【教育移住ママ必見】わが子の「英文エッセイ」はこうサポートすればOK。「ほめられる英文エッセイ」の書き方徹底解説1
前回記事の続きです。
前回、マレーシアのインターナショナルスクールやカナダの現地校で子どもたちが書かされまくる「英語のエッセイ」について、その全体像を解説しました。
インターナショナルスクールや英語圏の現地校では、子どもたちは英語の授業で「英文エッセイ」をたくさん書かされます。
ですが、授業では「英文エッセイとは、いったい何を書くものなのか」ということを網羅的に教わることはあまりありません。その学年に応じた「書き方のテクニック」を習います。
そのため、親としては「英文エッセイというものの全体像」がなかなかつかみづらいもの。子どもが「エッセイの宿題が出た」というのでサポートしてあげたくても、その方法がまったくわからない、という場合もあるのではないでしょうか。
エレメンタリースクール(小学校)の1年生からインターナショナルスクールや現地校に通っていれば徐々に慣れていけるのですが、3年生(イギリス式でYear3。日本だと小学校1~2年生の年齢)以降になると親が思うより本格的なライティングをしますから、子どもが「何をどう書いていいかわからない…」と困ってしまったり、親として見ていて「一応書いてはいるけどこれでいいのかな??」と漠然とした不安を感じたり、ということが起こりがち。
でもご安心を。
英語が不得手なママでも、英文エッセイのサポートはできますよ。
英語のエッセイは「個人的な意見を気ままに書くもの」ではなく、書き方の形式とルールがあります。だから、それに則っていることがとても大切で、「ここさえ押さえておけばOK」というポイントも明確なんです。
前回記事の続編となる本記事では、「インター校でのほめられ英文エッセイ」の書き方について徹底解説しますね。
マレーシアのインターナショナルスクール&カナダの現地校に通う子どもの英語学習を見続けて6年目、私自身も語学学校で英語を学習中の生粋の英語学習マニア。
かつ、職業ライターの経験もあり、子どもの作文指導(日本語)も得意な「ライティングおたく」でもある私が、経験と探求を重ねてたどり着いた
「教育移住キッズとそのママのための、やさしい英文ライティング必勝法」
です。ぜひ役立ててもらえたらうれしいです。
「英文エッセイ」がインター校の「合格」を左右する!?
ちょっと雑談になりますが、多くの方が気になっている「インター校/現地校の入試」についての体験談を。
私の経験から、9歳前後以降(アカデミックな学校ならおおむね7歳以降)だと学校(インターナショナルスクール・英語圏の私立現地校)の入学考査に際して「エッセイ」を課題として出されるケースがとても多いです。
最近は、マレーシアのインターナショナルスクールも日本人を含む留学生の増加にともない、「入試の考査で落ちる」ということも多くなってきたといいます。そんなとき、課題に「英語エッセイ」が出されたなら、逆に書き方さえ知っていれば得点&アピールのチャンス。
筆記試験や面接でもしもうまくいかなくても、エッセイの内容というのは手元に残るのでいい印象(英語力・人柄)を残すことができます。
そして、英文エッセイは英語力そのものの問題、というよりも実は「ルールと書き方のポイントを知っているか知らないか」の話だったりします。
これからお目当てのスクールに入りたい!転校したい!入試考査に落ちたくない!という方にもぜひ読んで役立ててもらえたらうれしいです。
というわけで、知っていて損がない「英文エッセイの書き方」。
ママがエッセイをサポートできれば、移住間もない時期の子どもも心強く感じてくれます。
「知ってるか知らないか」という話である以上、早く知っておく方が得というもの。というわけで、わかりやすく解説していきますね。
いくつかの記事に分けて書くことになりそうなので、マガジンにまとめます。続きを読まれたい方はマガジンがお得です。
なお、カナダ移住について書いているマガジンにも入れますので、エッセイのことも学校や生活まわりのこともちょっと興味あり、という方はのマガジンの方がお得かもしれません。
12種類のエッセイ??でも大丈夫。どんなテーマのエッセイでも、鉄板ルールはこの「3部構成」
前回記事でいろいろなタイプの英文エッセイの種類を紹介しましたが、実は全部のエッセイの基本的なルールは共通しています。まずは鉄板ルールを覚えましょう。
それは、「どんなエッセイでも3部構成で書く」ということです。
エッセイの基本ルールはこれだけ!
エッセイの基本ルールは、小学生であろうと大人であろうと変わりません。大人向けの語学学校や大学準備コースの授業などでも習うのですが、
すべてのエッセイは3つのパートで構成されます。
それは、
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