僕が同性パートナーと結婚式を挙げるまでの経過(⑬新型コロナウイルスの影響)
これまでの経過記事
① ゼクシィ相談カウンター ② Bridal Plus
③ 会場選び ④ 指輪づくり
⑤ YouTube ⑥ 家族の葛藤
⑦ 衣装合わせ ⑧ コンセプトストーリー
⑨ 彼と職場の問題 ⑩試食と前撮り
⑪ キャラ渋滞スタッフ ⑫創作品
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さてそろそろ終盤です。
どうしても避けて通れない話題がこれでしたね…
この記事は気乗りがしないのと価値観によって受け取り方が変わると思うので…薄目を調節して見てください(*_*)
いまだに収束の目処も立たず、これにより結婚式を延期にしたり形を変えざるを得なかったカップルも身近にいるため
どこまで書くかも悩みどころですが、、あくまで一個人の感想としてさらっと飛ばしていただければと思います。
とにかく、家族やら彼の転職やら引っ越しやら
準備やら…いろいろ落ち着いたところにこれかよ!😭😭
というのが、本音のところでした。ね。もうほんとたまったもんじゃなかったですわ。
1.新型コロナウイルスでの開催可否
僕らが結婚式をあげる2週間くらい前から、日本で騒がれ始まり、名古屋のスポーツジムでの感染が発見されたり、全国各地のライブなどの大規模のイベントの中止がされ始まりました。
今でこそ感染のメカニズムなどが徐々に解明されてきて「正しく恐れながら開催」と判断できることも、当時は、1日に感染者が数名出て大騒ぎな時期で、まだ対処が分からないウイルスだからこそ、
僕らも「よくわからないけど怖いから中止もしくは延期」か「よくわからないけどもうやると決めたから決行」の二つの選択肢しかなく、非常に迷いました。
2.決断
Twitterとかで「コロナ 結婚式」と検索すると
「この時期に強行するカップルは信じられない」
「参列者は付き合いでしょうがなく参加してる。
欠席しづらいんだから新郎新婦から中止を言ってくれないと困る」
と呟かれているのを見てしまい、
僕にとっては全然知らない人たちなのに招待している人がそう思ってるかのように思えたりとか…
親族の中でも「道端の人が写真を撮って晒上げしないか」とか不安の声もありました。
延期などの案も話し合いましたが、僕らの招待客の規模と年齢、みんなの反応と、あとはやっぱり二人のタイミングとして今けじめをつけたいとの思いが強く、『収束を待っても、次いつできるかわからない、これだけのスタッフと作り上げたものだから招待客なしでもやってやる!』
と参加者と親族とも話し合いの末、開催の結論に至りました。
3.参列者のフォロー
招待の参加確認を再度個別で行い、
混乱の中、決行することのお詫びとお願い文書みたいなのを作成したり
車の来場が増えたので駐車場の調整したりとか…
もろもろ準備は増え最後の最後までバタバタでした😇
マスクの買い占めが起きて用意できない人が多い関係で、
実家や自宅に去年のやつとかを引っ張り出してきて参加者にセルフサービスにしたり、アルコール手指消毒を促したくらいで…
今考えると全然感染対策できてるとは言えないんだけれど((*_*)
その時思いつくことは必死でやっておいたって感じでした。
関東や関西から、仕事の関係や家族の事情でコロナの心配が強く参加が難しい何人かの欠席はありましたが、8-9割の方は無事参加でき、笑顔で終えられました。
『コロナは気から!笑顔でいれば大丈夫!』
とか強がっていても、開催後はずっと不安で、緊急事態宣言がしばらくして出ちゃうし、東京もどんどん感染拡大するし…
二週間後まで、参加者に目立った体調不良がなく、ようやくほっと胸をなでおろしたのを覚えています。
4.所感
たくさんのカップルが中止や延期を決めると、必然的にキャンセル料がかかったりと、式の時期がずれることで、子どもの妊娠出産計画とかにも関係してくるので、その渦中にある方にとっては無神経な考えかもしれません。
でも、とにかく僕らは社会的なけじめをつけるスタートとしてこの時期にあげられてよかったと思います。
コロナ禍において二人で生活を新たな気持ちでスタートでき、会社関係の人にも堂々と夫夫であることを宣言できたりと、自信と責任をつけることができました。
無事何事もなく終えられたこと、本当にラッキーだったと思います。
不安な中開催を後押ししてくれたスタッフの皆様、笑顔で参加してくれ祝福の場を作ってくれた参列者の皆には感謝しかないです😭!ありがとう!
次でシリーズ終わり。かもしれない。