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わたくし、そういうのペペロンチーノと言わない主義ですの

こないだのボロネーゼの話に近い話なんですが、どっちかというとこっちの方がモヤモヤしてる感じです。

なんかみんなよく「ソーセージとキャベツのペペロンチーノ作りました!」とか言うじゃないですか? あれちょっと個人的に違和感あって。僕世代だとペペロンチーノって言ったらニンニクと唐辛子とオリーブオイル、塩だけのパスタってイメージなので。

まあね、ニンニクと唐辛子とオリーブオイルで作ればどれもアーリオオーリオ・ペペロンチーノってことだから、他に具が入っててもペペロンチーノと呼んでも間違いではないですね? でもさあ、そしたら大抵のパスタはペペロンチーノになっちゃわない? トマト入れてトマトのペペロンチーノって言ってた人がいたけど、それ限りなくサルサポモドーロじゃない?とか思ったり。

ペペロンチーノ=塩むすび?

そこでボロネーゼをほうとうに当てはめたようにイタリア人にとってペペロンチーノって、日本人にとっての何かな?って考えたら、塩むすびなんじゃないかと思ったんですよ。

塩むすびも、普通おにぎりは大抵塩で握るから、具が入ってようが海苔が巻いてあろうが塩むすびといえば塩むすび。だけど単に塩むすびって言ったら、やっぱり具なしの塩とご飯だけのおむすびじゃないかと思うんです。

それって美味しいの?

美味しいじゃないですか、ただの塩むすび。美味しい米を美味しく炊いて美味しい塩で握れば尚のこと。ペペロンチーノも昔「そんなん美味しいの?」って言われたことありますけど、美味しいパスタとオイルでちゃんと作れば美味しいですよね味付け塩だけで。

(個人的にむかし某ファミレスとかでパスタにコンソメで味付けてるのとかに遭遇してマジ勘弁してほしいと思いました、どうしても旨味成分つけたいならせめてアンチョビペーストくらいにしてくれ)

てなわけでシンプルなペペロンチーノの話らしくさらっと終わりたいと思います、ごちそうさまでした。(何回ペペロンチーノって言った?もしかして一回くらいエロい言い間違いしてない?)

これはmstdn.beer 2nd Advent Calendar 2024の18日の記事です。


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