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【#6】金融トーシロの教師が投資を始めたところ・・・ NISAについて

ついにその6です。ミスターパインツリーがつづる金融商品に手を出すという行為、ついに第6回目です。

今回は、積み立て兄さんを積み立てNISAだと理解はしたものの、投資への怪しさを隠し切れない僕が、物価高(その1)の影響をモロに受けて、ついに銀行に出向いた話。

金融知識がストロングゼロの僕が、ついに投資に繰り出すまでを語らせてください。ええ、ロング缶を用意して、お楽しみいただければ Sun will shine…

1.そうだ 銀行、行こう!

最近は銀行って、パっと行ってパッと帰るってできないんですね。「ネット予約」でもって対応させてもらう!みたいな予約優先システム。

予約枠はそれなりにあるっぽいけど、積み立て兄さんこと、積み立てNISA関係の予約をしようとすると、空席枠がぐっと少なくなる。

日程をやりくりして予約完了。


これを読んで、予習をする。
というか、この1冊で案外仕組みの大枠は理解できてしまったかもしれない。むしろ銀行に行く必要もなくなってきたかもしれない。ちょっと勉強しておくってところが微かにいじらしい。

不安と傲慢のせめぎあいで、不安の見事勝利。
住んでいるところからかけ離れた「大阪」の「堺」の中心地「堺東」に足を運んだのでした。堺東って幼少期を過ごした土地なんですが、まさに帰巣本能かなと思ったよね。

で、堺東の駅前には金融機関が密集している。
U○J、野○証券、住○信託、少し離れて、S○BC。
大阪○用金庫もあったかな。

お世話になる予定はないが、
レ○ク、ア○ム、ア○フルなどのいわゆる“ソッチ系”も充実のラインナップ。

もはや堺のウォール街って呼ばれてる。

Wall Street @ New York
堺のウォール街こと堺東駅前

2.U○J銀行で話を聞いた。

なんだかチェックインするなり、2階の大口顧客専用みたいなところに案内されたんですね。まさに億万長者のデイトレーダーとか、大地主とかが資産管理を相談していそうな座席。

いや、どちらかというと、わたくし、小心者の小口顧客ですが・・・
大丈夫ですかね。

そんな心配をよそにお姉さん登場。

NISAを兄さんと勘違いするぐらいの低レベルなんですが、僕でもわかるようにご説明をお願いします。」
「いや、あ、もう、そんな、、、とんでもございません。ミスターパインツリー様、わたくしにお任せください!

好きになってしまいそうでした。頼もしすぎて。

こうなったらたくさん教えてもらいたいものです。
何ならこの年になったら大人っぽい方の「おしえて」さえ言える。言えるだけでもちろん言いませんが。TPOはわきまえています。

3.NISAについてわかった事メモ(2023年2月現在)

とにかく、頼もしいお姉さんに聞いたNISAについて初心者の僕でもわかったことを列挙しますと、、、

①ネーミング
そもそもNISAとは、イギリスのIndividual Saving Accountをまねて作った国の制度らしく、国民が少額でも投資しやすいように整備されたもの。

Nは、まさかのNippon。
つまり、NISAは、Nippon Individual Saving Accountの頭文字をとったアブリビエーションなのです。兄さんの要素も日産の要素も一切なし。

ほほう。

②国民の資産管理の意識を預金から投資にシフトさせる意図
日本人は比較的貯金をする傾向がむちゃくちゃ強いと思います。お年玉をもらおうものなら、そっこー貯金しときなさいと言われる。

それが銀行の利息が抜群によかった時代の最善策だったかもしれない。でも、聞いて!僕のこないだもらった利息。

6円!

まさかの1桁。
そこは10円とかで持ちこたえたかったが、まさかの1桁。
うまい棒も買えない。

そうなんです。
もはや銀行の利息では資産は増えないんですね。

アメリカと日本の資産管理を図にすると以下のようになるらしい。

El BOADEより拝借!

日本は利息がほぼない銀行で資産管理。資産は元本が増えていくばかり。それに対して、アメリカは、株式投資・投資信託で資産を増やしていく傾向がとても強く、80年代生まれの資産がここ20年で、3倍になったとか。

国としても、これでは日本人の資産が増やせない!と危機感をつのらせNISA創設という運びになったそうです。

③制度のメリット?
運用益が非課税になるということ。
普通の投資信託の利益にしても、銀行預金の利息にしても、20.315%課税されることになるらしいんよね。いや、税金よ、高すぎ! とりすぎ!

それが、NISAの制度下では非課税となる。

なので、普通の投資信託だと、元本100万として、運用益が20万円とすると、その運用益の20万円の中から20.315%分が引かれて、手取りとして残る。
でも、NISAならば、運用益20万がそのままガッポリ自分の元に入ってくるという粋な計らい。

④NISAには2種類ある。
【(A) 一般NISA 】(いわゆる一括)
・非課税期間は5年間
・年間投資は120万円まで。
・生涯投資枠は600万円まで。
・投資対象は上場株式、投資信託、REIT、ETF
・実は積み立てでも可。

【(B)積み立てNISA】 (←これ)
・非課税期間は20年間
・年間投資は40万円まで。(1月あたり最大33,333円)
・生涯投資枠は800万円まで。
・投資対象は国が定めた投資信託、ETF

【(C)注意点】
(A)と(B)は併用不可。
売却分の再利用も不可。

⑤制度のデメリット。
元本割れを起こしたときにそれはデメリット
となる。それだけだ。なので20年という長い歳月をかけて蓄えていくしかないのだ。時間を味方につけてデメリットをメリットかえていけ!とのこと。

4.口座を開く。

そう。元本割れを気にしていてはそれはもう資産は増えない。月1万円ぐらい利益がでるまで頑張りたい。脱毛費用を回収したい。物価高に負けたくない!職場の給料はあがらない!!

U○J銀行訪問後、複数の銀行をハシゴしました。
堺東は堺有数の飲み屋街であり、センベロでも余裕。
しかし、僕はギンヘロ。銀行をまわりすぎてヘロヘロになった。

帰宅後、お姉さんにもらったパンフレットを見ながら、普通口座と投資信託口座を開設しました。

楽天証券のほうが手数料は低いのはわかっているが、なんせこちとらトーシロ中のトーシロ。いざというときの対面で説明してもらいたいのだ。全部ネットで済ます!というのはいまひとつ全幅の信頼をおけない。だろ?初心者のみんな!

20年間の手数料の差はこんなに!みたいな煽りがインスタなどで繰り広げられているが、僕は安心をとりたい。なので、銀行でのNISA口座にかかわる手数料は安心料ということだ。

NISA口座開設までには時間がかかるらしい。
しかし、その間にも銘柄は選べるとのことで、次回は銘柄選びなども語らせていただければと思います。

もうこのサイトで利回りを見てウハウハしまくり。
こんな違うんだぁ~と感嘆のため息をもらす・・

(例)eMAXIS 先進国株式インデックスという銘柄を運用した場合

こううまくいくとはとても思えませんが、
多少なりとも蓄えができたらいいなぁと思っています。

5.最後の失態。


もうバレてると思うが、U○J銀行は、いわゆるユーエフジェイだ。
UFJ銀行で滞在しているとき、僕、ずっとUSJって言ってたよね。間違いなく。

お姉さん・・・ My Bad


fin…


Again, thank you so much for taking time to read my story.  I hope I can soften your stress on asset management.

<追伸>
ここに記載したのは現行NISAで、2023年末で終了予定。よりバージョンアップした新NISAが2024年からスタートします。でも、新制度を待たずに今すぐ始めた方がいいような気もします。

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