鉄印を集める旅|できるだけ短時間で鹿島臨海鉄道→真岡鐵道の乗り継ぎを計画した結果、真岡駅以外では爆速乗り換え。
2023年9月某日。
関東を走る2つの路線をハシゴしてきました。
茨城県の「水戸↔鹿島神宮」間を走る鹿島臨海鉄道と、栃木県の「下館↔茂木」間を走る真岡鐵道です。
わけあって旅のスタートを、水戸駅11:00としました。
鹿島臨海鉄道に乗車(水戸↔大洗)
鹿島臨海鉄道の鉄印を求めて、大洗駅へ向かいます。
乗り場は水戸駅の一番端、8番線です。
8番線の階段を降りる手前にICカードリーダー(出場用)があるので、Suica等でJRに乗ってきた人は、ここにタッチしておきましょう。
ローカル線はICカードが使えない路線が多いので、すっかりタッチに慣れてしまった私は、券売機や車内の運賃箱の前でいつもヒヤヒヤします。
今回はタイトルにもあるように乗り継ぎ時間がかなりタイトなので、そこで慌てないよう小銭の準備も怠らずにしておきました。
列車はひたすら高架を走ります。見渡す限りの田園風景です。
大洗駅に着きました。
水戸駅で切符を買わずに乗ったので、駅窓口で運賃を支払いました。
鉄印は駅の窓口ではなく、構内にある売店で売っています。お店のおばちゃんが日付を書いてくれました。
乗継時間は7分です。
ひとり旅のとき、行程を考える上で「昼食」の重要度ランキングの順位はいつも低いのですが、そうは言っても、今回は乗換時間がタイト過ぎました。空腹に備えて、都内から水戸に向かう特急ひたちの中で早弁しました。
13:01に下館駅に到着。
この駅はJR、関東鉄道、そして真岡鐵道が集まるターミナル駅です。
時間が許すなら、関東鉄道で取手までを往復したい気持ちでした。
乗換時間はここでも3分。1番線の真岡鐵道へ急ぎます。
真岡鐵道に乗車(下館→真岡)
悠長にカメラを構えている時間はなく、旅の証拠としての駅名標と車両だけ撮って、飛び乗りました。
真岡鐵道の鉄印は真岡駅で扱っているので、まずは真岡を目指します。
それにしても、この車両のデザイン。
メッチャ素敵やないですか!
大都市ではシルバー剥き出しの車両が多い昨今、塗り直しが面倒そうなこのデザインは、一度見ただけで強烈に記憶に残るだけでなく、愛しさも生まれるんじゃないかと思います。これとっても大事。
栃木県は何十年もいちごの生産が日本一ですが、その栃木県の中でもぶっちぎりの生産量第一位が真岡市なんだそうです。
地理の勉強で機械的に暗記しようとしても全然頭に入らないけれど、真岡鐵道のデザインと紐づけさせたら絶対に忘れないっちゅう話です。
色合いはスイカっぽいけれど。
13:27、真岡駅に到着。
ICカードは使えないので、運賃は現金で車内の運賃箱に入れ…ずに、運転手さんに手渡しして途中下車しました。
待ち時間で真岡駅を散策
次の茂木行きの列車までは46分と時間はたっぷりあります。
まずは窓口で鉄印を購入。
外に出てみました。
9600系蒸気機関車が展示されていることから「SLキューロク館」という名前になったそうです。
ふたたび真岡鐵道に乗車(真岡→市塙)
真岡駅から先はのどかな風景が続きます。”ザ・ローカル線”に乗ってる感じ。
真岡鐵道の終点は茂木駅ですが、3駅手前の市塙駅で降ります。
ここ市塙駅からは、宇都宮市街方面に行くバスに乗ることができます。
ただそのバスが来る間隔が約2時間おきなので、バスの乗り継ぎ時刻を最優先にして、そこから逆算して、今回の旅の行程を計画した結果、これまでのような乗り継ぎとなってしまいました。
ここでもバスへの乗継時間は3分です。
以前、岐阜のローカル線が遅延して焦りまくる経験をしたので、定刻に到着して良かったです。
ここからJRバスに乗って宇都宮市街に向かいます。
JRバスの停留所は駅前から数十メートル離れたところにあるので注意が必要です。私は実際に駅前の自転車置き場で遮られて、見つけるのに時間がかかりました。
バスがすでに到着して待っていたのが目に入り、慌てて飛び乗り事なきを得ました。
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