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OLDIES GOODIES #18_Liverpool Sound ①(British Invasion)

ミュージックフリークマガジンいち押しラジオ番組♪♪♪ フォークシンガー・ばんばひろふみ氏と、音楽プロデューサー・長戸大幸氏が圧倒的な音楽知識と豊富な経験で、1950~70年代の洋楽を中心に多くのアーティストがカバーする大ヒット曲やここでしか聴けない激レア音源等を紹介してくれる「OLDIES GOODIES」をご紹介!


ばんばん&大幸の「オールディーズ グッディーズ」第18回目(2021.1.30 放送回)。日本のビートルズ世代、60年代組ならではの呼称であるリバプール・サウンド=60年代ブリティッシュ・ロック黎明期のナンバーをたっぷり紹介!!  当然、ビートルズから始まり、アニマルズ、ローリング・ストーンズはもとより、ザ・デイヴ・クラーク・ファイヴ、ザ・サーチャーズ、ザ・ゾンビーズ、はたまた二人のトークから派生して、ウディ・ガスリーからGSへ。さらにサンタ・エスメラルダ、中原理恵のナンバーまで飛躍して聴かせていくのが「オールディーズ グッディーズ」風。
この回はさすがに二人の青春時代であり、ブリティッシュ・インヴェージョン時代のバンド・サウンド中心なだけに内容も一回だけでは終わらず、次回第二弾として持ち越すことに!!  60年代青春のリバプール・サウンドの行方、ますます熱く盛り上がるのか!?

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Opening Music:10番街の殺人 / The Ventures

ばんばん)こんにちは、ばんばひろふみです。

大幸)長戸大幸です。

ばんばん)今週も始まりました『オールディーズ・グッディーズ』。早いもので一月も最終週ですね。もうすぐ節分で、最近は恵方巻言うて巻き寿司を食べる習慣がありますね。

大幸)僕らの時はなかったですよね。

ばんばん)なかったですね、今はやらはりますか?

大幸)やりません。

ばんばん)僕もどうもやらないですね。でもみんな大流行でやっておりますけども、皆さんはいかが節分を過ごされるんでしょうかね。さて、今週のテーマはリバプール・サウンド。まあビートルズを筆頭に。

大幸)はい。もうリバプールだけじゃないんですけどね。

ばんばん)本当はね。

大幸)本当は、今はブリティッシュ・インヴェイジョンって言うらしいんですけど、僕らもう当時の言い方のリバプール・サウンドで慣れてるんで。ロンドンでもどこでも全部リバプール・サウンド。

ばんばん)そらそうですよね(笑)これは一時、アメリカでビートルズをはじめイギリスのバンドがどんどん進出していってヒット曲を連発したから、「イギリスの侵略」と言われるようになったわけですよね。

大幸)はい。ではまずはそのビートルズから「From Me To You」。

TR-1  From Me To You / The Beatles

大幸)これは「I saw her standing there」がカップリングでしたけど。向こうではもうアルバムで大変有名になってたんで、そこからのシングルカットだと思うんですけど。
で、「抱きしめたい」ってビートルズで流行ってたじゃないですか。

ばんばん)「I Want To Hold Your Hand」。

大幸)はい。あれをイギリスで抜いた曲が「グラッド・オール・オーバー」っていうデイヴ・クラーク・ファイブ(※注釈1)の。

ばんばん)あ~ビートルズが1位になってたのを追い落とした。

大幸)はい。そのデイヴ・クラーク・ファイブの「グラッド・オール・オーバー」を聴いてください。

TR-2  Glad All Over / The Dave Clark Five
(※注釈1)デイヴ・クラーク・ファイブは、ドラマーの1デイヴ・クラークを中心に、イギリス ロンドンで結成されたロック・バンド。1963年にデビュー。略称はThe DC5。1964年の「グラッド・オール・オーバー」(1965年に全米ナンバーワン)のヒットをきっかけに、米国でもヒットチャートの常連になった。1960年代のブリティッシュ・インヴェイジョンの代表的バンドとして活躍する。1970年に解散するまでに、英本国のみのTOP10ヒットを放ち続けた。

ばんばん)このデイヴ・クラーク・ファイブって、当時サックスが入ってたの、あれは珍しかったんですかね。

大幸)そうですよね。一応話としては、なんかあの、男性モデルクラブの5人組っていう風に言ってましたよね。

ばんばん)あ~、みんないい男だか。

大幸)いい男でした。ただ僕思うんですけど、デイヴ・クラーク・ファイブに関して、モンキーズもそうですけど、評価が低すぎですよ。

ばんばん)評価が低い?

