T2*強調像とその周辺技術(SWI•QSM)
SWI・QSMを中心にT2*強調像とその周辺技術のまとめです。
★過去問Check★
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過去問は日本磁気共鳴専門技術者認定機構のホームページにPDFデータが公開されておりますのでそちらをご活用ください★
問題1 SWI(susceptibility weighted imaging)
正しい記述はどれか.
SWIは磁化率強調像を定量的に得る撮像法である.
T2*強調像より磁化率の変化による位相ずれの感度が低い.
磁化率による周波数分散の違いを強調している.
強度画像を用いて石灰化と出血の鑑別ができる.
SWIは位相画像にローパスフィルタ―を施す.
位相マスクは位相の正負のずれに基づいて作成される.
流速による位相シフトの影響を受けやすい.
静磁場強度は低いほうが微細な磁化率の違いを捉えやすい.
微量な鉄沈着や酸素飽和度(デオキシヘモグロビン量)の違いを描出できる.
ボクセルサイズは小さいほうが微細な磁化率の違いを捉えやすい.
SWIでGd系造影剤を用いると細い静脈が見えやすくなる.
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