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タイムラインは写真が持つ刹那性を増長させる?

SNSでは写真がものすごい早さで消費されてるってのはもう言われ尽くしてるんだけど、アップしている当人も自分の写真をそういうスピードで消費してる感じがあって、これがより写真の刹那的なところを際立たせてるって考えると結構おもしろい振舞い方かもしれん

従来のプリントまでを一纏めにする写真には「過去あった瞬間を永遠のものにする」というはたらきがあったのだけど、単にデータ、情報としてのみ存在する写真の場合、写真それ自体がタイムライン上で「過去のもの」になって流れていってしまうというか、また違う時間感覚を持ってるよなと、撮る人の内側でも、外側でも

消費されるということに悲観的にならず、そういう流れの中でこそできる表現みたいなのが探れたらまた面白いんだろうなあ

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