マンモグラフィ認定更新試験 【読影試験】
こんにちは。MRI認定試験の勉強にハマり、ハマったまま永遠に解き続けているMRI認定試験対策ノートと申します。
今日はMRIではなく、マンモグラフィ認定の更新試験の話しを続けていきます。前回は筆記試験のお話をしましたが、今回は読影試験についての備忘録です。
まず読影試験の対策に有効だったアイテムを紹介します。今回は以下の3点を活用しました。
このページも個人的な勉強備忘録ですが、ヘ〜!と思ってくれた方が一人でもいたら嬉しく思います。
1.読影試験勉強
結論から申しますと、今回自分は読影試験で8割以上をとることができました。
全体の評価で一番点数が良かったのが読影でした。(本当に助かりました)
筆記試験編の冒頭でもお話ししましたが、私は現在モダリティがマンモグラフィ担当ではないため、読影の機会が全くと言っていいほど無く、本当に自信がありませんでした。(読影はなんとかなるよ〜という方も多いと思いますが)
そこで、事前の講習会の中でPRがあった、精中機構から公式に出されている「タブレットで学ぶマンモグラフィ」の「基礎編」と「応用編」を、お勧めされるがままとりあえず購入してみました。
このアプリ、その名の通りタブレットが無いと使用しにくい(できない?)ものにはなりますが、個人的にとても気に入ったので、感想を残しておこうと思います。
(1)基礎編
石灰化や腫瘤、FADなどの症例が順序よく提示されるので、「こういうのが等濃度だよ」「こういうのが分葉状だよ」と優しく教えてもらえる感じでかなり理解しやすいです。カテゴリー2に分類しなければならない良性石灰化についても、順を追って丁寧に確認することができました。
(2)応用編
ボリュームは60症例ありますが、解説が簡潔なのでサクサク読影練習できます。こちらはいろいろな症例をランダムに読影することができますし、たまに正常例も挟んであり、実際の試験のような感覚で読影練習することができます。病態はコンテンツごとにまとめて確認もできるので、機能面でも試験対策アプリとして大変気に入りました。
(3)気になるところ
あくまで個人的な感想になりますが、カテゴリー1に分類されるはずの「血管の石灰化病変」の正解が2になっていたり、カテゴリー2に分類されるはずの「微小円形ーびまん性の石灰化」や「線維腺腫の石灰化」の正解が1とされているものが数症例あるように思います。いずれも対側に疾患がある場合そちらが解説されており、これら良性石灰化についてはコメントの記載がありません(なので答え合わせができません)。カテゴリー1と2の判別はきちんとしなければならない、と事前授業でありましたので、その点少し混乱しながら使用していました。
また、応用編ではカテゴリー3のFADより悪性の構築の乱れ(カテゴリー4)の症例が比較的多いように感じ、私の場合はやりこみすぎてなんでもカテゴリー4に読んでしまうクセがつきそうになりました。なので試験直前にもう一度基礎編に戻って頭の中を整理しました。(応用編はカテゴリー5の症例も比較的少ない気がします)
いずれにしても読影対策にはかなりお世話になりました。私の場合これがなければ読影試験は点が取れなかったと思います。対応タブレットをお持ちの方にはぜひおすすめしたいです。
本当は基礎編か応用編か、こちらがおすすめ!と断言したかったのですが、結局私はどちらにもお世話になったので、ふたつともお勧めです。
2.カテゴリー分類の暗記
試験前に精中機構のホームページを確認したところ、2019年7月より読影試験時の資料持ち込みが禁止になったとありました。
その代わりテキストとしてモニタ横に基本の分類表がラミネートされているとありました。ただそれが一体どんなものなのかは不明で、若干心配でしたので、一応分類表は頭の中に入れておくことにしました。(タブレットでの読影練習も、何も見ずに答えられるように練習していました)
備忘録として頭の中に入れたフローチャートを可視化しておきます。
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