華八アンミカ筋肉GT五等疏
まえがき
言葉とは不完全なものである。
或いは、それを操る人間が不完全なのかもしれない。
いずれにせよ、文章を読むだけで何かを理解することは時に困難を極めるのである。
さて、このnoteは昨今界隈を賑わせている「華八アンミカ筋肉GT五等」(以下、「アンミカ筋肉」と言う。)のルールブックとして認知されている、
「華8アンミカ筋肉五等公式ルールブック」(以下、「公式ルール」と言う。)からルールを引用しつつその定義や解釈について適宜注釈を加えることで、公式ルール講読者の理解を適切なものに統一し、適切にルール運用がなされることを目指したものである。
なお、このアンミカ筋肉ルールは、四華で整備された元祖五等三麻(以下、「Classic五等」と言う。)のルールをベースに、
・華八(チューリップを含む)
・アンミカ
・フィーバー
・GT
・筋肉
といったルールを総合することによって成立したものである。
本文内では出来るだけ丁寧な解説を心掛けるものの、本note、及び公式ルールを参照する前に、総合された各ルールやClassic五等のルールを十分に把握しておくことが望ましい。
特に五等三麻のルールは、実戦と併せながら理解を深めておくことをお勧めする。
基礎的なルールに関しては、Classicルールと変わらないため省略していたり、公式ルールから引用していない部分も多い。
そういった点で不明な部分があれば、まずそれぞれのnoteをよく確認してほしい。
各ルールについては、
【ルール一覧】
【Classic五等】
【華八五等】
🚧準備中🚧
【フィーバー三麻】
🚧準備中🚧
【GT三麻】
🚧準備中🚧
に詳しい。
なお、ルール遷移については、
【アンミカの歴史】
を参照されたい。
なお、このルールはあまりの複雑さ故に公式ルールですら裁定が全く決まっていない、或いは想定されていない局面が多くある。
本noteではそれらを出来るだけ解消することを目指すが、それでも解決できない局面が生じてしまった場合、
①罰則を検討する場合、できるだけ罰則を伴わない現状復帰を試みる。それが不可能な場合、罰則の理念を参照しつつ程度に応じて和了放棄、即チョンボの裁定をとる。
②裁定の方法が分からない程素晴らしい💪脳筋💪和了が発生した場合、出来るだけ高めに取ってサイコロなどの恩恵を与えることで、同じく筋肉を愛するものとして最大限の祝福を表現する。
ことが望ましい。
もしそのような局面が発生した場合は、後学のためにツイッター(現X)やnoteのコメント欄などを用いて有識者に広く共有していただけると、我々ルールを整備する立場の者としてはありがたい。
最後に、このルールが完成するまでには、基礎となる元祖五等三麻を成立させ世に広めた五等氏、そしてそれを絶えず進化させてきた数えきれない程の”漢”たちが存在する。
すべての五等三麻を愛し、その輪を広げてきた打ち手たちに感謝してまえがきを終えたい。
2024年5月14日 しすたーふじい
なお、公式ルールは以下にある著者のツイート通り、なぜか更新されるごとにガラパゴス化が進んでいる為、採用しなくても「華八アンミカ筋肉」として充分楽しめると著者が判断したものは《OP》と記載している。
※今後公式で区別された場合はそれに合わせて再度更新予定。
⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️
⚠️⚠️このNoteはあくまでも「公式ルールブックの解説書」です。「公式ルール」が本Noteで全て解説されているわけではないので注意してください。⚠️⚠️
1.点数・順位に関するルール
順位点
3人回しの場合は条件付き東風戦。詳細は、1.点数・順位に関するルール/サドンデスの項を参照。
4人回しの時、
・2着クビあり(40000点以上)
+30 / +15 / ▲15 / ▲30
・2着クビ無し(40000点未満)
+45 / ±0 / ▲15 / ▲30
筋肉
基本的には、五等三麻は「何でもあり」のルールであるため、出来ないことを覚えてしまう方が理解しやすい。
ここで一番抑えておくべき制約は「門前時のダマアガリ不可」である。
聴牌宣言は和了にはあたらないため、ダマの状態でも流局時に聴牌を宣言することが認められる。
また、流し役満は成立時和了扱いになるものの手牌の状態に依存しないため、ダマの状態でも成立する点に留意する必要がある。
なお、ここで言う副露とはポン・大明槓のことを指し、暗槓は当然副露とはみなされない。
数え役満
Classic五等では、13翻以上を数え役満とし、以下15翻以上で五倍満、17翻以上で六倍満、……といった青天井の方式が採用されていた例もあったが、アンミカ筋肉では13翻以上は翻数に関わらず全て数え役満として扱う。
流局・ダブロン
流し役満は和了扱いのため流局は成立しない。
待ちは残っているが一度も和了が発生しなかったフィーバーリーチは、流局扱いとなる。
オーラス、ダブロンに親の和了が含まれる場合は、和了止めを選択することができる。
供託・積み棒
ダブロンの場合、本場は両方に付く。
《OP》GT
七萬は、ヤオチュー牌とタンヤオ牌の両方の性質を併せ持つ牌である。
ヤオチュー牌として扱う場合に一萬とみなすように、七萬以外の牌とみなすようなことはできない。
あくまで七萬の本質は七萬である。
