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鹿児島睦さん「まいにち展」見てきました。

こんにちは、イラストレーターのマルオアキコです。

先日、市立伊丹ミュージアムで開催中の、
鹿児島睦さんの「まいにち展」を見てきました。


市立伊丹ミュージアムに行くのは初めてです。
伊丹駅からミュージアムまでの道のりも素敵でした。

ミュージアムの建物も洗練された和風な感じ。

昔から鹿児島睦さんの陶芸に施されたデザインが好きで、
今回伊丹で展覧会が開催されると知って
ちょっと遠いけど行ってきました。


クリエポに参加して、自分の目で見ることの大切さを実感したので
行きたいもの、見たいものには積極的に足を運ぼうと決めたところだったので
良い機会でした。

動画撮影はNGでしたが、写真はOKとのことだったので
素敵な作品を写真に収めてきました。


お皿に花と動物たちが描かれていてとってもかわいいです。


お皿だけでなく、パッケージやテキスタイルなども素敵です。


円形や、オーバル形に沿ったデザイン。いいなぁぁ。

展覧会を見る時は、受け取ったものをどう自分の作品に落とし込むかを考えながら見るのが面白いですね。

今回は、「かたち」が先にあって、そこに合わせて描いていくと面白いものができるのかな、などと考えながら。


面をデザインしていく、という感覚かな。


お皿に描かれたモチーフと物語がリンクした展示。
すごい数です。


展示の最後の方に、鹿児島さんの略歴と
影響を受けたものやデザインに惹かれた小物、
そんな人となりがわかる展示がありました。

こういうものに惹かれて、
いいなぁと思った人が作った作品なんだな
という見方ができたのがとても良かった。


どんな人が作るのか、
何に感動して、何を受け取って生きている人なのか。

そういったことに最近とても関心があります。


完全に個人的な感想ですが、
今回鹿児島さんの展示を見て私が受け取ったもの。

・圧倒的な量の作品を生み出すことでそれが確固たる世界観を作っている。
・動物や植物を自分を通してどんなオリジナリティのある表現にするかをすごく考えられている

ということでした。

ただかわいいだけではなくて、
洗練されたデザインとしてアウトプットされていることが感動でした。

おこがましいですが、私も自分の作品がそうなるように
もっと昇華したデザインにしていきたいと思いました。

そのヒントが、「手を動かして膨大な数の作品を生み出す」ということにあるような気がしています。

手を動かして動かして、見つけていくのではないかなと。その観点で言うと、まだまだ、自分は足りないと思うので。やれることが見つかってワクワクしています。

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