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【Ae】サンダーボルトの作り方

コンポジションを作成。デュレーションは15秒にしておく。

【雷の軌道を作成】

ペンツールで1本上から下に直線を引く。

塗りは白、線の色も白にしておく。線の太さは20くらいにしておく。

線のシェイプレイヤー>コンテンツ>追加(アニメーターを追加するところ)>パスのウイグルを適用する。

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これを追加すると、先ほど描いたパスがグニャっとなる。

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パスのウイグル>サイズやディテールをお好みに調整する。

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これで再生すると軸を中心に回転するようなアニメーションになった。

パスのウイグル>ウイグル/秒の数値を上げると早く回転するようになる。今回は20くらいに設定。

【雷が上から下に落ちてくるアニメーションをつける】

シェイプレイヤー>コンテンツ>追加から「パスのトリミング」のアニメーターを追加する。

<パスのトリミングとは>

ラインが伸びて来て、ある程度伸びて来たら、後ろの方は消えていくようなアニメーションを作るのに使う。
終点を0→100%にするアニメーションのキーフレームを打つと、ラインが伸びるアニメーションができます。
今度は逆に始点を0→100%にするアニメーションのキーフレームを打つと、描いたラインが書き始めのところから消えていくアニメーションができます。

パスのトリミング>開始点/終了点のキーフレームをONにする。

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0→100%になるようにそれぞれのキーフレームを打つ

開始点の2つのキーフレームを少しずらす。

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ショートカットNでワークエリアを指定する。

全てのキーフレームを選択してF9で動きを滑らかにする。速度グラフを表示して調整する。イメージは滑らかかつ急激に落ちてくる動きにする。

【雷の最初の動きを作る】細い線から入る

シェイプレイヤー>コンテンツ>シェイプ>線>線幅を調整する。

キーフレームで線幅が0→20と増えていくようにする。終わりも同様に20→0となって消えていくようにキーフレームを打つ。F9で滑らかにするのも忘れずに。

【複雑な動きをつける】

最初に作ったシェイプレイヤーを複製する(⌘+D)

ショートカットUでキーフレームを表示させる。1つめのシェイプレイヤーと少しずらす。線幅や雷の太さも変える。

2つ目のレイヤーを更に複製して線幅など変えて変化をつける。

位置もずらすのを忘れずに!複製した2つのシェイプの位置をずらす。

【フラクタル感を加える】

ディストーション>タービュレントディスプレイスを適用する。

まずは1番最初に作ったシェイプレイヤー1に適用する。

タービュレントディスプレイスとは

フラクタルノイズを使用して波や煙のようなイメージを作成するエフェクト。 ノイズの種類や色などを変えることで水の流れや燃える炎など様々な効果を作れる。 ラフエッジがエッジに沿って形を歪めるのに対して、タービュレントディスプレイスでは全体を歪める効果がある。

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量、サイズを調整。複雑度を上げて雷っぽいギザギザを表現する。

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残り2つのシェイプレイヤーにもタービュレントディスプレイスを適用する。数値は変えると良い。

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こんな感じにしてみた。

【打撃点を作る】

雷が地面に当たったところの打撃点を作成する。ペンツールで適当にシェイプを描く。

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アンカーポイントをシェイプの真ん中に移動させる。

雷が地面に到達したところでこのシェイプが100%になるようにスケールのキーフレームを打つ。速度グラフでスピードを調整。

終わったらディストーション>タービュレントディスプレイスを適用する。

量、サイズを調整したら、展開のアニメーションのONボタンをAlt+クリックする。→エクスプレッションを追加する。

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time*600と記入する。

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1秒間に600数値が動くように設定された。

稲妻が消えると同時にこれも消えるようにスケールのキーフレームを打つ。

【雷の微粒子を作成】

地面のポイントに楕円形ツールで丸を丸を描く。

塗りは無し、線は白にしておく。

アンカーポイントは円の中心に置く。

円のシェイプレイヤー>コンテンツ>楕円形>線>線幅の数値を少し下げておく。→10くらい

さらに、破線の+をクリック、線分のキーフレームを終わりの位置でONにし、タイムラインの右の方にカーソルを合わせて、線分の数値を大きくする。動きが決まったらF9で滑らかにしておく。

雷が地面に到達したところで出現するようにスケールのキーフレームを打つ。消えるところも同じようにキーフレームを打つ。F9を忘れずに。

ディストーション>タービュレントディスプレイスでゆがませる。

量、サイズ、複雑度を調整して雷っぽさを表現する。

展開をAlt+クリックでエクスプレッションを追加する。

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できたら、このウネウネを複製する。円のシェイプレイヤーを複製してタービュレントディスプレイスの数値を調整する。サイズや線幅も調整してみる。

調整が終わったらこれらすべてのレイヤーを選択してプリコンポーズする。

【雷の様に光らせる】

プリコンポーズに対して、スタイライズ>グローを適用する。

半径を広げて光り具合を調整する。

グローエフェクトを複製する。

2つ目のグローは色やキュッとした締まりを調整する。

グロー半径は1つ目より小さくする

グローカラーをA&Bカラーに変更する。この2色を水色と濃い青に変更する。

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ここからグロー半径やしきい値を調整して雷の周りに青っぽい光の筋ができるようにする。

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これで完成!

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