と足がうごかない、そして顔がはれていること以外とくに問題なさそうで元気でした。
どうしたらいいのかさっぱりわからず、2日間様子をみましたが状況は変わりませんでした。
いよいよこのまま動けなくなるのではないかと不安と恐怖がおそってきて、わたしは夜寝れなくなりました。
小学校が大好きだった息子は学校にいけないことが一番悲しかったようでした。
学校の先生に状況を説明したら驚いた様子で、次の日にクラスのお友達から寄せ書きが届き
ました。
もうこうなってきたら謎の難病になってしまったのではないかと、ますます不安でいっぱいになりました。
4日目の朝、あいかわらず動けないわが子をみてどうにかしたい!と思い、一番最初に行った大きい病院に再度診察に行きました。
そして、今度は「小児科」でお願いします、と伝えました。
小児科に案内され、待っていると名前を呼ばれたので診察室に入りました。
入ったときにまず驚いたことは、担当の先生が
息子のお友達のお父さんでした。
テニスの習い事が一緒で送迎でよく出会うので
わたしも話したことがあり、お互いかなり驚きました。
「え?なんで車いす?」といわれ、そうなんです~と今まであったことをすべて話しました。
まずその先生は、息子の足をみました。
そして、わたしは気づかなかった
紫色の斑点をみつけ、すぐに
診断名を言ってくださいました。
「おそらくアレルギー性紫斑病だろう」
ということでした。
わたしはそれまで原因不明といわれていたので
原因というか病名がわかったことに心底安心
しました。
でもはじめて聞く病名だったので、怖い病気
だったらどうしようとまだ不安でした。
紫斑病にはいろいろあって、とても怖い
種類の病気もあるけど多分それはないだろう
とのことでした。
おなかが痛くないか何度か聞かれて、
おなかは痛くないと話すと、
この病気は半分の確立でおなかが
痛くなって血便がでることもあるそうです。
そうなってしまったら即入院だった
みたいでした。
すぐに尿検査や血液検査が行われ
その日のうちに「アレルギー性紫斑病」
という診断で確定されました。
次回に続きます☆
最後まで読んで頂きありがとうございました♪