OLDIES GOODIES #26_女性ボーカル特集(日本人アーティスト)Part.1
ミュージックフリークマガジンいち押しラジオ番組♪♪♪ フォークシンガー・ばんばひろふみ氏と、音楽プロデューサー・長戸大幸氏が圧倒的な音楽知識と豊富な経験で、1950~70年代の洋楽を中心に多くのアーティストがカバーする大ヒット曲やここでしか聴けない激レア音源等を紹介してくれる「OLDIES GOODIES」をご紹介!
ばんばん&大幸の「オールディーズ・グッディーズ」第26回目は、女性ボーカル特集Part.1(2021年3月27日 放送回)。番組も半年を経過してすっかり意気投合のばんばん&大幸。オープニング曲は、ポール・マッカートニープロデュースのシンガー、メリー・ホプキン「悲しき天使」の知られざる楽曲エピソードから。さらにその楽曲のフランス語やイタリア語ヴァージョンと国際色豊かにとんで、着地点は久保田早紀「異邦人」のボヘミアン・ナンバー。さらにZARDヴァージョンから、B’z松本孝弘のソロアルバム歌謡曲カヴァー編へ。
そして後半は、大幸が敬愛する八神純子ナンバーの取り扱いについて熱い激論勃発! オマージュとパクりの限界領域について、ばんばんタジタジのトーク炸裂。いよいよプロデューサー長戸大幸の音楽魂に火がついた熱々回!!
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Opening Music:10番街の殺人 / The Ventures
ばんばん)さあ、今週も始まりました「オールディーズ・グッディーズ」。大幸さんこれもう始まって半年ですよ。早いですね。
大幸)そうですね。
ばんばん)最初やり始めた頃はどうなる事かと思いましたけど、なんなんでしょう、いつも大幸さんが言ってるところのマニアックさというか。ま、僕らの時代はそれが当たり前だったんだけど。
大幸)はい。
ばんばん)ちょっと時代が経つと非常にマニアックに聴こえるみたいな(笑)。でもね、さっきスタッフと話してたんですけど、音楽って時代が変わっても、良いものは良いよねって。
大幸)変わらないですよね。
ばんばん)関係ないですね。という事で、今週もたっぷり素敵な音楽を紹介していこうという事ですが、まずは?
大幸)今日は、ポール・マッカートニーがプロデュースした、いわゆるアップルの新人で売れたメリー・ホプキン(※注釈1)の「悲しき天使」を。
ばんばん)いい歌でしたね。
大幸)ねっ。あれをまずかけてみましょう。
ばんばん)はい、どうぞ。
TR-1 Those Were The Days(悲しき天使)/ Mary Hopkin
(※注釈1)メリー・ホプキン(MARY HOPKIN)は、1968年にビートルズが設立したレコード会社「アップル」から、ポール・マッカートニーのプロデュースによるシングル「悲しき天使」でデビューしたシンガーソングライター。
ばんばん)これは名曲ですよね。
大幸)はい。
ばんばん)もうポール・マッカートニー、天才ですよね。
大幸)いや、これポール・マッカートニーがプロデュースしたのであって、曲を書いたわけではないんですよ。
ばんばん)あれ、これポールが書いたのとは違うんですか?
大幸)はい。これね、ロシア民謡なんです。ロシア民謡で「長い道を」っていうタイトルがついてるんですよ。もしかしたら20世紀の初期かもしれないんだけど、1910年くらいにヒットしてるんです。
ばんばん)でもその時代にヒットしてるわりには、当時もすごく新しいメロディでしたよね。
大幸)そう、新しい。ちょっとそのロシア民謡「長い道を」(※注釈2)を聴いてください。
ばんばん)はい、原曲を。
TR-2 長い道を / ロシア歌曲
(※注釈2)「長い道を」は、ロシア革命(1917年)後まもなく作曲されたロシア歌曲(作詞:V. フォーミン、作曲:K. ポドレフスキー)。
ばんばん)なんか、完全にコサックダンスがしたくなりますよね。
大幸)はい。それでこれをですね、まあ、メリー・ホプキンが英語を作ったのかもしれないけど、それを訳して、フランス、イタリアとかでも大ヒットしたので。まずフランス語でダリダっていう人がカバーしたバージョンを。
ばんばん)これこの前、アラン・ドロンとデュエットをかけましたよね。
大幸)はいはい。そのダリダの「花の時代」を聴いてください。
TR-3 La Temps des Fleurs (花の時代)/ Dalida
ばんばん)これ、元々メリー・ホプキンの歌でヒットしたんですよね?
