【メモ】昼の映像を夜に変える色彩補正

【空部分の色彩補正】

新規調整レイヤーを作成する。クリップの上に乗せて、尺をクリップの長さに合わせる。

画像1

調整レイヤーのエフェクトコントロールの不透明度のペンツールを使って、空を囲っていく。ざっくりでOK!

画像2

画像3

「Lumetriカラー」パネルを開いて、「露光量」を下げる。

画像4

「マスクの境界のぼかし」の数値を上げて境界線をあいまいにする。

「マスクの拡張」の数値を上げて、境界線が建物とかぶるように調整する。

画像5

【元の映像クリップの色彩補正】

「露光量」を下げて暗くする。

「ハイライト」は上げて建物の明るさを出す。

「シャドウ」の数値は下げる。中間の暗さを調整する。

「黒レベル」も下げる。

「白レベル」は上げる。

最後にもう一度「露光量」を調節する。

画像6

<カーブのパネルを開く>

RGBカーブの赤い〇を押す。

画像7

赤を下げる。→映像の中の赤が少なくなる。

画像8

緑も下げる。

画像9

青の印象が強い映像になる、

Lumetriカラーに戻って、色温度を下げて、色かぶり補正を上げて仕上げる。

画像10

【照明のアニメーションを加える】

1、月明りを作る

「ビデオエフェクト」→「色調補正」→「照明効果」を映像クリップに適用する。

画像11

エフェクトコントロールの「照明効果」のなかの「ライト1」を開く。

ライトの種類は「スポットライト」に。

ライトの色を暗い青に設定する。→月明り効果に。

画像12

エフェクトコントロールの「照明効果」を押して、空の方に移動させる。楕円の形はドラック&ドロップで調整できる。

画像13

明るすぎる場合は「照度」の数値で調整する。

2、窓に当たる光を作る

エフェクトコントロールの「ライト2」を使う。

ライトの種類を「全指向性」にする。色はオレンジ。

画像14

「主半径」を下げて、窓の位置に持ってくる。

「照度」は上げておく。今回は75くらい。

画像15

窓の色を補正する。ビデオクリップを複製して一つ目の映像クリップの上に乗せる。調整レイヤーはその上に配置する。

画像16

複製したクリップを選択して、不透明度のペンツールで窓をマスクする。

「マスクの境界のぼかし」を大きくしておく。

画像17

Lumetriカラーパネルの基本補正から、色温度を大きく、彩度を小さくすると自然な色に変わる。

画像18

【窓がチカチカ点灯するアニメーションをつける】

V2のマスクをかけたクリップには、不透明度を0から100のキーフレームを打つ。

V1のクリップには、照度を0から75のキーフレームを打つ。

好きなようにカスタムする。

【レンダリングの豆知識】

エンターを押すとレンダリングが始まるが、部分的にレンダリングをかける方法がある。こうすることでレンダリングにかかる時間を短縮できる。

Alt+[ & Alt+]

でワークスペースを指定すると、この部分だけレンダリングされる。時間も短くて済む。

以上!

いいなと思ったら応援しよう!