通過したサン・トロペが凄かった
南仏の高級リゾートと名高いサン・トロペはコートダジュールの港町。1950年代にブリジッド・バルドーが主演した映画の舞台になったことから有名になったそうで、現在は世界のスターやセレブが別荘を持っていたり、夏を過ごしたり、、。世界のセレブや富豪が自前のクルーザーで来たりするため、名物は港にズラリと並ぶ高級クルーザーや大型ヨット。
フランスのシェフ、パティシエでテレビの司会者でもあるCyril Lignacが、サントロぺに店を出していました。パリにも数店、彼のお店があります。
周囲に何もない閑散とした道路に突如可愛らしい看板
お目当ては、タルト・トロぺジエンヌ (La Tarte Tropézienne)というお菓子で、ブリオッシュの間にムースリーヌクリームというカスタードクリームにバターを混ぜたものが挟まった甘い南仏の伝統菓子。アレクサンドル・ミカというポーランド人のパティシエが開いたサン・トロぺのパン屋で売っていたお菓子をブリジッド・バルドーが映画撮影中に好んで食べたことで、有名になったそうです。
このシェフは、夏の熱狂のサン・トロペではなく、冬のサン・トロぺに魅了されたらしいので、いつか冬の季節に訪れてみたい、と思いました。