大幸)はい。しかもこのマイク・スミスってボーカルすごいですから。キーボードやって、歌って。ま、ポール・マッカートニーに顔が似てましたけど。

ばんばん)はい。

大幸)このグループは、僕はもっと評価されるべきだと思いますよ。

ばんばん)ドラムがうるさすぎたという(笑)

大幸)いやま〜、三連打で(笑)。ま~、そんなに上手くはなかったんでしょうね。

ばんばん)うん。

大幸)でも、デイヴ・クラークもめちゃくちゃカッコ良かったし。で、実際今の曲もデイヴ・クラークとマイク・スミスが作ってるし。

ばんばん)はっは~。

大幸)では次に「Because」っていう、大ヒットした。

ばんばん)これは名曲ですよね。

大幸)しかもこれ、デイヴ・クラークが作ってますからね。まず「Because」聴いてください。

TR-3  Because / The Dave Clark Five

大幸)僕はこの曲でオーギュメントっていうコードを覚えました。

ばんばん)コード進行ね、黄金のコード進行。

大幸)そう。あのいわゆる、ドミソのソの音が半音上がるという。

ばんばん)ね。独特の響きになりますよね。

大幸)はい。この曲のオーギュメントはすごいなと思いましたね。で、次に全米でビートルズを抜いたと言われているアニマルズ(※注釈2)の「朝日のあたる家」。

ばんばん)ボ―カルがエリック・バートンのね。行きましょう。

TR-4  The House of The Rising Sun(朝日のあたる家)/ The Animals
(※注釈2)アニマルズ(The Animals)は、イギリスのニューカッスル出身のロック・バンド。エリック・バードン、アラン・プライス、ヒルトン・ヴァレンタイン、チャス・チャンドラー、ジョン・スティールの5名で、1963年に結成。翌年の「朝日のあたる家」のヒットで一躍脚光を浴びる。1960年代半ば、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクス等と共に人気を博した。アメリカでは、ブリティッシュ・インベイジョンの代表格の一組とされている。

大幸)この曲を聴いて、「Am」の次に「C」いって、次「D」へコードがいくじゃないですか。

ばんばん)「C」いって「D」いきますね。

大幸)なんでこれ「D」なんだ?っていうので思いましたね。「Am」じゃないんだ?と。

ばんばん)なんでなんですか?

大幸)いやいや、「F#」に入るんで。その次は、ふつう「F」でしょ。

ばんばん)はい、そうですよね。

大幸)だから、なんでここが「D」なんだってことが、当時わからなかった。

ばんばん)でも、それが効果があったんですよね。

大幸)そう、効果があった。

ばんばん)その響きがね。

大幸)はい。

ばんばん)これ、ギターがね「ドゥンドゥルルン・ドゥドゥドゥ♪」と永遠やるでしょ、あれ難しいですよね。

大幸)あれね、ポールアンカの「ダイアナ」ってあるでしょ。あれからとったらしいです。

ばんばん)は~! 

大幸)僕ギター持ち始めた頃で、「Am」から「C」行って、「D」行って「F」行ってって

ばんばん)みんなでカバーしましたね(笑)

大幸)そうそう、5弦6弦の音もちゃんとベースの音を出して。

ばんばん)そうそう。ね〜!

