行きたいときに行きたい場所へ行ける幸せ(7月の日記)
7月5日
うちから車で数十分のところにあるアウトレットへ。
私は運転ができないので、母に乗せて行ってもらう。
好きなブランドのブラウスが気になっていて、通販だと安く買えるけど、試着をしたいので近くのアウトレットへ行くことにしたのだ。
平日、オープン直後のアウトレットはガラガラに空いていて快適。私はもうこの時間帯以外にはアウトレットに行く気がしない。地元民の特権だ。
アウトレットの店舗は全体的に接客がゆるめで、試着のみでも気楽に入れるのもいい。
気になっていたブラウスは欲しい色はなかったものの、色違いを着てみて、いい感じだったので通販で買うことにした。
アウトレットでは誕生月の人向けキャンペーンが行われていて、ちょうど7月生まれの私はインフォメーションセンターへクーポンをもらいに行った。
カウンターのお姉さんが「おめでとうございます」と言ってくれてうれしい。誕生日は月末なので、今年一番早い「おめでとう」だ。
クーポンはアウトレット内の飲食店ごとにサービスを受けられるもので、母と私はタリーズに行くことにした。
ドリンクの注文と合わせてクーポンを提示し、アイスクリームをサービスしてもらう。タリーズにはよく行くけれど、アイスは初めて食べた。バニラ、ちゃんとおいしい。
だけど、私は冷え性で冷たいものが得意ではないので、二口ほど食べて残りは母に食べてもらった。甘いもの好きの母が喜んでいたのでよかった。
結局、あまりお腹が空いていなかったので、そのほかのお店でクーポンを使うことはなく家路についた。
7月22日
Base Ball Bearのライブを見に日比谷野外音楽堂へ。
大好きだったベボベ、私の青春ベボベ、8年ぶりのベボベ。最後に見たライブも野音だった。
その後、ギターの湯浅さんが脱退して、悲しくなるからベボベの曲はしばらく聞けなくなってしまったけど、やっぱり好きだなーと思えるようになって、またライブに足を運べるまでになった。
メンバーがステージに出てきた瞬間、懐かしくてうれしくて思わず泣いた。というか、私はいつもライブに行くと8年ぶりとか関係なくすぐ泣きがちなのだけど。なんか、気持ちが昂るのだろうね。
演奏が始まると、生音のライブが久しぶりすぎて音の大きさに驚く。私は割と大きい音が苦手なので、耳が慣れるまで時間がかかった。
ライブ後半は耳も慣れたし、特に好きな曲を立て続けにやってくれて嬉しい。
通路に面した席で、隣の人も来なかったので、踊りまくりだった。
ただ、「真夏の条件」の昔は湯浅さんとこいちゃんが向かい合ってギターを弾いていた間奏部分では湯浅の不在を強く感じてしまい、また涙が出た。
永遠なんてないのだから、行けるときに行く、推せるときに推す、食べたいときに食べることが幸せに生きるために大切なのだと改めて思う。
7月30日
ホットペッパービューティーからたまに送られてくるクーポンを利用して、近所のヘッドスパのお店へ。
初めて行くお店。床屋さんの半分がサロンになっていて、ブラインドで遮られているものの、床屋のお客さんの話声がする。
「あの人が亡くなってどれくらいかね~」などと聞こえてくるもんだから、床屋さんって美容室よりも地元密着なんだなーと思った。
肝心のヘッドスパは気持ちよかった。暑い日だったので、スースーするやつでやってもらったのだけど、思った以上にスースー。ちょっと刺激が強かった、というか私は刺激が苦手なんだろうな。
お店のお姉さんとジャニーズの話になって、私はどこの美容室に行ってもジャニーズの話をしていると気づいた。
そして、どこの美容室にもジャニーズ好きのお客さんがいるみたいで、ジャニーズは美容師さんとしては鉄板の話題なのかもしれない。
私は今はJUMPファンだけど、元々V6のファンだったと話して、お姉さん(同世代)もV6が好きだったらしく、「PU-PU-PU-」という懐かしのカミセン主演ドラマの話などをして楽しい時間だった。