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必ず誰かがあなたを愛しています
「今こそ立ち上がる時です」と言われて、あなたはどうその言葉に向き合いますか。
今朝、ドクターディマティーニのオンラインセミナーのタイトルがまさしく「今こそ立ち上がる時です」だったのです。
「何を大げさな」と思いますか。しかし、今だからこそ、私たちは立ち上がるべきなんじゃないかと思いました。
では、「立ち上がる」とは何でしょうか。ドクターディマティーニの言葉を借りれば、自分の最高価値を思いっきり生きると言うことです。
ドクターディマティーによれば、私たち一人一人はまるで指紋のように異なったユニークな優先順位を持ってきています。最優先事項から、最優先事項まで私たちはヒエラルキーを内面に持っており、それに基づいて日々行動するようになっているのです。
しかし、事はそう簡単にはいかず、多くの人たちは、集団や組織の価値観に従属し、自分の最高価値を思いっきり生きることができないでいる人が大半だそうです。
集団のあり方が、必ずしも自分の最高価値と合致していなくても、唯一無二の自分の存在の中で完全と輝いている最優先事項は、いつも表に出たがっています。しかし、にもかかわらず、私たちの大半はそれを抑えようとします。それは何故なのでしょうか。何がそれを押しとどめるのでしょうか。
結論を言えば「不安や恐れ」だそうです。つまり、自分の最高価値を思いっきり表現したら、社会から孤立するんじゃないかとか、お金を失っちゃうんじゃないかとか、愛する家族や友人が自分から離れていってしまうんじゃないかとか、様々な不安がよぎり、それ故自分の最高価値を思いっきり表現することを抑えることになるようです。
さらにその抑圧のメカニズムを詳細に見ていくと、子供の頃は家庭の中で親に従わなければ食べ物が与えられない、1人では生きていけないと言う仕組みが体に染み込み、必然的に親の価値観に従属するような習慣化が行われるといいます。さらに、成長すると、学校や、それ以外の場面で新しい集団に属するようになり、その中で自分だけ目立ったり外れたことをすると排除されるので、その恐怖を逃れるために自分の最高価値を押しとどめると言う現象が生じるといいます。これは、会社に行ったり大人になって様々な集団や組織に属するようになっても同じことです。人と違うことをするとその集団や組織から排除されてしまう恐怖は、自分の最高価値を押しとどめることにつながるのです。
しかし、宇宙はそんな私たちに必ずフィードバックを投げかけてきます。ぶっちゃけた話、ドクターでマティーニを、私たちの老化が加速してしまうのは、「あなたは自分の最高価値を最大限に生きてませんよ」と言う宇宙からのメッセージだということです。うちは、常に私たちが私たちらしく最大限に生きるための様々な身体的症状や、感情表現や、出来事などを通して私たちに働きかけているといいます。
以前ドクターでマティーニは南アフリカ共和国の1000人以上の囚人が収容されている刑務所で話をしたことがあったそうです。その時に、「この中で世界に大きな違いをもたらしたい、何か重要なことをしたいと思っている人は手をあげてください」と聞いたところ、全員の手が上がったといいます。
つまり、私たちの中で最高価値を最大限に生きて、「立ち上がりたい」と言う気持ちはすでにDNAの中に入っているというか、私たちのデフォルトなのです。
しかし、人間は一方で弱い存在なので、「ネガティブなしのポジティブ」とか、「痛みなしの快楽」などの一面的なことを求める傾向もあるので、なかなか恐れが前面に出てくると一歩を踏み出せないと言う事態になるわけです。そして、その結果他人の価値観に従属して自分らしさを失いながら、細々と生きていく方向になってしまうのです。
しかし、ドクターディマティーニは強調していました。私たちがサポートとチャレンジを両方同時に抱きしめることができる時、私たちはオーセンティックな本当の自分になることができ、自分の「認識のスフィア」と「影響のスフィア」を次の段階へと広げることができると言うのです。
恐れが大きければ大きいほど、それとともにサポートも大きく存在しています。世界的に恐れが蔓延してる今だからこそ、それに匹敵する大きなサポートもあるはずなのです。それを両方発見することで、私たちは自分の最高価値をさらに進めて生きることができるのです。
私個人の話で恐縮ですが、先日私はオンラインで世界中の子供たちを集めて「子どもビックトーク」を開きました。私は、それまでそのような大規模なイベントを自分1人で行ったことがなかったのですがその恐怖と同じ位のサポートが私のところに寄せられ、無事に開催することができたのです。
そのイベントを開催する直前は私は大きな恐怖にさいなまれていました。いっそのことやめてしまおか、とも思ったりもしました。しかし、私の中でどうしても抑えられないエネルギーが外に出たがっていました。そして、それと同時に私をサポートしてくださる仲間の存在を確認することができたので、私は一気にその私の内側に沸き起こってきた未来のエネルギーを表現することができたのでした。
私たちは、自分がチャレンジを受けていると思うと、チャレンジしか見えなくなったり、ネガティブだと思える体験をしているとネガティブなことだけしか見えなくなったりする傾向がありますが、実際はそんなことありません。宇宙は必ず両側面をもたらしているのです。
実は、その「子供ビックトーク」の中で、それまでずっと一人ぼっちだと思っていて、周りのみんなからは相手にされなかったり馬鹿にされたりするという辛い体験をしている子供が、それこそ全体のトークの中で「立ち上がって」私たちに思いの丈をシェアしてくれたのです。
その時の彼が言った事は一生忘れないでしょうし、そこに参加した全ての人々の心に残ったことでしょう。
「僕たちって、もうどうしようもなくなっちゃう時ってあるじゃないですか。もう生きててもしょうがないとか。僕もそうだったんですけど、そんな時に僕のことを信じてくれる人が現れて、僕は救われました。そんなこと僕の人生の中で初めてでした。僕はその友達がいるからこそ生きていられるんです」
なんと心に響くメッセージを含んでいるのでしょうか。私はその時に、うるっときてしまいました。
私たちは落ち込んだときに、暗闇ばかりに目が向きがちですが、実際は暗闇の中であっても必ず光があるのです。世界中が敵だと思ったとしても、必ずあなたのことを愛している人がいるのです。そんなことを、彼のメッセージから感じ取ることができました。
さぁ、あなたも自分の最高価値を最大限に来てください。今がその時です。不安だと思っても、恐れを感じても、あなたを心からサポートし愛してくれている人が必ずいます。
Drディマティーニに、私は質問してみました。「子どもや若い世代に何か特別なメッセージはありますか?」
Drディマティーニは、質問者が私であるとわからなかったようでしたが、若い世代とは今日的には60代も含むとした上で、「今すぐ自分が大好きなことを始めなさい。そして、それを継続しなさい」と力強く言いました。事例として、3歳から音楽を始め、10代で素晴らしい音楽を作曲演奏するミュージシャンになった人のことや、45歳でケンタッキーフライドチキンを始めたカーネルサンダースの例を引き出し、今こそが立ち上がるときであり、年齢など関係がないと言いました。いやあ、またまたエネルギーもらっちゃいました。
それが、今朝ドクターでマティーニのオンラインセミナーで、私がドクターでマティーニの教えから学んだ事でした。
オーストラリアより愛と感謝を込めて。
野中恒宏