仕事机を作った話
この記事は「フルリモートデザインチーム Goodpatch Anywhere Advent Calendar 2021」の11日目の記事です。
皆さまこんにちは。現在フリーランス&Goodpatch AnywhereでUIやUXに取り組んでいるデザイナーのいいづかです。今年のアドベントカレンダーは自由に愛を語る人が多め?なので、私もお仕事以外の話で行きたいと思います。
突然の身の上話ですが、私は「意外と困ることがない」という理由だけで、ここ3年位シェアハウスに住んでいました。シェアハウスには白物家電や最低限の家具が備え付けられており、部屋に置かれている机で仕事をしていました。(椅子だけ入れ替えてました)
が、諸般あり今年の半ばで引っ越すことに。当然、引っ越すとなると家具も仕事環境も全刷新になります。
…お?今こそDIYのタイミングでは?
ということで、以前から拝見していたTHE GUILDの安藤さん運営のnoteマガジンなどを参考に自作机に手を出すことに。今回はその振返りを記事にしてみます。
制作プロセス
0.どんな机にするか妄想する
下準備として、まずはどんな机が欲しいか妄想します。具体的な用途や部屋のサイズや扉の位置などを確認して、何が必要か軽く具体的にします。
色々考えた所、ふんわりと下記の様な机にすることにしました。
サイズ: 奥行き75cm×幅160cm
コードを通す穴を中央に空ける
黒っぽい色でまとめる
1. 脚を注文
まずは脚を注文します。
色々暫く眺めつつも、定番?のかなでものさんのTHE LEGS / スクエアに。
2. ホームセンターで木材を調達+カットして貰う
最初はネット注文にしようと思っていました。しかし、注文から到着まで結構時間がかかる…という所で、偶然ほぼ同じタイミングで引っ越す友人に誘われビバホームへ。
結果、3.5cmの厚さの檜の集成材を購入しました。集成材というのは、複数の板を接着剤でつなげる加工をして一枚板にしたものです。
販売時の木材のサイズは約200cm×100m×3.5cm位だったと思います。当然そのままでは車に積めませんが、板を購入したビバホーム東久留米店では直線1カット50円で裁断してくれます。
余談ですが、豊洲のビバホームでは電動工具類もレンタル出来るようです。(DIY工具のレンタル)
3. コードを通す穴を空ける
いよいよ本格的に加工を始めます。
まずはコードを通すための穴を開けます。数本ケーブルを通した上でもプラグが通る程度の大きさ、ということで3.8cm口径にしました。
インパクトドライバーに下記の様なホールソーアタッチメントをつければ、ネジ穴と同じ要領で穴が空けられます。
4. ヤスリがけ
続いてヤスリをかけていきます。最初は100番の荒いヤスリで表面の汚れを削りながら角を取り、続いて320番位の細かなヤスリで滑らかにしていきます。
5. 色塗り&コーティング
次は表面をコーティングします。今回はオイルステインで色を入れ、仕上げはブライワックスにすることに。ステインがマホガニー(赤茶色)でブライワックスがジャコビアン(こげ茶色)なので、重ねて行くと赤みの焦げ茶色になります。
最初のイメージに沿って濃いめの色にするために、オイルステインを3回、ブライワックスを2回位重ね塗りました。
6. 脚の取り付け
よく乾かしてから脚をつけます。脚を当ててネジ穴の位置にあたりを付けたら、あとは一気にドリルで留めて完成です。
ということで完成した机はこんな感じです。どん。
もう一声配線の整理をしないとなー…と思いつつそのままになっていますが、ゆるゆると机の下側にケーブルラックとか増設していきたいなと思っています。
費用
ざっくりですが、費用は下記くらいだったかと思います。
- 脚: ¥19,800
- 天板(+直線カット): ¥8,000
- オイルステイン: ¥1,200
- ブライワックス: ¥3,300
- はけ+希釈用容器: ¥300
- 紙やすり: ¥100*2
- ホールソーの刃: ¥700
[合計額] ¥33,500
今回、インパクトドライバーなどの工具類はDIY好きな友人から借りました。(ありがとう) なので、そのあたりの費用は含んでいません。
感想
正直、自分の作業時間も含めると買ってしまった方がお安いのですが、出来上がってみると愛着はプライスレスなのを実感します。あと、手を動かしてものを作るのはシンプルに楽しいなと。
余談ですが、机の天板の端材でカウンターテーブルも作りました。(同じラック2つの上に天板を乗せただけの超簡易棚です。)
実は私、数年前に一度海外に引っ越したときに自分の家具をほぼ全て処分しています。それ以降物に執着しなくなっていたのですが、久々に、お気に入りの環境を整備するのもよいものだなーと感じました。
最後に
お約束のPRです。
今回は据え置く仕事机の話ではありましたが、Goodpatch Anywhereは場所や時間の制限なく働ける、フルリモートを前提としたデザインチームです。
家の環境もよいけれど、たまには気分を変えて違う場所から仕事したい!という方も歓迎です。
興味をお持ちいただけた方は、是非下記からお問い合わせくださいませ〜。