大幸)はい。
ばんばん)せやからまたポールに戻ってしまいますけど、これを見つけてきたのはポールでしょ?
大幸)たぶんね。
ばんばん)そこがやっぱりすごいプロデュース力ですよね。
大幸)まあそうでしょうね、これ世界的にヒットしましたから。
ばんばん)う~ん。大幸さんはそういう仕事をしてるわけでしょ?
大幸)いえいえ、まあ〜。次に、イタリア語のジリオラ・チンクェッティ(※注釈3)を。あの「夢みる想い」で出てきた。
ばんばん)ほう〜。彼女もすごくヒットしました。
大幸)はい。ジリオラ・チンクェッティの「悲しき天使」聴いてください。
TR-4 Quelli erano i giorni(悲しき天使)/ Gigliola Cinquetti
(※注釈3)ジリオラ・チンクェッティ(Gigliola Cinquetti / 1947.12.20 - )は、イタリアの女性歌手。16歳の時にサンレモ音楽祭で「夢みる想い」 (non ho l'età) を歌い優勝。1966年にリリースした「愛は限りなく」 (Dio, come ti amo) が世界的にヒットした。
大幸)イタリア語もフランス語もやっぱり、彼女たちの声がいいですよね。
ばんばん)確かにいいですね。
大幸)だから、僕ら歌詞はよくわからなくても、声の感じで。声も歌詞というより、もう楽器ですよね。
ばんばん)そうね。で、この歌に関して、原曲は男性が歌ってたやないですか。
大幸)はい。
ばんばん)女性の方が、なんかしっとりきます。
大幸)そうですよね。で、今週はまあ、ばんばんさんの好きな女性歌手、私の好きな女性歌手っていう形でやってるんですけども。
ばんばん)はい。
大幸)ばんばんさんの好きな女性歌手の中に、久保田早紀(※注釈4)っていう。
ばんばん)この子はね、僕ちょうど「SACHIKO」(※注釈5)と同じ時期の発売で、それで同じエピックソニーやったんですよ。ほんで僕彼女のこの曲すごいなと思って。自分の番組とかで一所懸命宣伝したので、僕抜けなかったです。「SACHIKO」は、2位止まりやった(笑)
大幸)そうですか(笑)。可愛かったしね。
ばんばん)可愛いし、なんかこう清楚でしょ。
大幸)はい。
ばんばん)で、彼女はゴスペルですか? 芸能界を辞めて教会で歌うようになって、それからずっと教会で歌ってましたよね。
大幸)だからあんまり芸能活動をしてないですよね。
ばんばん)してないですね。
大幸)してたらもっと大スターになってたかもしれない。
ばんばん)そうなんですよね。でも途中で彼女が信仰の道へ行ったわけでしょ。
大幸)なるほど。ま、この曲が僕は「悲しき天使」にオマージュしてるんじゃないか?という事で、今日はこういう話。
ばんばん)使ってる楽器とか?
大幸)いやいや、メロディのニュアンスとか。
ばんばん)はっは~。そこいきますか。
大幸)ちょっとその久保田早紀の「異邦人」を聴いてみましょう。
TR-5 異邦人 / 久保田早紀
(※注釈4)久保田早紀は、1979年10月1日に1stシングル「異邦人 〜シルクロードのテーマ〜」でレコードデビュー。オリコンチャートで55位に初登場した後、次第に順位を伸ばし、同年12月10日には1位を獲得、総売り上げ枚数144万枚以上の大ヒットとなった。1985年音楽家・久米大作氏との結婚を機に、26歳で芸能界を引退。引退後は30年以上、音楽宣教師として活動している。
(※注釈5)「SACHIKO」は、ばんばひろふみが「バンバン」を解散後、ソロ歌手として1979年9月21日にリリースした4thシングル。オリコンチャートで週間最高2位を獲得、75.1万枚を売り上げた。
ばんばん)これはアレンジが萩田光雄さんでしたね。なんかこうアレンジと一体化して、非常にエキゾチックというか、メリー・ホプキンもエキゾチックですよね。
大幸)まあそうですよね。エキゾチックなんだけど、なんかロシアがどこか入ってますよね。
ばんばん)あ~なるほどね、入ってますね。
大幸)で、この曲をZARDがやってるんですよ。
ばんばん)あ~そうなんですか。
大幸)これはZARDというよりも、B’zの松本孝弘さんのソロアルバム(※注釈6)を作っている時に、ZARDがこの曲をやろうという。
