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自称硬派なガノタから萌えアニメも見るアニオタになる様なもの~アイドルオーラ力に撃ち落とされる遊び~
オタクというのは同族に対して何かと「俺は違う」「こいつらとは一緒じゃない」と言いがちである。
オタクと一括りに言っても、大きなジャンルの中に小ジャンルが沢山ひしめくので、大きな括りでは同じオタクであってもそれぞれの目線の先は違ったりする。
アニオタと言っても、ガンダムを筆頭とするロボットアニメ以外はほとんど見ないという人も居るだろうし、異世界ファンタジーが好きという人も居るだろうし、美少女キャラが沢山出ているいわゆる萌えアニメが好きな人もいる。
何故か美少女アニメは軟派でロボットアニメは硬派みたいなイメージもある。(まあ質感の違い的には炭素生命体と金属の塊という点で硬さは確かに違うんですが。)
20年前に思春期の僕も硬派気取ってロボットアニメのオタクです!みたい顔して歩いてた。20年ちょっと前ロボットアニメって新世紀エヴァンゲリオン(TV放送)とか機動戦艦ナデシコとかMAZE爆熱時空とか。ゲームで言うとサクラ大戦とかの時代。全然硬派ちゃうやんけ。エヴァは流石に知ってるだろうからそれ以外を簡単に紹介する。
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(SFの設定とかも面白くロボットアニメとしても楽しいのだが、ギャルゲの様に主人公がモテモテ?かつロボットアニメなのに女の子キャラが多い)
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(あかほりさとる先生のラノベ原作異世界ロボットファンタジー。OPが聖飢魔IIだったりと硬派な雰囲気も一瞬垣間見えるが、キャラクタ設定がアレで、思春期に見たら性癖歪みまくる。まだ深夜アニメというものがほとんど存在してない当時奈良テレビで深夜に放送してて出会ってしまった。これは夕方には流せないタイプのアニメです。)
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(ロボットのシミュレーションRPGパートとギャルゲー的にヒロインを攻略していく恋愛シミュレーションパートで構成されるSEGAの名作ゲーム。今思えば2.5次元ミュージカルの先駆けだったり後世に与えた影響を受けデカすぎる。)
どう見ても硬派ではない。結局のところロボットアニメというジャンルを影に美少女アニメしっかり見てる人である。
まあ、それに気づいてからから食わず嫌いはやめようと色んなアニメ見出して立派なアニオタに育成されていくことになる。
そんなこんなで(←声優茅原実里の口ぐせ)、ジャンルなんてのは簡単に区切れるものでは無いって事なんですが、最近同じようなことがドルオタ活動でも起きてきている。
僕のドルオタ生活のスタートラインは声優アイドルユニットだったが、その後は元々の好みだったサウンドがロックテイストなカッコイイ曲だったのでそういうロックなアイドルのオタクだった。キラキラしたアイドルではなくあえてそっちが好きなんですよ!ってロボットオタクの様な硬派っぷりを少し出していた。
そこからしばらくして、楽曲派オタクの皮をかぶり始めた。アニオタで言うところのクリエイター推しみたいな。シナリオが虚淵玄、岡田麿里だから。アニメ制作会社がP.A.WORKSやufotableだから。でアニメ見るやつ。ちょっと通ぶった斜構オタクである。
実際いいアニメは多いんだけど、やっぱり斜構なんで他の作品バカにしがちなオタクになりやすい。通ぶりたいから。
そっから一周回って辿り着いたのが王道可愛いアイドルのオタクである。
この1年で特に楽しんでるのが#ババババンビとかである。
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ババババンビさん初見。
— マルス・マイケル(まーくん)(バルス)(どっぽち)(マイマイ)・16.10.14.27.22.3 (@j_matuba) November 1, 2020
岸みゆさん可愛いかった。動きが超アイドルでした。
検索して過去のツイート見たら、初見からアイドルオーラに打たれてて草。
岸みゆが可愛いのはともかく、#ババババンビは初見のときよりも何回か見ていくうちに曲とか振りコピの楽しさにハマっていったところはあるがしっかり王道アイドルパフォーマンスなので斜構のままだとハマってなかった可能性がある。