大幸)ええ。素晴らしかったです、この曲は。

ばんばん)これはアラン・ブライスというキーボードの人が、

大幸)そうそう。もともとアラン・ブライス・コンボかなんかに、ボーカルが入ってきたんです。

ばんばん)うん。これは、だからアメリカのトラディショナルの曲ですよね。

大幸)そうそう。だから、ウディ・ガスリー(※注釈3)とか、オデッタ(※注釈4)とか、まあいろんな人達がこの曲をやってますよね。

ばんばん)はぁ、うん。

大幸)まずフォークソングで。もともとこの曲はいわゆる向こうの民謡のようなものですから。では、ウディ・ガスリーで「朝日の当たる家」を聴いてください。

TR-5  The Rising Sun Blues(The House of The Rising Sun)/ Woody Guthrie
(※注釈3)ウディ・ガスリー(Woodrow Wilson "Woody" Guthrie / 1912.7.14 - 1967.10.3)は、アメリカ合衆国のフォーク歌手・作詞家・作曲家。ボブ・ディランにただいな影響を与えた、プロテストソングの源流となった人物。1950年代以降に出現したアメリカのフォークシンガーたちは、ほとんど彼に影響を受けている、と言われている。
(※注釈4)オデッタ・ホームズ(Odetta Holmes / 1930.12.31-2008.12.2)は、アフリカ系アメリカ人のフォーク歌手、女優、ギタリスト、作詞作曲家および人権運動家。1950年代から1960年代にかけて、アメリカのフォークミュージックシーンの偉人の一人であり、その時代にはボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、メイビス・ステープルズ、ジャニス・ジョプリンなどの偉大な芸術家に影響を与えた。

ばんばん)ウディ・ガスリーの「朝日のあたる家」、のどかですね。

大幸)はい。

ばんばん)さて、続いては。

大幸)続いては、同じアニマルズの一番日本でヒットした「悲しき願い」。

ばんばん)えっと「Don't Let Me Be Misunderstood」ですね。

大幸)はい。

ばんばん)じゃあ、それをまず。

TR-6  Don't Let Me Be Misunderstood(悲しき願い)/ The Animals

大幸)これ、サビの頭と、4拍目に「タッタッ」ってカウントが入るのがすごく印象的でした。

ばんばん)あ~、アレンジが面白かった。

大幸)はい。で、この曲で一番有名になったのが、尾藤イサオでしょ。

ばんばん)あ、日本ではね。そうそう、「俺のせいではありゃしない、みんなお前が悪いのさ」。

大幸)そう。ちょっと尾藤イサオで「悲しき願い」を聴いてください。

TR-7  Don't Let Me Be Misunderstood(悲しき願い’65)/ 尾藤イサオ

大幸)で、これをですね、ディスコグループのサンタ・エスメラルダが、

ばんばん)サンタ・エスメラルダ、懐かしいですね。

大幸)10年後ぐらいですかね、1977年にヒットさせてまして。サンタ・エスメラルダの「悲しき願い」を聴いてください。

TR-8  Don't Let Me Be Misunderstood(悲しき願い)/ Santa Esmeralda

ばんばん)え~懐かしいですね。サンタ・エスメラルディ(笑)、エスメ。

大幸)エスメラルダ!

ばんばん)ディ?(笑)、言いづらい(笑)。ユースケ・サンタマリアみたいですよね(笑)

大幸)そうそう(笑)。で、僕はこの曲を基本に、テンポとか、タイミングとか、B’zの「Bad Communication」をちょっと考えました。

ばんばん)あ~。

大幸)あとBメロもちょっと似てますけど。

ばんばん)は~。

大幸)これを同じくオマージュした、筒美京平さんの曲で有名な中原理恵が歌う「東京ララバイ」を。

ばんばん)筒美さん!

大幸)はい、「東京ララバイ」聴いてください。

TR-9  東京ララバイ / 中原理恵

ばんばん)しかし、すごいですね。アニマルズからここまで来るわけですね。

大幸)はい(笑)。いやでも筒美京平さんは素晴らしいです。

ばんばん)素晴らしいですね、惜しい人を亡くしましたけど。

大幸)はい。では次に他のアーティストいきましょうか。まずマリアンヌ・フェイスフルで「As Tears Go By」。これはローリング・ストーンズが、ビートルズの「Yersterday」に対抗してバラードを作ったという。

ばんばん)これ、彼女はミック・ジャガーの恋人でしたよね。

大幸)はい、当時はね。

ばんばん)じゃあマリアンヌ・フェイスフルで「As Tears Go By」。

TR-10  As Tears Go By(涙あふれて)/ Marianne Faithful

大幸)このマリアンヌ・フェイスフルは、その後1968年になりますけども、映画で主役をやってるんです。

ばんばん)あ~そうなんですか。

大幸)はい。で、『あの胸にもう一度』という映画で、革ジャン上下を着て、バイクに乗って、それはまさしくモンキーパンチのルパン3世の、あの峰不二子ですか。あれの元なんです。

ばんばん)あ~、不二子さんはそれを。

大幸)はい、ここから取ってるはずです。で、モンキーパンチさんっていうのは、名前が加藤一彦(かとうかずひこ)っていうんですよ。

ばんばん)あの、加藤和彦さん?

