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004.「お酒が飲める人が好きだった」のこと

誰が何と言っても、酒を愛し酒に愛されているタイプの人間が私だ。
学生時代は「週9で酒を飲んでる」と言われ、実家にはちょこちょこ買ったリキュールの瓶が大量にあり、社会人になった今は月曜日から上司と飲みに行って帰り、旅行先で集めた日本酒に囲まれた生活を送っている。

冷蔵庫外の酒。撮影した時より今は増えている。

気づくとこんな状態になりがち。この時、一人暮らしなのにケース買いをするのはさすがにダメだと学んだ。

昔から飲むのは好きだったけど、デート前日に飲みサーでオールして大幅遅刻する元カレのことはさすがに許せなかった。
なのに、今では私も時々オールしてしまうし、帰宅途中でも飲み会に呼ばれたら引き返してしまうし、元カレと同じ状態になりそうなことを度々繰り返してしまう。

だからなのか、振り返ってみれば、お酒が好きでそこそこ飲める人とばっかりお付き合いをしてきた人生だった。
それも、失敗をしそうな人たち。
私がベロベロになる前に先に酔っ払ってくれれば、見せたくない失敗する様子がバレないし、何より「飲みすぎだ、飲むのをやめろ」と言われるのがひどく怖かったんだろうな。

酔ってる時は何も考えずにハッピーになれる。
人に迷惑さえかけなきゃいい薬。

そんな感じなので、今日の恋人も飲める人なのかというと、むしろ飲めない。
グラス一杯を空ける前に顔が真っ赤でふにゃふにゃ。一人では決して飲まないらしい。

だけど、飲んで帰っても「タクシー帰りじゃなくて電車乗れてえらいぞ」だし、ご飯を食べてる時にひとり晩酌してても何も言われないし、むしろ飲んでないと心配されるし、逆に許されすぎてて大丈夫か?と不安になる。

本人曰く「お酒の場は好き。飲めないのは体質だけど、飲んで楽しそうにしているところは最初から知ってるし。やめる必要もないし、控えなくてもいいんじゃない?」とあっけらかん。
そうか、相手に合わせて飲まなくても許されるのか。今更ながらに知ったよ、そんなこと。

ということで、昨日は吉祥寺のハモニカ横丁をはしご酒する誕生日会だったのですが、いつも通り私の方がたくさん飲んで、楽しく帰ってきました。
ウーロンハイを注文したら金宮焼酎をなみなみ注がれたグラスを差し出されて苦い顔しているのをゲラゲラ笑って、半分くらいもらって飲んでハッピーハッピー。

まあお家に帰ったらぱたんきゅーで寝てしまったので、書きかけのnoteを今更ながらに更新してるんですけどね。
やっぱり飲み過ぎは良くないなぁ。

#20190413 #雑記 #エッセイ #酒 #アルコール #デート #過去 #昔話 #恋人のこと #365のこと

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森田玲花
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