MRの身だしなみは「基本」の「キ」
MR活動をしていく中で「基本」の「キ」になる「身だしなみ」
毎日スーツを着るがゆえに、見落としがちになりやすい。
MR研修中にも「身だしなみ」については、
恐らくメラビアンの法則を使い、口酸っぱく言われたであろう。
ただ、配属されると営業所および現場には様々なMRが存在するし、
慣れが生じてくると、身だしなみについて緩くなってしまう時がある。
私の場合はMRを10年したわけであるが、最終的にはスーツ・靴・シャツなど様々な装備品が揃っていった。
しかし、今考えるとこれらの装備品はお金の許す限り新人・若手MRの内に「最優先」で揃えるべきものであると断言できる。
それぐらい「身だしなみ」=「清潔感」は重要だと肌で感じている。
たったそれだけで医療関係者から自分への信頼もあがるし、また社内の評判も良くなる。少しでも自分のプロモーションの成功確率を高めたいのであれば、身だしなみは抑えておきたいポイントだし、汚い奴はそもそも上司からの推薦もかかりにくいのである。
✔研修期間の座学により「ボロボロ」になったスーツ
✔飲み会/歓迎会により「居酒屋」の匂いが付いたスーツ(今はコロナ禍のためこのケースはほぼないと思われるが)
✔装備品が少ないゆえに、着る頻度が多くなり痛んでるスーツ
✔車の運転により痛んだパンツ
✔首回りが黄ばんだシャツ
✔汚い履きジワがある靴
上記項目に当てはまってはいないだろうか。一流のMR・ビジネスパーソンになるためには、兎にも角にも「身だしなみ」=「清潔感」を持つことが重要である。
これから、各種装備品について私見を述べていく。
<スーツ>
特別良いスーツを着る必要はないが、サイズ感は合う必要がある。MRは何かと運動不足になりやすい。サイズ感がずれないように自分を律する必要があるし、もし、サイズ感がズレてしまっているのであれば、痩せるか・スーツを買いなおすべきである。ボタンが閉まらなくなったスーツを着ているMRがたまに存在するが信じられない。
<シャツ>
出来れば既製品ではなく、自分の体格にあったシャツをオーダーで作ったほうが良い。白のシャツがあれば十分で私はオーダーの白のシャツを最低でも7枚(平日5日間)は持っていた。痛むと修理および再度購入していた。シャツもサイズ感は大切にしたい。白以外の色もいいが、まずは白の数を揃えることをお勧めする。白ばかりでつまらないかも知れないが、つまらなくてもいいのである。ユーザーには関係のない話で、まずは清潔感が第一優先である。
<靴>
特別高いものでなくてもいいが、「靴」には少しお金を掛けたいし、スーツよりも多い数をもっておくべきである。良い靴を履いていると、全てが綺麗に見える。「雨の日」用の靴を持っておくのは言わずもがな当然である。
なにより、忘れがちなのは、シューキーパーをしていないMRが多すぎる。MRは家に帰って「スーツ」を脱いだら、スーツをハンガーに掛けるのは当然であろう。シューキーパーは「靴」のハンガーなのである。変な履きジワがつかないように「靴」にもハンガーをするのが身だしなみの「基本」の「キ」である。また、シューズケアセットを取り揃えて置くのは当たり前である。
私見にてスーツ・シャツ・靴について述べたが、まずはどこにお金を掛けたらいいのかと問われると、間違いなく「靴」と回答する。それぐらい「靴」を後回しにする「MR」が多い。
また、身だしなみを助けるグッズについて下記に紹介する
<ブレスケア>
歯磨きセットを携帯をしていないMRが多い。「上司」や「チームのみんな」でランチを何百回と食べたことがあるが、これまで誰一人として、歯磨きセットを携帯しているMRにめぐりあったことがない。ブレスケアでガムを噛んだりしているが…
<ハンガー>
社用車に必ず、ハンガーを入れておくのは基本である、運転をする時に、スーツの上着を着たまま運転をするMRをたまに見かけるが、車から降りた時に上着の皺がひどいことになっている。必ず運転をする際には上着を脱いでハンガーに掛けるというのを癖付けよう。
以上、私見ではあるが、MRの「基本」の「キ」である身だしなみについて述べた。新人~若手MRは必ず抑えておきたいポイントであるし、若手MRに関して言うと、もうユーザーとの関係もバッチリだから大丈夫ですと思わず常に意識をしてほしい。あなたが大丈夫と思っているだけなのだから。
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