X線CT認定対策問題(4)
CT認定試験に向けた簡易的な力試しの演習問題です。
対策問題(4) 76~100問/100問
第76問 心血管領域の疾患について正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. 大動脈解離とは血管壁が内膜で2層に解離し、2腔になった状態である。
2. 紡錘状瘤は胸部大動脈で30mm以上、腹部大動脈で45mm以上と定義されている。
3. 胸部上行大動脈に解離が及ぶものをStanford A型と定義している。
4. Debakey分類では胸部上行大動脈から広範に解離するものをⅠ型と定義している。
5. DVTにPTEを合併する症例は80%以上と言われている。
第77問 心臓領域の解剖について正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. 右の房室間には三尖弁、左の房室間には二尖弁がある。
2. 右冠動脈は右冠尖から起こるが、左冠動脈は無冠尖から起こる。
3. おおむね右冠動脈は下壁を支配する。
4. おおむね左前下行枝は側壁を支配する。
5. おおむね左回旋枝は側前壁中隔から心尖部を支配する。
第78問 冠動脈の解剖について正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. AHA分類では冠動脈をsegment0からsegment14まで分類している。
2. AHA分類で左主幹部をsegment6としている。
3. AHA分類で左回旋枝およびその分岐をsegment11~15としている。
4. segment4 PDの分岐後,房室結節枝左室後壁を栄養する右冠動脈の終末枝の総称はsegment4 AVである。
5. AHA分類はSCCTをわずかに修正したものである。
第79問 図が指し示す冠動脈の区域(AHA分類)について、正しい組み合わせはどれか。
(A、B、Cの順で)
1. #5、#11、#7
2. #6、#11、#8
3. #6、#8、#11
4. #4、#6、#12
5. #5、#12、#7
第80問 心臓・冠動脈CTについて正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. 先天性冠動脈奇形の発見に有用である。
2. カルシウムスコアリングの値はCADに対する感度および特異度において運動負荷SPECTよりも優れている。
3. カテーテル造影と比較して狭窄病変の陰性的中率が高い。
4. 検診でのスクリーニング検査に有用である。
5. 心筋梗塞の経過観察目的に第一選択となる。
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