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X線CT認定対策問題(2)

CT認定試験に向けた簡易的な力試しの演習問題です。



対策問題(2) 26~50問/100問

第26問 ポジショニングについて正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. 眼窩の検査にて、基準線は眼窩耳孔線に合わせた。
2. 脳実質の検査にて、基準線はドイツ水平線に合わせた。
3. 側頭骨の検査にて、直接X線が水晶体に入射しないように注意した。
4. 上肢の挙上が困難だったため、上肢は体の横に沿わせて撮影した。
5. 胸部の検査で患者の円背が強かったため、臀部に三角まくらを使用してヒップアップの体位をとった。

第27問 小児について正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. 「小児」とは一般的に「新生児から成人まで」である。
2. 小児の頭部は成人と比較して水分の含有量が少ない。
3. 小児の脳の皮髄コントラストは2歳ごろに最も低下する。
4. 小児の腹腔内は成人と比較して脂肪量が少ない。
5. 呼吸制御が難しいため、画像間隔はスライス厚より小さく設定する。

第28問 小児撮影について正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. CT-AECは積極的に利用すべきである。
2. 撮影時の体動を防ぐため、鎮静は必須である。
3. 造影剤の使用量は450~600mgI/kgである。
4. CVラインが取れている場合、造影検査では積極的に使用すべきである。
5. インジェクタの使用は絶対禁忌である。

第29問 Dual Energy CTについて正しい記述はどれか、2つ選べ。
1. 単色X線を用いているためビームハードニングの影響がある。
2. 水のCT値は管電圧によって変化しない。
3. X線光子エネルギーによるCT値変化は原子番号が小さい物質や密度の低い軟部組織ほど大きい。
4. 仮想単色X線法はビームハードニングの軽減に役立つ。
5. 希釈造影剤は管電圧が低いほどCT値も低くなる。

第30問 Dual Energy 撮影の必要条件は次のうちどれか、2つ選べ。
1. Dual Source方式であること。
2. 空間的な誤差が最小限であること。
3. 時間的な誤差が最小限であること。
4. 異なるX線光子エネルギー差が最小限であること。
5. それぞれの管電流において管電圧の制御が自在に行えること。

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