心に空いた穴 君でしか埋まらない ~340日間の空白を埋める笑顔~
2022年の5月29日、群青の世界の横田ふみかという一人のアイドルがステージを降りた。このときは彼女の性格からしてステージに戻ってくることはないんじゃないかと思って送り出した。とてもいい卒業ライブだった。
自分で書いといてなんだがこのライブレポ見るとその時の感情まで思い出される。めっちゃいいライブだった。
そこから約一年経とうとしている頃に予想外の嬉しいお知らせが出た。
横田ふみかが新体制の群青の世界のメンバーとして復帰するということだった。地下アイドル界、一旦卒業したメンバーが出戻りで同じグループへ再加入するなんて滅多にないことであり「まさか?」って感情と「やったー!」という喜びがぶつかり合ったが喜びが圧倒的にデカかった。
空白の340日
ちなみに僕はいわゆるDDなので推しメンはたくさん居るし好きなグループも沢山ある。2022年は長年好きだったグループが活動終了したり、横田ふみか以外にも推しメンが卒業したりと色々心をえぐられることもたくさんあったのだが中でも一番心に深い穴を空けたのが横田ふみか卒業だったのである。
めちゃくちゃ引きずってる。ちなみに一番やばかったであろうときはツイートに残していたので見て欲しい。めちゃくちゃ気持ち悪いから。
TIFの三日目スカイステージの群青の世界を見たときのツイートである。普段振りコピとかしててもそんなに細かい推しメンの振付とか覚えてないタイプのオタクなのに横田ふみかパート(踊り)に関してめちゃくちゃ記憶に刷り込まれて、群青の世界のライブ見たら居なくなった推しメンが思い出されるトラウマ状態である。
卒後ライブからこの日よりも前に何度か対バンに居た群青の世界のライブを見てたのだがここまで病み散らかすことはなかった。そしてこのタイミングで、群青の世界に通い続けてるオタクの友達からは「最近ふみかが物販のお姉さんやってたりライブを後ろで見てたりしますよ」なんて情報をこの頃もらったんですが、この日を境に病み散らかすことを回避するために近付かないようになった。そもそも物販のお姉さんで居たとしてもチェキ券買うわけでもないのにどうしろって話だよ…って感じで。
そこから季節は変わりクリスマスにまた傷の深さを感じることになる。
皆さんALT機能ってご存知ですよね?写真の説明用に文章を載せるやつ。ここで軽くその日のライブの感想とか書いてることがあるんですがとりあえず見て欲しい。
通称ドマレコことドラマティックレコードは群青の世界と同じ事務所で楽曲制作陣が同じだったりもする。詳細は知らないが振付の人も同じだったりするのか初見でめちゃくちゃ群青の世界を感じたのだ。数ヶ月群青の世界との距離を置いた結果、ジェネリック群青の世界を感じてまた病んでいる。ほんとよくない。
そこから流れが変わったのが年を越して2月だった。
この日、遂にトラウマが解かれたのである。
何があったかはこの日僕が友人に送ったLINEを見てもらうのが早い。
ほぼ半年ぶりにちゃんと群青の世界のライブ見たのだが、会場がduoということで出番終わったアイドルとかがよく2階席で見てるので見上げてみたらそこにいるじゃないか推し物販のお姉さんが!ライブ半分、見守るお姉さん半分といった感じで推しメンが居ないステージとステージの外に推し物販お姉さんが実在するという現実をようやく受け入れられたのだった。
その後終演後物販の終盤に物販卓に居た推し物販のお姉さんと少したわいない会話をした。「また会えたなら何から話そう」Questの歌詞にもあるシーンが現実になってしまった。「久しぶり」「元気してる?」みたいな言葉しか出てこなかったがこの日にようやく「光る未来」が見えた気がした。一人暗闇のQuestを終えたのだ。
そこからようやく普通の気持ちで群青の世界のライブを見れるようになり、他のグループお目当てで行った対バンでタイミング合えば見たりもするようになった。
とはいえ、横田ふみかさんのステージ帰還を夢見る気持ちはずっとあった。
他にもエイプリルフール恒例の紅蓮の世界として1日限定で帰ってくるとか無いかな?なんて話をしていたのだか結果的にエイプリルフール一日限定じゃなくて新体制の群青の世界に帰ってくることが発表されたのだ。
そりゃもう新体制のライブ行くっきゃないよね。とりあえず手売り回行ってチケット手に入れてきた。
はい、マルスことアイワナビーです。
(※さっきから度々LINEしてる相手でもあるあっっっきーという群青の世界のオタクの推し曲がアイ・ワナ・ビーなのがメンバーにも周知の事実であるためこの会話が発生した。アイワナビーもいい曲ですよね。)
そんなわけで気付けばお披露目ライブの日になっていた。もう会うことは無いのかもしれないと思いながら「またね」と別れてから340日目だ。
やはり笑顔が1番の魅力
前物販で意気揚々とチェキ券を購入し開演を待った。会場はO-west、僕はこの会場ならどこに居ても推しメンが見つけてくれる相性の良い会場である。また、奇しくも昨年横田ふみか卒業発表後の最初のライブである0のポラリスの会場でもある。まさかこの会場で再出発を見守ることになるとは。
何故だか僕と横田ふみかの転機はGWに訪れる。はじめて話したのもその1年前2021年のGWだった。はじめて話した1年後に卒業が発表され、その一年後に戻って来るなんて。来年のGWは落ち着いてられないかもしれない。
ちなみに2022年04月30日は卒業発表後の初ライブってことに加えてもうひとつ事件があった。あれほど頑なに封印されていた楽曲、群青魂の封印が解かれた日でもある。
その後何度か披露されるようになったのだが解禁された日に居合わせられたのは運命感じた。いや、別に群青魂の為に通ってたわけじゃないですけどね。
このnoteにも書いてるけど、アイドル横田ふみかの魅力を語る上で外せないのが「笑顔」なんですよ。もちろんパフォーマンスにおけるダンスのレベルの高さなんかも魅力だし好きなとこなんですが。
※余談ですが横田ふみかのダンスというと、BLUE OVERのソロダンスパートや未来シルエットの落ちサビのとき中央にて左右のメンバーを引き寄せる様な振りがめちゃくちゃ好きで、横田ふみか不在の群青の世界のライブ見たときに「これじやねぇ!」ってなった原因でもある。
正味1時間くらいの時間が笑顔と彼女の動きを追っていたら一瞬で終わってしまった。別に他のメンバーがダメなわけではないのに横田ふみかの動きに目が引き寄せられてしまう。そして目で追いかけ続けていると待っているのが魅力的な笑顔なのだ。そんな魅力の波状攻撃により僕は沼に落ち、沼の主が不在となった後も沼の闇の中に囚われていた。
しかし彼女は帰ってきた。闇は終わり光が刺した。めちゃくちゃ明るい笑顔で照らしてくれた。
ふみかちゃんおかえりなさい。これから楽しい思い出また増やしていこうね。
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