見出し画像

自然な表現を考察してみた。〜Really?に焦点をあてて〜

こんばんは。
金融トーシロ教師のミスターパインツリーが英語について語らないって言ってたくせに語っちゃうコーナーです。

「イギリス英語」について書いてほしいとリクエストいただいたんですが、まぁ、書けないよねー。なんせ書くほど知識が無い。

しかも、秋頃、イギリス人相手に、がんばってイギリスアクセントを真似しながらしゃべったつもりだったんですが、相手に「Have you been in the US?」って聞かれましたからね。

ダッチングしてたら、強烈なアッパーをくらわされたような感じだ。まさに撃沈。ゥェ―――。゚(PД`q)゚゚。―――ン!!!

代わりにこれを書こうと思う。
まず、下のちょっとしたダイアログを見てほしい。

A: I saw your brother at the station yesterday.
B: Really?

特に何の変哲もない英語のダイアログ!


だと思うでしょ?

もちろん「文法上」のミスは何も無いし、教科書や問題集に出てきそうな例文のように見える。

でも、僕、これは「自然ではない」と思っています。

really?は、特にインテロゲイティブの場合、我々が想像する以上の強さを秘めた「本当に?」の意味合いを持っています。

rrreeeeaaaaallllllllllyyyyyyy?????????????????????
みたいな感じだ。

Aの「昨日君の弟に駅であったよ」が、もし「昨日、30年間行方不明になっていた君の弟に駅で会ったよ!」ぐらいのニュアンスだったら、そりゃ相手がreally?でも雰囲気のバランスを壊すことはない。

本当にフツーの「昨日、君の弟に駅で会ったよ」なら、Bのポジションでは、really?を使わない。

じゃあどうするの?という話だが、
下のyoutubeを見てほしい。5:13~ & 5:31~

5:13~
Dad: "~~~ I'm wearing ladies perfume today."
Chiaki: "Do you?"

5:31~
Chiaki "mom, I've got a present."
Mom  "Have you?"

chiakiちゃんのyoutube

これである。
1つ目のダイアログは、正しくはAre you?だが、両ダイアログ共に、Really?とは言っていない。

逆に言えば、動詞に対応させてdo you? Did you? Are you?などと返すのがいわゆる“自然”な返答だということがわかる。

しかし、案外これは学校で扱う教材には無い。
また、英語教師も妙に高いテンションを要求されることもあり、生徒にも通じる簡単な英語であるがために、「Really?」などと言いがちである。

何なら僕も思いっきり言う。
ついでに、僕は生徒に疎ましがられ、嫌われており、基本無視されるので、「Really? Mushi? Oh my gooosh!」などと言って余計に嫌われる。

*もちろん時と場合によってはでreally?などと言ってもおかしくはない場合もある。15:02~

Really?  Really?  Me?

けびん

このようなしらじらしい感じのreally?は、クミンが効いたカレーのようにスパイシーで、カレーとか言いながらもちょっとウェスタンな気質さえ垣間見える。

話は戻るが、
Do you?をナチュラルに使えると、「できる人」に見えるので、ぜひ会話の引き出しに入れておいてほしい。

偉そうなことを書いたんですが、ぜーんぶ独り言と思って無視してください。

Really?  Mushi?  

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?