ばんばん)ほう、ZARDの「異邦人」。
大幸)ZARDに限らず、その時僕の周りにいた色んなアーティストたちが、松本さんが若い時にインスパイアされた昔の歌謡曲をやろうという形でやったんですけどね。まず、ZARDの「異邦人」を聴いてください。
TR-6 異邦人/Tak Matsumoto featuring ZARD
(※注釈6)『THE HIT PARADE』は、2003年11月26日にB'zのギタリスト・松本孝弘が、「TAK MATSUMOTO」名義でリリースした6thアルバム。松本自身が十代の頃に影響を受けた1970〜80年代のJ-POPスタンダードを、曲ごとに異なったボーカリストを起用してカヴァーしている。17曲を収録。第18回日本ゴールドディスク大賞 「ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
ばんばん)すごい、ちょっとヘヴィーっぽくなってますね。
大幸)はい、一応松本孝弘さんのソロ・アルバムの体だったんで。
ばんばん)そっか、だからギターがすごくフィーチャーされて。
大幸)はい。これ、軽くミリオンセラーいったんですよ。で、まあZARDも入ってるんですけど、稲葉さんがですね。
ばんばん)B'zのボーカルの?
大幸)はい。この時に「勝手にしやがれ」歌ってます。
ばんばん)沢田研二さんの?
大幸)はい、それちょっと聴いてみますか。
TR-7 勝手にしやがれ / Tak Matsumoto featuring 稲葉浩志
ばんばん)えらくかっこいいですね!! なんかB’zのオリジナルみたいな感じやね。
大幸)そうそう(笑)。じゃあ、沢田研二さんのも聴いてみますか?
ばんばん)本物の、オリジナルの方も、ぜひ。
TR-8 勝手にしやがれ / 沢田研二
ばんばん)やっぱり沢田研二さん、感じがソフトですね。
大幸)うん、まあ。
ばんばん)稲葉さんになると、すごくヘヴィーになってくる。
大幸)キーがだいぶん違いますからね。だいぶ上がっていってるんで。
ばんばん)あ~そっか、なるほどね。
大幸)で、この時にね、倉木麻衣さん「イミテイション・ゴールド」を歌ってます。
ばんばん)山口百恵さんの?
大幸)はい、これをちょっと聴いてみましょう。
TR-9 イミテイション・ゴールド / Tak Matsumoto featuring 倉木麻衣
ばんばん)僕聴いてて思うんですけど、やっぱりギターが、ま、ある意味メインでしょ?
大幸)はい。
ばんばん)だからそこに負けないだけの個性的なボーカルがいないと、もたないですよね。これ、企画は大幸さんがしたんですか?
大幸)いやいや、私じゃないですよ。これは、彼のソロアルバムに私が手伝っただけで。
ばんばん)ふ~ん。
大幸)ま、いろいろ、カルメン・マキとか。
ばんばん)あ~、OZのね。
大幸)ええ。松本さんが若い時に影響を受けた人たちの曲を集めてきて、それを、周りの仲間たちでやろうという形でやった企画なんですけどね。
ばんばん)これ、やってる方は実は楽しい!
大幸)まぁ、そうでしょうね。14〜5人くらいはいたんじゃないかな? 色んな参加メンバーが。
ばんばん)へえ~。
大幸)まあ今回はここまでなんですけど、ついでに山口百恵さんのも聴いてみましょうか。
ばんばん)はい、オリジナルの方、どうぞ。
TR-10 イミテイション・ゴールド / 山口百恵
大幸)今の「ア、ア、ア♪」っていうのと、その前の「勝手にしやがれ」で
二人)「ア~アア~アア~♪」
大幸)だからこの頃、「ア~♪」が流行ってたんです。
ばんばん)(笑)
大幸)いや、本当に。「ア~ア~♪」の「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)とか。サザンオールスターズのデビュー曲の「ラ~ララ~ララララララ~♪」(「勝手にシンドバッド」)とか、なんか「ア」が流行りましたよ、母音の「ア」が。
ばんばん)は~。これ、だからあれですか? メリー・ホプキンの「ラ~ラ~ララ~ララ♪」に繋がっていくんですか?