前情報がゼロイチファミリアってグラビアアイドルの事務所って感じだったので歌って踊るパフォーマンスなんて出来んの?ってなめてたがしっかりレッスンされて仕上げられたライブアイドルだった。
キャラデザだけかと思ったらクリエイター陣も素晴らしい名作アニメに出会った様なものだ。
名作と言えば最近あらためて見て名作!って気付いてしまったのが白キャンこと真っ白なキャンバスである。
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白キャンについてはこのnoteで語ってるのだが、パフォーマンスや楽曲はしっかり王道、小野寺梓はギャルゲーのパッケージに居る正統派ヒロインの様なアイドルなのだ。
正統派の良さに気付くまでに初見から3年くらいかかってるのは笑えるが、良いものはいいと気付けてなにより。
地下アイドルって小規模で雑多な中で生き抜いて行くには王道より邪道と言われるスタイルの方が人の目に止まりやすいかもしれない。
そんな世界で王道と言えるもので人々を魅了できるのはほんのひと握りだと思う。
白キャンは最初から王道で売れてきたと言うよりは積み上げてきた道が結果王道となっているように感じる。
だから今のタイミングで白キャンにハマっているような気もする。
なんとなく流し見していたアニメに4期目くらいで急にハマってしまったみたいな感覚である。
ちなみに、そんな風に思わされたのはもう1人の出会いがある。
わたしの一番かわいいところMV公開
— FRUITS ZIPPER【Official】 (@FRUITS_ZIPPER) June 22, 2022
本来、MVを制作する
予定はありませんでした。
しかし、このような反響と
多くのリクエストの声により制作決定。
皆さんのお陰で作る事になったMV。
FRUITS ZIPPERの掲げる
「NEW KAWAII」を見つけて下さい。
▼MVhttps://t.co/3j0NjjLp4H#ふるっぱー pic.twitter.com/XWk4JRcqIw
FRUITS ZIPPERの桜井優衣ちゃんである。
今Tiktokを皮切りにバズって人気上昇中の楽曲"わたしの一番かわいいところ"でお馴染みのFRUITS ZIPPERさん。そのライブをはじめて見たのが今月2022年7月初頭なのだが、久々にアイドルオーラ斬りで撃ち落とされた。
FRUITS ZIPPERはじめてライブ見て、「あの子可愛い!誰?」って近くに居た知り合いに思わず聞いてしまった櫻井優衣ちゃん。
— マルス・マイケル(まーくん)(バルス)(どっぽち)(マイマイ)・16.10.14.27.22.3 (@j_matuba) July 3, 2022
またライブ見に行くね! pic.twitter.com/PgbGo0WFg5
岸みゆを初めて見た時と同じようなリアクション。可愛い以外の言葉を失ってます()
カッコつけたり斜構にならず、アイドルオーラに飲み込まれてオタクしてるときが1番楽しいかもしれないと思い始めた。ババババンビのコンセプトじゃないが頭空っぽの馬鹿になって騒げる。
ちなみにアイドルオーラって、「顔が可愛い」とか「歌声が可愛い」とか「ダンスが可愛い」とか色んなところから出ており、ライブ中についつい目で追ってしまうオーラを勝手にそう呼んでいる。
地下アイドルってSNSで可愛いと思っても、ライブで見てそこまでテンションが上がらないこともある。曲やパフォーマンスなど色んなものが噛み合わない等理由はそれぞれ。
逆に曲はあんまり好きじゃないけどライブだと見てあの子を目で追ってしまうなんてこともある。そんな子はアイドルオーラ力が高いなと勝手に思ってる。是非ともハイパーアイドルオーラ斬りでオタクを撃ち落としていって欲しい。
(※アイドルオーラ力は決してバイストン・ウェルのオーラバトラーを操作する聖戦士の能力とは関係ありません。多分。)
![](https://assets.st-note.com/img/1658137218596-4jcj42JaDV.png)
ってな感じでみんな変な線を引かないで楽しみたいところである。1回線を引いても手のひら返せばいいんですよ。
手のひらは返すためにある。
— マルス・マイケル(まーくん)(バルス)(どっぽち)(マイマイ)・16.10.14.27.22.3 (@j_matuba) July 13, 2022
最近の僕です。
昔小馬鹿にしてたようなものが実は良かったりすると気付いたとき、素直になった方がいい。