大幸)加藤一彦って「カズ」が平和の「和」じゃなくて、「一彦(イチヒコ)」って書くんですけども、加藤一彦(かとうかずひこ)なのが嫌で、たぶんモンキーパンチって名前にしたのでは?と、私が勝手に想像しているんですが。あの、村田秀雄さんって人いましたでしょう?

ばんばん)村田秀雄さんってあの歌手の?

大幸)いやいや、僕ら同じくらいの年で。あの京都出身のモデルで。

ばんばん)え? モデル、知らん。

大幸)団時朗って名前に変えたんですけど、本名は村田秀雄でしたよ。

ばんばん)あ、歌手の村田英雄さんと同じ名前で。それが嫌で。

大幸)はい。

ばんばん)それは紛らわしいですわね。

大幸)はい。資生堂のCMにも出てましたよ。当時は有名だった。

ばんばん)あ~、そら村田英雄だったら「王将」歌えとか言われますもんね。

大幸)はははっ(笑)。あと竹中尚人さんって知ってます?

ばんばん)知ってます、知ってます。

大幸)竹中尚人さんって、Char(チャー)の本名ですよ。

ばんばん)あ~そうか。俳優の竹中直人さんと同じですやん。

大幸)ま、ナオトの「ナオ」が違う。Charは和尚さんの「尚」だった気がします。ま〜そういう訳で、ストーンズの「As Tears Go By」を聴いてみましょう。

TR-11  As Tears Go By / The Rolling Stones

大幸)次はですね、サーチャーズ(※注釈5)。これ、ウエスタンのジョン・ウェインがやってた、『捜索者(サーチャーズ)』っていう映画から取った。

ばんばん)あ、そこから取ったんですか。

大幸)はい。このサーチャーズなんですけど、僕がこの辺の時代で一番好きな曲があるんですよ。それが「ピンと針」っていう曲。

ばんばん)あ、これ「Needles and Pins」。

大幸)うん、「Needles and Pins」なんですけど、ここにレコードジャケットがありましてね。これで読んでください、タイトルを。

ばんばん)はい、え?

大幸)「ピンと釘」って書いてません?

ばんばん)ほんまや、「ピンと釘」って書いてある。

大幸)そうなんです。レコードの表紙は「ピンと釘」って書いてますよね、で、中を開けると、これなんて書いてます?

ばんばん)「ピンと針」

大幸)こっち(表面)は「釘」なんだけど、裏面は「ピンと針」なんです。

ばんばん)そっち(裏面)の方が正しい?

大幸)そうそう。何を間違えてるんですかね、これ(笑)。表は「ピンと釘」って書いてますよ。

二人)(笑)

ばんばん)これもう出してしまってから、間違えたって思ったんでしょうね。

大幸)いや、気がついてないと思いますよ。これ出し直されてませんから。

ばんばん)という事は、もうええねん。

大幸)うん、なんか僕らは子供の時「ピンと釘」なのか「ピンと針」なのかって(笑)

ばんばん)いや、「ピンと釘」じゃないですもんね、原曲は「針」ですもんね。

大幸)ニードルズ(針)。

ばんばん)そう、ニードルやもん(笑)

大幸)でも、ニードルズ&ピンですよ。

ばんばん)う~ん、ピンとこないですね(笑)

大幸)ま、ニードルズをどう訳すかですけど、釘とも訳せるんでしょうか?(笑)

ばんばん)訳せるんですかね? 針だと僕は思いますけど(笑)

大幸)はい。ではこの「ピンと針」を、まずサーチャーズで聴いてください。

TR-12  Needles and Pins / The Searchers
(※注釈5)ザ・サーチャーズ (The Searchers) は、イギリスのリヴァプール出身の4人組バンド。1960年代のブリティッシュ・インヴェイジョン期を支えたバンドの一つ。リヴァプール出身のバンドではシングル・ヒットやアルバムがヒットしたことから、60年代半ば、ザ・ビートルズに次ぐ成功を収めた。

大幸)で、この曲の原曲になるのかな、ジャッキー・デシャノン(※注釈6)が歌ってる。

ばんばん)そうですね、女性の。

大幸)だたね、このジャッキー・デシャノンとサーチャーズで作曲者の名前が違うんです。

ばんばん)あ、そうなんですか?

