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【自己紹介–4】私の長所と短所

私の長所は「人の悪口を言わない、人に向かって明からさまな批判をしない」という点です。
ところが、私の短所も「人の悪口を言わない、人に向かって明からさまな批判をしない」点にあると考えています。

「どういうことだ?」と思われるかも知れませんが、「人の悪口を言わない、人に向かって明からさまな批判をしない」という面が、場合によっては良い方に出ることもあるし、場合によっては悪い面に出ることもあるという意味です。

「人の悪口を言わない」というのは、一見長所のようみ見えます。しかし、「万人を皆受け入れて皆を良しとする」聖人などこの世には皆無だと思われるので、これは「悪口を言いたくてもそれを押し殺して我慢する」性格だとも言えるのです。誰しもが悪口を言いたくなるような人を2人か3人は抱えているでしょう。それをうまく処理できる人と、処理できない人の違いが大切なのだろうと考えています。

その点で言うと、私はそれをうまく処理できないタイプだと思います。うまく処理すると言うのは、「人の悪口を別の人達と明るく言い合える」という行為を意味します。私はこれができない。別の人達が人の悪口を言っていて、自分もその悪口に同調していても、自分から悪口を言って発散させるということがないのです。

こういうタイプの私が、「人の悪口を言わない」ことを短所にしてしまう原因は、その「人の悪口」を別の人達と明るく言い合える場が作れずにいて、その鬱憤を溜め込んでしまうことにあります。その鬱憤が何らかの形で良くない方向で発散されたら短所になります。

「人に向かって明からさまな批判をしない」というのも、一見穏やかな人という印象に見えますが、「自己主張ができない人」という意味で短所にもなります。

要するに、私は「人の悪口や批判を声に出すことが下手」というタイプの人間で、それによって場を和ませたりする長所を生み出すこともできるけれど、言うべき時に言えずに不満を溜めてしまう短所にもなるのだと思います。

これが書き言葉になると、悪口や批判的な表現が自然と、そして客観的な表現で出てくるようになります。それによって正当な自己主張をすることもできます。

私は「人の悪口や批判を声に出すことが下手で、散文によって表現することが得意」というタイプの人間です。

このタイプを発揮して今現在奮闘中なのが、【自己紹介–1】でお伝えした「ネガティブな重大事件」です。

次回のnoteからは、テーマを変えて、この「ネガティブな重大事件」を取り上げたいと思います。

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