【#N2】大阪観光やら言語能力のリハビリやら
こんにちは、学校に勤務しながら、金融関係において知識が永遠の0のミスターパインツリーです。ちゃっかり米国株なんかにも手ぇ出してますけど、大暴落中につき損しかしてません。利益がまさかのゼロ戦。おい、適度に頑張れ、米国!
さて、わたくし、こう見えても大阪在住でしてね。
むしろ、大阪生まれの大阪育ち。悪そうなやつは大体トモダチ…じゃないわい!といきたいところなんですが、そんなチョケる余裕もなくなる展開がここ一か月続いてたんですね。
先日イギリスからお客様が団体でお見えになったわけなんですよね。そして、まさかの大阪観光。まさかの引率。どんどん決まりゆく企画・計画。雲行きが怪しい・・・ え、僕がやるの?みたいな。
1.9月から始まっていたこの企画
さかのぼる事数か月。9月上旬。
いきなりイギリス人学生の受け入れを求められた。
え?、、、いや、、、あ、、、、え?
困惑する僕たちに、先方はどんどんプッシュしてくる。
とりあえずまずは保留へ持ち込んだ。ドロー!みたいな。
というか、自然消滅を狙った長期保留。
調和を重んじるニッポンの得意技:TA-TE-MA-E
ところが、コロっと簡単に粘り負け。いや、粘られ負け。
3日間の受け入れを表明することに。
嘘でしょ?と。
さらに向こうペースで事がすすみ、5日間の受け入れを表明せざるをえなくなった。
・・・・。
2.揉めかける
いやね、正直受け入れには消極的でした。はい。
めんどくさいという事は断じてないが、受け入れ経験が乏しい為、何やっていいかわからない・・・みたいな。
しかし、ずるずると時がすすみ2月下旬。
先方とのミーティングを迎えた。
詳細は書けないが、
とんでもない条件や提案を次々と突き付けてくる先方。
もう衝撃的であった。あぁ、これがウェスタンなのね。
久しぶりに外国人相手にキレかけたわけです。
アメリカに滞在していた時にアジア人を小ばかにしたウェイトレスにキレちらかしたときのあの時の感情がよみがえってきました。
今回も、スムーズに反駁したいものの、僕、英語しゃべれなかったんですね。あれ?IELTS8.0とかだよね?speakingだけで見たら8.5とかだよね?
数か月英語で話す機会がなかったんで、言語中枢の機能を疑うほど言語能力が劣化していました。それにも衝撃を隠せません。
つたないながらも、もうなりふりかまわず断りましたよね。
「いやいや、できませんよ」的な感じではなく、「残念ながら、できません」とハッキリ。
険悪な感じぃ~。
グッバーイみたいに終わったが、後味の悪さを残したオンラインミーティングだった。
え、ミーティングってこんなもん?
3.来日
いや、あれ?
すっごく普通の学生さんたちがやってきた。
いや、普通どころか、めっちゃいい生徒たち!!
安心のレベルが急上昇。
聞こえてくる英語も生粋のRPですよ。ワーオ!!
4.大阪観光
でね、大阪観光に出かけたよね。
もうチンチン電車とか小銭を用意しなくちゃ!とか思い、千円札で水を何本も買っておつりで小銭を用意したら、「suicaを持ってる」ということが判明。Ah~ Yeees
通天閣では、スライダーという地上22メートルの高さから滑り降りる新しいアトラクションができていた。
ミノムシみたいな寝袋にくるまって滑降する新企画だ。
イギリス人学生、ガンガントライするよね。
ぎゃああああああああああああああああっ!!!!
もう、待ってましたといわんばかりの絶叫をあげながら、滑降してくるものだから、着地点のところにいたほかの人たちも「え、なに?なに?」とざわついていた。
そして、ランチは串カツ。
まさかの串カツ屋さんも一気に16名で来るとは思ってもなかったであろう。
で、いつしか、僕、添乗員兼通訳になってたよね。
店の人から「何名様ですかね?」とか聞かれるし、「あと15分ほど待っていただきますって言ってもらっていいですか」とか通訳も頼まれる。「旅行会社の方ですよね?」とか言われる。
え、旅行会社?
え、この僕が添乗員?
そういえば、昔、ギリギリ学生の時代、就職活動の焼け野原で逃げまどっていた時、ほんの一瞬添乗員を目指したいという夢があって、総合旅行業務取扱管理者の資格まで取ったなぁ。
意外な形でいきなり夢がかなった日であった。
あぁ、Lovely!!
いやいやいやいや、教員や、教員!!
恍惚とした表情うかべんなよ。
さっさと我に返れよ、ジブン!!
アイアム学校教育職員!!のっと添乗員。
で、梅田に移動。
もちろん目指すのは夜景観光で有名な梅田スカイビル。
平日にも関わらず意外と人通りが多くて、多分学生の春休みとかぶってるからやと思うけど、何回かスーツケースで足の甲を轢かれた。
あと、ハッキリ言って、みんな疲れてたよね。
もうチンタラチンタラ歩いちゃうから、うっすら迷子になりがち。
なので、学校名を書いたボードを事前に作ってきた。
それを右手に、そして高く掲げた。
あぁ、添乗員っぽい…
目立つようにと、ボードの周りにパーティーの時に壁につけるフサフサを装着。
添乗員気分に酔いしれつつも、なんだかパツパツのスーツを着てたので右手が高くあげれず、なんだかジュリ扇を持ったバブル時代の女のようなポーズになった。hoo~
というか、結構歩いたよね。通天閣から梅田までの間にもいろいろ企画があった。そして、今は、列の先頭には謎のジュリ扇添乗員。そっと目をそむけたくなる気持ちがわからんでもない。
あと、何なら、新今宮から難波( 電車で1駅 / 地下鉄で2駅 )まで、「歩く」か「地下鉄」かどっちで行く?について、イギリス人学生ちょっと揉めてたからね。
A: Walk Walk!!
B: Noooooooooooooo Metroooooooooooooooooo
みたいな。
スカイビルに着いた今、iPhoneの万歩計見たら、21400歩って書いてたからね。スゲー。malaysiaに行った時の20500歩を余裕で超えてるし
あと、つけまつげを針葉樹林みたいにつけてる子なんか、疲れと空腹でちょっとキレ気味だったからね。
しかし、ですよ。
そんな散り散りになった彼らの心にエナジーを取り戻させたのは、大阪の夜景。
むっちゃ美しいの、人々の残業のおかげで・・・
東京に引けを取らない大阪の摩天楼。
もう夜景から離れられない。
でも、無理やりひっぺがして1Fへ移動。
もう大満足のうちに、この日のプログラムを終えることができました。そして、ミスターパインツリーの添乗員生活も幕を閉じたのでした。
気が付くと、いつの間にか英語運用能力が回復しつつあった事に気づいた。まだまだ100%ではないが、50%程度までは回復しているではないか。もう今日は自分の言語リハビリの意味もあったように思った。
うん。たまにはこういう荒療治も必要なんだなと。。。そう思いながら寝たいと思います。Have a good night!!
fin
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