大幸)ジャッキー・デシャノンの方には、ま、彼女も絡んでるかもしれないけど、ソニー・ボノってなってますから。

ばんばん)ソニー・ボノって、あのソニーとチャーの?

大幸)ソニーとシェール。

ばんばん)あ、シェールの(笑)

大幸)はい。ソニー&シェールのソニー・ボノが、曲を書いてるのか詞を書いてるのかわからないですけど。

ばんばん)は~は~。

大幸)まあこの頃、曲も作曲もいい加減だった時代ではある。

ばんばん)そうかもしれませんね。

大幸)はい。ではジャッキー・デシャノンの「Needles and Pins」を聴いてください。

TR-13  Needles and Pins  / Jackie DeShannon
(※注釈6)ジャッキー・デシャノン(Jackie DeShannon)は、アメリカを代表するシンガー・ソングライター。12歳でレコード・デビューを果たし60年代に入るとソングライターとしても頭角を現す。ブレンダ・リー「ダム・ダム」、サーチャーズ「ピンと針」「ウォーキング・イン・ザ・ルーム」、アーマ・トーマス「ブレイク・アウェイ」など数多くの魅力的な曲を書いた。 シンガーとしても68年「世界は愛を求めてる」(バカラック作)のヒットを飛ばし注目を浴びた。80年代に入り「ベティ・デイヴィスの瞳」がキム・カーンズに取り上げれ大ヒットを記録したことで再び脚光を浴びる。
2010年ソングライター殿堂入りを果たす。

大幸)次に「She's Not There」っていう。

ばんばん)ゾンビーズ(※注釈7)ですか。

大幸)ゾンビーズです。当時ゾンビーズの意味がよくわかってなかったですね。

ばんばん)ゾンビって、あのゾンビでしょ?よくいうところの。

大幸)そうそう。僕ら今はそうですけど、当時ゾンビーズってなんの意味かよくわからなかったんです。

ばんばん)うん。確かに。

大幸)ま、ゾンビーズ、多分この辺も適当にメンバー集めて作られたグループとしか思えないんですけどね。

ばんばん)あ、レコーディングだけにメンバー集めたとか?

大幸)はい。

ばんばん)でもその後「ふたりのシーズン」とかいろいろ。

大幸)
そこはしょうがないにしても、最初は寄せ集めで作ったんではないかと。ピアノは確かにジャズっぽくて上手かったですけどね。

ばんばん)はあ~。

大幸)ま、この曲かっこいいんで。

ばんばん)かっこいいですね。ゾンビーズで「She's Not There」お聴きください。

TR-14  She's Not There/The Zombies

大幸)では同じゾンビーズの「Tell Her No」っていうのもすごく素敵な曲がありまして、それいきましょう。

TR-15  Tell Her No(恋はノー・ノー・ノー)/The Zombies
(※注釈7)ゾンビーズ(The Zombies)は、1961年に結成されたイギリスのロック・バンドで。「シーズ・ノット・ゼア」「テル・ハー・ノー」「ふたりのシーズン」等のヒット曲で知られている。2019年には、ロックの殿堂入りを果たした。

ばんばん)ばんばん大幸の『オールディーズ・グッディーズ』、今週はリバプール・サウンドを特集してお送りしましたが。やっぱりあの、僕も大幸さんもそうですけど、一番ぴったり当時はまったサウンドですよね。

大幸)はい。

ばんばん)なんか思い入れも深いですけど。いろんな事思い出しますね。

大幸)はい。

ばんばん)では、来週はどうしますか?

大幸)リバプール・サウンドの第2弾を!

ばんばん)第2弾!そら~語り尽くせないほどありますもんね。

大幸)はい、第3弾もあるかもしれない(笑)

ばんばん)ですね、是非楽しみにしていただきたいと思います。という事で、『オールディーズ・グッディーズ』お相手はばんばひろふみと、

大幸)長戸大幸でした。

ばんばん)それではまた来週まで、ご機嫌よう。

二人)さようなら。


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