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よい子は見ちゃダメ!「I don't give a f*ck」の意味が意外すぎた件【Z世代の最新スラング】
私が愛してやまない「Z世代スラング」。
今日も北米の現役Z世代から最新ワードを入手しましたので、さっそくご紹介しますね🌸
今日のスラングは「I don't give a f*ck」です。*は「u」ですよ。
「I don’t give a f*ck」って「f*ck」をどうするの?
「I don’t give a f*ck」は、日本語に直訳すると「私はf*ckを与えない」ですね。なんのこっちゃ。
「f*ck」はとても多義語で文脈によって意味はさまざまに変わりますが、基本的には相手への侮蔑、もしくは自分の苛立ちをぶつけるためにつかうような言葉です。また、乱暴で性的な意味もあります。性行為のことを指したりもしますね。
「I don’t give a f*ck」というと、「性行為や性的なことをしない」といっているのかな、と一瞬思わないでもないですが、Z世代スラングとしては全くそういう意味ではありません。
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スラング「I don’t give a f*ck」の意味と使われ方
実は、「I don’t give a f*ck」は、「気にしない」「全然興味がない」という意味です。
「I don’t care」の強い表現、という感じですね。
個人的には女性・女子がいっているのを聞いたことはないですが、若い男性同士で話しているシーンなどではわりと一般的ですね。ドラマのセリフなどにもなっています。
たとえば、次のようなシーンで使われます:
Z世代男子A: Yo bro, how’d the science test go yesterday?
(よう、昨日のサイエンスのテストどうだった?)
Z世代男子B: Man, I don’t give a f*ck about it.
(マジで、それどうでもいいわ)
これで、「そのテストなんて全然気にしてない」という意味になります。
または、
Z世代男子A: Hey, She’s totally looking at you, bro.
(おい、あの子お前のこと見てんぞ)
Z世代男子B: I don’t give a f*ck.
(マジどうでもいい)
と、こういう感じで、相手や対象に無関心であること/まったく重要視していない、ということを強調するために使われます。しかし、攻撃的で粗野な言い方なので、使うなら仲のいい間柄限定です。もしくは本当にケンカを売っているとき、という感じです。
(カジュアルな言い方として普通に使ったり、ちょっとイラっとして使ったり、いろいろです)
「I don’t give a f*ck」をSNSで使うならこんな感じ
たとえば、TwitterやInstagramのストーリーでもこんな風に使えます。
自分の意思を強調したい時:
I don’t give a f*ck what y’all think. This is me.
(みんながどう思おうとどうでもいい。これが私)
無関心を示す時:
I don’t give a f*ck what he does. Not my life.
(彼が何しようとどうでもいい。私には関係ない)
しかしながら、「 f*ck 」は先生の前で言ったら呼び出し確実、場合によってはこの一言で停学になるほどの強い「最恐のNGワード」。子どもやティーンエイジャーがこんな言葉を使うの??と最初はビックリしてしまいますが、親しい間柄ではこういうギリギリの表現を使うことで場の雰囲気のバランスをとっているようなところがあります。
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強い表現の方が共感を得られやすい、ということも文化的背景としてあります。
強い言葉であることを理解し、何の気なしに使いすぎない方がいいフレーズですね。本当のニュアンスがわからないうちに真似っこ気分で使わない方がいいワードです。
淑女や大人なみなさんは、もう少しマイルドな表現でどうぞ
そんなわけで、「I don’t give a f*ck」はかなり強烈な言い方ですが、もっとマイルドに同じ意味を伝える表現もあります。大人はこちらを使いましょう。
■I don’t care
「気にしない」という意味で、もっとも一般的で無難な表現です。フォーマルな場面でも安心して使えます。ただし、言い方によってはぶっきらぼうにもなるのでトーンと表情にご注意を。
■It doesn’t matter to me.
「私には関係ない」「私にとっては問題ではない」という意味で、こちらもややフォーマルな表現です。気にしないことを丁寧に伝える際に使います。
■I’m not bothered.
「私は気にしていない」という意味で、イギリス英語圏でよく使われます。少しカジュアルな言い方ですが、攻撃性はないです。
これらの表現は、より日常的で相手を傷つけない言い回しです。ビジネスや学校、フォーマルな場面安心して使えますよ。
まとめ
「I don’t give a f*ck」というフレーズは、性的なニュアンスは含まれず、「これっぽっちも興味ない/まったくどうでもいい」という意味でした。
ドラマなどでもわりと出てくる言い回しだと思うので、出てきたら「ああ、『そんなくらだねぇこと、まったく興味ねーよ』っていってるのね」と理解してくださいね。
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![Yuriko | 教育移住6年目(マレーシア→カナダ)☕海外バイリンガル子育て](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157141780/profile_78b69ecd2169dc37317bdad23f38b22c.png?width=600&crop=1:1,smart)