大幸)まあ、それ10年前ですから、多分繋がっていくんでしょうね。だいたい、同じものが10年おきくらいに流行ってくるんですよ。
ばんばん)なるほど。
大幸)まあ、「ア」の話はまた。「イ」の話とか「ウ」の話とかもあるんで、また別の時に。
ばんばん)はははつ(笑)
大幸)で、ばんばんさんが好きなのは久保田早紀でしたけど、私が好きな女性アーティストで、八神純子(※注釈7)さん。私はね、この方すごく好きだったんですよ。
ばんばん)僕、去年か一昨年かな、久しぶりに会いましたよ。
大幸)あ~、そうですか。
ばんばん)うん、なんか良い貫禄になって、カッコよかったですけど。
大幸)ボーカリストとしてもすごいんですけど、僕はね、ビジュアルも好きだったんです。
ばんばん)はいわかります。うんうん、ああいうタイプ。
大幸)なんていうか、まっ美人のうちに入るんでしょうけれども、いわゆるモデルのような美人じゃないじゃないですか。
ばんばん)うん、そうですね。
大幸)ところがね、八神純子さんてなんかね、独特の色気というか。
ばんばん)ははぁ〜。
大幸)だから、和久井映見さんって女優いるでしょ? あれとか大竹しのぶさんの若い時とかも同じような印象が僕にはあります。
ばんばん)まあ、大幸さんのタイプなんですね。
大幸)いや、ちょっと違うかもしれない。
ばんばん)違うんかい(笑)
大幸)いや、タイプじゃなくてね(笑)。さんまさんの気持ち、よく分かるなってくらい、大竹しのぶさん、僕ね、(彼女が)20代の頃に会ったことあるんですけど。これは、まずいなっていう感じでしたね。
ばんばん)まずい?(笑)
大幸)いやいや、色気がすごい。要するにテレビとかで見てる以上の色気があるんですよね。
ばんばん)僕も、八神さんと二年前に会ったって言いましたけど、彼女も妖艶な感じが更に増してまして、魅力が上がってましたね。
大幸)そうですか。まあ、こんな人に出会ったら大変なことになっていたと思いますけどね(笑)
ばんばん)いや〜(笑)。話したことはあるんでしょ?
大幸)僕はお会いしたことないですよ、八神さんは。
ばんばん)そうなんですか。
大幸)というわけで、その八神さんの「みずいろの雨」を。
ばんばん)大ヒットしましたね。
大幸)はい。これちょっと聴いてください。
TR-11 みずいろの雨 / 八神純子
(※注釈7)八神純子(JUNKO YAGAMI)は、愛知県名古屋市出身の日本の女性シンガーソングライター。高校2年生の時に「ヤマハポピュラーソングコンテスト」で2曲を同時受賞。受賞曲で2枚のシングルをリリースし、プレデビューした後、3枚目の「思い出は美しすぎて」で本格的にプロデビュー果たす。
1986年の結婚を機にアメリカ合衆国に在住。2021年9月29日におよそ6年ぶりとなるオリジナルアルバム『TERRA - here we will stay』をリリースした。
大幸)これね、ニール・セダカの「灼熱の夜」って曲にちょっと似てると思うんですよ。
ばんばん)あ~、僕その曲は知らない。
大幸)ちょっと聴いてみていいですか。
ばんばん)そうですね、はい。
TR-12 Hot & Sultry Nights(灼熱の夜)/ Neil Cedaka
ばんばん)八神さんは「ア」でしたけど、ニール・セダカは「オ」でしたね。
二人)(笑)
大幸)僕ね、これはねオマージュとして素晴らしいと思ってます。
ばんばん)そうですね。
大幸)皆さんこんな感じなんで、これは全然OKなんですが、問題なのは、「パープルタウン」。
ばんばん)これも代表曲ですよね?
大幸)代表曲ですが、これはね、僕は八神さんよりもプロデューサー、アレンジャー、ディレクターに罪があると思います。
ばんばん)アウト?
大幸)ま、これは絶対アウトでしょ。
ばんばん)ええ~??
