【Ae】シェイプレイヤー入門♯2パスのトリミングとリピーター
こちらの動画で勉強する!♯1の続き。
【パスのトリミングとは?】
パスで作成されたラインを徐々に刈り込んでいく機能のこと。
【リピーターとは?】
その名の通り繰り返す機能のこと。
パスのトリミングをした動きを簡単に複製できる便利な機能。
【ペンツールでラインを作成する】
前回作ったシェイプレイヤーをいったん非表示にする。
ペンツールを選択する。ショートカット:G
ラインを使うので塗りは無しにする。
正確に画面の中心を取るのでグリッドを表示させる。control+:
グリッドのスナップをONにする(グリッドに合わせてパスを引くことができる)。control+shift+:
グリッドとスナップの設定はメニューバーのビューからも設定できる。
アクションセーフを表示させる。:
これでより画面の中心がわかりやすくなる。
一度、ペンツールで画面をクリックするとポイントが打たれる。ポイントにカーソルを近づけるとペンツールのカーソルから黒矢印に変わる。黒矢印の状態になるとポイントをつかむことができるようになるのでポイントをつかんで画面の中心に移動させる。
中心にポイントを動かしたら、shiftを押しながら上の方にもう一つポイントを打つ。そうすると2点を結んだラインが引ける。
ショートカットVで選択ツールに切り替える。
線幅を10にする。アニメーションはつけないのでツールバーから調整する。
パスが見えなくなった時はここのアイコンを押してみる。「マスクとシェイプのパスを表示」
【パスのトリミング】
パスのレイヤーを選択。コンテンツの右にある三角ボタンを押す。
パスのトリミングを選択する。
パスのトリミングの項目を開くと、開始点、終了点というものがある。
これらの数値を調整して線が出てきて消えるアニメーションを作成する。
0フレーム目で終了点の数値を0にする。(キーフレームは打たない。)ラインが消えた。→線がトリミングされて見えなくなった。
0フレーム目で開始点のキーフレームを打つ。15フレーム目で開始点の数値を100にしてパスを表示させる。
これで中心から線が上に向かって伸びていくアニメーションができる。
次に終了点のキーフレームを打って線が刈り込まれるアニメーションを作る。
終了点は、開始点と同じタイミングでキーを打つと表示された瞬間に消えてしまうことになるので開始点とずらしてキーを打つ。
5フレーム目で終了点のキーを打つ。そこから15フレーム進めたところ(20フレーム目)でもう一つキーを打ち、数値を100%にする。
線が上に伸びながら、追いかけるようにパスが消えていくアニメーションができる。
【アニメーションに緩急をつける】
0フレーム目の開始点のキーフレームを選択してF9(イージーイーズ)
control+shift+Kでキーフレーム速度のパネルを出す。
出る速度の数値を80に設定。キーフレームから離れるほど速度が速くなる(出だしの速度がゆっくりから徐々に早くなるアニメーションになる)
同じようにフレーム目の終了点のキーフレームも数値を設定する。
15フレーム目の開始点をキーフレームもF9でイージーイーズを適用。
キーフレーム速度から、キーフレームに近づくにつれて速度を早くするため入る速度の数値を85にする。
20フレーム目の終了点のキーフレームにも同様の設定をする。
高い値の方がメリハリがつく。
動きを見ながらキーフレームを動かして調整する。
動かしたいキーフレームを選択しAlt+→(←)で右(左)に1フレーム動く
Alt+shift+→(←)で右(左)に10フレーム動く。
これでパスのアニメーションが作成できる。
【パスの形状を整える】
両端を丸くしてかわいくしてみる。
パスのレイヤー>コンテンツ>線>先端>丸形
【リピート機能でアニメーションを複製する】
パスのトリミングの時と同様に、コンテンツの右にある追加ボタンからリピーターを選択する。
リピーターの機能
シェイプを複製したり、複製後のシェイプに動きを加えることができる。
リピーター>コピー数で複製する数を設定する。今回は四方に飛ばすので4にする。
トランスフォームリピーターはリピート後にどんな影響を与えるかを設定できる。
位置:0に設定。横に広がっていた線が一つにまとまる。
回転:90に設定。360/コピー数にするときれいに放射状に広がるようになる。今回はコピー数が4なので90にするときれいに広がる。
このパス自体を45度回転させる。
回転・スケールさせるときは、アンカーポイントがどこにあるのかを確認する。
アンカーポイントを画面の中心に置く。グリッドを表示させる。control+:(グリッドにスナップもONにしておく control+shift+:)
アンカーポイントツール:Y
中心にアンカーポイントを動かすとグリッドに吸着する。
※アンカーポイントが表示されないときはcontrol+shift+Hを使う。
アンカーポイントがコンポジションの中心に移動できたらシェイプレイヤーを選択してRで回転の項目を表示、45度回転させて完成。