アイ・ワナ・ビーを愛した男とアイ・ワナ・ビーに愛された男
先日僕の好きなグループのひとつであった群青の世界が終了した。現体制終了という名目ではあるがメンバー全員居なくなるなら解散と同義ある。
そんな群青の世界と僕のことを語る際に外せないオタクが1人居る。そのオタクはとにかく群青の世界の「アイ・ワナ・ビー」という楽曲が好きで「アイ・ワナ・ビー」をライブで回収する為に通っていたと言っても過言では無い程であった。
どのくらい「アイ・ワナ・ビー」を愛してたかと言うと、各イベントのセトリや箱対バン相手等をリスト化して分析し、「アイ・ワナ・ビー」が聞けそうなイベントを狙って回収してると言った具合だった。
そんなオタクと僕はかれこれ5年近くのオタク仲間で、互いに群青の世界と出会う前に仲良くなっていた。
僕が2019年末頃に対バンで群青の世界の存在を知って楽曲提供がいいなと気にし始めた後、約1年後の2020年末くらいに気づいたらそのオタクは青セカにハマっていた。
その後、僕も対バンとかで見れたら見るくらいのゆるーい青セカファンだったのだがあまりにもそのオタクに「青セカ行きましょうよ」と誘われ続けた結果、遂に2021年のGWに青セカの単独公演へ行き特典会へ行くことになる。
ちなみに、あまりに誘われ続けてる間にとりあえず全員Twitterフォローするか、MVとか見てみるか、公式youtubeの緩いバラエティでも見てみるかとジワジワと青セカついて勉強するようになっていた。
正直、このバラエティ見て推しが見つかったとかそういうことは無くて結果的にはライブ見てて1番刺さった子が推しメンとなった。(↑に貼ったのは推しメン卒業SP)
1度行き出すとなんやかんやタイミングにもよるがそこそこ通ったりして、気が付けばワンマンとかしっかり行くオタクになってた。
その後2022年5月に推しメンが卒業することになり僕の群青の世界としてのオタクライフは終わった…と思っていた。
推しメン卒業後も楽曲好きだしライブ見れたら見るかと数回対バンで見れる機会があった時に見たのだが、全ての楽曲に推しメンの面影が見えて見るのが辛くなり距離を置くようになった。気付けば例のオタクと会う度に「推しメンに会いたい」「推しメンの居る青セカ見たい」と言っていたときもあった。
その後、卒業後スタッフとして青セカ運営側に居た推しメンと再会したりしたこともあったがライブを見るとやはり足りないpuzzleのピース。
そしたら卒業から約1年後まさかの出来事が。なんと推しメンが青セカに帰ってきた。
新体制で新メンバー入りますの告知があった時にも「推しメン帰ってこないかな?(半分冗談半分本気)」みたいな話をしてたりした。いや、マジで帰ってきたときは1人で家でガッツポーズ決めて叫んでたしLINEしたりもした。
気が付けばこのLINEの文面の通り青セカのオタクな感じになってた。
そっからまたちょこちょこ一緒に通ってたりもしたんだけど、こちらは推しメン帰ってきてモチベmax、一方のオタクは手羽センの三好佑季さんのオタクになってたのでそこそこのモチベ。気付けばこちらの方が群青の世界熱が高くなっていた。
基本的に現場へオタクの知り合いが居るかどうかとかあんまり気にせず行くタイプのオタクなので全然1人で行ってたんですがね。
そして、現体制終了のお知らせが出た後もその差が如実に出てた。こちらは1度居なくなった推しメンが帰ってきたのに1年経たずまた居なくなるという状況なので全力だった。あちらは3年くらい見てきてマンネリもあったのか三好佑季が好きすぎたのかそこそこの感じ。
その結果なのか、僕は現体制(2023/05〜2023/12)アイ・ワナ・ビーを僕は全回収することとなる。念の為言っておくがアイ・ワナ・ビーは好き楽曲だがアイ・ワナ・ビーの為に行ってた訳では無い。他方、そのオタクはやりそうな現場だってわかってたのに逃してることが何度かあった。
なんだかんだラストアイ・ワナ・ビーやった村崎ゆうな生誕やラストライブ一緒に見たりしてたので仲良いな。
ちなみにそんなオタク居ない日にアイ・ワナ・ビーを回収した日の恒例行事は村崎ゆうなさんのとこへオタクの代わりにアイ・ワナ・ビー回収したのでお気持ち伝えさせていただきますの会()
ラストライブ後の特典会においても、ラストライブでアイ・ワナ・ビーやってないのにアイ・ワナ・ビーの話をして終わる。
アイ・ワナ・ビーを愛する男に誘われて群青の世界のオタクになった男はアイ・ワナ・ビーに愛される男として群青の世界を終えたのであった。
大好きな推しメンと出会えたので群青の世界に誘ってくれて本当にありがとう、現・手羽セン三好佑季さんのオタク()。
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