大幸)ちょっと「パープルタウン」をいっぺん聴いてみてください。
TR-13 パープルタウン~You Oughta Know By Now~ / 八神純子
ばんばん)うん、懐かしいですね。
大幸)それで、ちょっとレイ・ケネディの「ロンリー・ガイ」っていう曲をちょっと聴いてください。
TR-14 ロンリー・ガイ(You Oughta Know By Now)/ Ray Kennedy(※イントロ)
大幸)で、これが八神さんの「パープルタウン」のイントロ。
TR-15 パープルタウン~You Oughta Know By Now~ / 八神純子(※イントロ)
ばんばん)あ~、、、。
大幸)これはもう、パクりですよ。
ばんばん)うん。
大幸)曲じゃなく、アレンジからして。
ばんばん)そのまま右左やもんね。
大幸)ね。これをね、OKしているディレクターもディレクターで、プロデューサーもプロデューサーで、アレンジャーもアレンジャーですよ。
このアレンジャー、ばんばんさんの「SACHIKO」のアレンジャーですよ。
ばんばん)えっ、大村くん?
大幸)大村(雅朗)さん。
ばんばん)え~そうですか!!
大幸)ま、亡くなったから死者に何言ってもあれですけど、大村さんみたいに才能のある方がこんなアレンジをしたら、まずいと。
ばんばん)あっそう、大村くんかぁ〜。あちゃ~(笑)
大幸)すごく良い曲だし、声もすごくいいのに、ちょっとまずいなと。ではその、レイ・ケネディ(※注釈8)の「ロンリー・ガイ」を聴いてください。
TR-16 ロンリー・ガイ(You Oughta Know By Now)/ Ray Kennedy
(※注釈8)レイ・ケネディ(Ray Kennedy / 1946.11.26 - 2014.2.16)は、マイク・ブルームフィールド、カーマイン・アピスを擁したスーパー・グループ「K.G.B.」のヴォーカリストを経て、1980年にデビッド・フォスターをプロデューサーに迎えたソロ・アルバム『ロンリー・ガイ』をリリース。スティーブ・ルカサーをはじめとした豪華な参加メンバーも人気を呼んだ。
ばんばん)これ、曲は八神さんが書いたん?
大幸)書いたんです。だからね、少なくともこんなにイントロも一緒にするんであれば似てないようにするべきですよ。
ばんばん)まあ、別のイントロつけるとかね。
大幸)うん、全く違う事で。ましてや男が歌ってるのを女が歌って、しかも日本語なんで、オマージュで済む話ですよ。これではまるでね、裁判してくれって言わんばかりで、本当に裁判になったんですよ。
ばんばん)あ、これ裁判になったんですか?
大幸)はい。結局レイ・ケネディの曲に変わってるはずなんです。だからこれはね、八神純子の大ファンとしてはちょっと許せないなと。スタッフに。
ばんばん)今日は怒ってますね。怒りの大幸でございます。
大幸)いえいえ、これ本当に可哀想だし、彼女いい曲書いてるのに、声もいいのに、僕はなんだかなぁ。
ばんばん)レイ・ケネディの歌っていうのはそんなにヒットしてなかった?
大幸)この後からヒットしたんですよ、要するにこれに似てるということで。
ばんばん)あ~、そうなんだ。
大幸)で、こんなに似せるんであれば堂々と作家の名前使うべきだし。
ばんばん)うん。あ~、だから日本語に変えてカバーで出せば良かったんやね。
大幸)うん。「たまたま似てた」と、「記憶の中にあったんだ」って言うにしては、アレンジャーごと「そうは言えないでしょ」っていう。
ばんばん)なるほどね。
大幸)これは、僕あんまり良くないと思いますけどね。
ばんばん)ファンやからこそ。
大幸)暴いてるわけじゃなく、これはね。やっぱ今後ともこういう事は。もちろんビッグアーティストでこういう似たようなインスパイア受けてやってるのは多いんだけども、ただこれはちょっと悲しい。
ばんばん)度を超えてる。
大幸)うん、悲しいですね。
ばんばん)う~ん、ファンやからこそ余計傷つくんでね。
大幸)そうそう。
ばんばん)はい。ということで、今週は「日本の女性ボーカル」をわりとメインにお送りしました。これ、まだまだやり足らないですね。
大幸)まあ、いっぱいありますからね。
ばんばん)パート2もやりましょう。
大幸)是非。
ばんばん)というわけで、来週は?
大幸)来週は、吉田拓郎さんの誕生日が近いので。
ばんばん)あ、だって大幸さん、拓郎フリークやったもんね。
大幸)いや、まあ、その辺も含めて。
ばんばん)来週はたっぷり拓郎をということですね。
大幸)はい。
ばんばん)という事で来週まで。
二人)ご機嫌よう。さようなら。
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