
ぼく「boku」で検索して借りた本2冊 in NZ
何を思ったのか、Auckland City Library のサイトで「boku」と入力し、検索してみた。そうしたら意外なことに、結構な数の本があり、その中から、借りた2冊を紹介します。
1、「ぼくは満員電車で原爆を浴びた」
この本は、書庫に入っていたからか、リクエストしても、引き取りを希望する最寄りの図書館になかなか送られてきませんでした。急いではいないので、気にしませんでしたが、この本だけ、異様に遅かったので、首を長くして待ちました。
内容は、被曝した体験がそのまま語られています。原爆投下の話は、「はだしのゲン」でも読みましたが、何度読んでも、想像するだけで、身の毛がよだちます。
水を求めて川に向かう人、こどもを抱いたまま被曝した人、折り重なる人々、抜ける髪の毛。どれもこれも、本当にあったことなのです。
忘れてはいけないことだと思い、折に触れて、読むようにしています。その度に胸が痛いです。
2、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
イギリスに住むブレイディみかこさんの著書。息子さんとの会話をもとにエッセイが綴られています。うちは、男の子はいないけど、海外暮らしという点だけは同じ。
もう少し、類似点を探すと、ニュージーランドはイギリスの文化を色濃く受け継いでいることくらいでしょうか?
反対に違うのは、うちの場合は、夫も日本人なので、バリバリ日本家族。日本へは毎年行く予算もなく、数年に一回帰国する時のみ。
我が家のこどもたちは日本のこと大好きで、NZでの現地の友人は数名しかいません。目立つの嫌いな、自称引きこもりのオタク、結構閉じた世界で暮らしています。
この本では、一つのトピックで、息子さんとの会話から見えるイギリスの生活が垣間見えます。そして、そうそう、海外で暮らすって、こんなことあるんだよという共感がところどころに出てきて、読み進めていくのが楽しかったです。
1冊目もいつか、読んでみたいですね。今はもうkindle版しかないのかな? 図書館の検索でも、この2しか発見できませんでした。
以上、「boku」で検索した本2冊を紹介しました。
おまけ
もう随分前に返しましたが、その他の「boku」の本です。

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