国士無双は一萬に代えて七萬を必要とするが、これは国士無双を構成する牌に七萬を定義しているからであって、七萬が一萬としてみなされるわけではない。
なお、七萬はそれをヤオチュー牌として取った場合はヤオチュー牌として、タンヤオ牌として取った場合はタンヤオ牌としてそれぞれ符を計算する。
(例1)777m111345s11155pのような牌姿の場合
七萬が確定暗刻であるためフィーバーリーチが成立する。
しかし、七萬をヤオチュー牌として取っても一萬とみなされるわけではないので、1の三色同刻は成立しない。
(例2)777m11199p西西中中中のような牌姿の場合
七萬が確定暗刻であるためフィーバーリーチが成立する。
七萬はタンヤオ牌・ヤオチュー牌のいづれに取っても七萬として扱われるため、フィーバーリーチと同時に混老頭が成立する。
七萬をどの性質として取るかは、和了の度に変わることを認める。
なぜなら、和了の度に七萬をどの性質として取ったとしても、七萬の本質は七萬で変わらないからである。
採用役一覧
*印の付くものは、ポン・大明槓によって喰い下がる。特に記載のない場合、喰い下がりは1翻である。
#印の付くものは、門前清でのみ成立し、ポン・大明槓を認めない。
@印の付くものは、特殊な条件等を有するため、次項で詳細に扱う。
【1翻役】
#門前清自摸和
#リーチ
#一発
#平和
#一盃口
断么九
翻牌
海底摸月
河底撈魚
嶺上開花
槍槓
【2翻役】
対々和
三暗刻
三槓子
小三元
*一気通貫
七対子
【3翻役】
#二盃口
*混一色
【4翻役】
#ダブルリーチ
*混全帯么九(チャンタ)※喰い下がり2翻
@三色同順
@アメリカ七対子
@三色同刻
@三連刻
【6翻役】
*清一色
@小車輪(混一色七対子)
*純全帯么九(純チャン)※喰い下がり4翻
混老頭
【8翻役】
@間八萬
【本役満】
#国士無双
#四暗刻
@大車輪(清一色七対子)
#九蓮宝燈
大三元
緑一色
字一色
小四喜
清老頭
四槓子
萬子混一色
@三風
@カラス(リーチのみ)
@流し役満
@八連荘
@間八萬自摸
【ダブル役満】
#天和
#地和
#人和
@国士無双13面待ち
@純正九蓮宝燈
大四喜
四連刻
特殊役
・役満
ダブル役満は打点・祝儀ともに本役満の2倍、トリプル役満は打点・祝儀ともに本役満の3倍である。
・アメリカ七対子
暗槓・明槓を含む手牌は七対子の要件を満たさない。
・小車輪(混一色七対子)・大車輪(清一色七対子)
小車輪の中には混一色と七対子を内包する。
混一色3翻+七対子2翻+1翻=小車輪6翻であり、混一色3翻+七対子2翻+小車輪6翻…とは数えない。
大車輪は、翻数祝儀を数える場合は清一色6翻+七対子2翻…と数える。
4枚使い七対子との複合を認める。
・流し役満
フィーバー宣言時待ち無しによる流局を除いた、流局時に成立。
手牌の聴牌を問わない。
捨て牌は7mを含め、全てヤオチュー牌であることを必要とし、自身の捨て牌が他家に一切副露されていないことを求める。
自身の副露は問わない。
・《OP》八連荘
8本場以降の親の和了は、アガリ形に関わらず親の本役満扱い(ツモ・ロンの別は含む)とする。
祝儀等は他の本役満と同様に加算する。
手牌の本役満との複合を認める。
この和了がフィーバーリーチと複合する場合、打点は全て本役満として扱う。
この和了が逆ポッチによるものの場合、当然和了者の支払いとなる。
なお、八連荘による和了が発生して次局に続く時、次局以降も親の和了は同様に処理する。
※ゆずピもん氏注
八連荘は本当に起きないので適当になってる部分があります。
その上でブラッシュアップするならどのアガリでも本役満(ロンはロン扱い)で親のみ適用、祝儀等は他の本役満と一緒で別に加算でいいと思います
・リーチのみ(カラス)
打点も本役満扱い。
ダブルリーチ・オープンリーチの場合、カラスは成立しない。
・三風
北を用いた三風は認められない。
なお、四喜和と三風は複合しない。
「小三風」は、2024年5月5日現在認められていない。
・間八萬/三色同順
ツモ時、翻数に関する祝儀を計算する際は、間八萬は8翻として数える。
宣言牌を含め、リーチ成立までに自身で切っている白はフリテンを構成しない。
リーチ成立後に他家によって切られた正ポッチを見逃した場合はフリテンになる。
白が暗刻かつ間八萬の状態で逆ポッチを自模った場合、白の暗槓が優先される。(4.特殊牌に関するルール/白ポッチの項の白ポッチの法則を参照。)
《OP》三色同順の追加ルール
789三色同順の出アガリのみ140枚のサイコロチャンスとなるため、通常の間八萬出アガリはこの対象にならない。
また、789三色同順のツモ和了はこれまで通り、ポッチ等による祝儀倍の効果を受けない限り70枚サイコロである。
フィーバーリーチで789三色同順が発生した場合、
・青又は赤ツモ後に緑を出アガリした場合、出アガリによるサイコロチャンスは倍の280枚となる。
・青で出アガリした場合、サイコロチャンスは倍にならず140サイコロである。
・三色同刻、三連刻
副露可、4翻
門前で和了時、サイコロチャンスが付与される。
本役満とは違い、フィーバーリーチによって、サイコロチャンスが和了の度に複数回付与されることが無いことに注意が必要である。
符計算
切り上げ満貫あり。30符4翻、60符3翻はそれぞれ満貫として扱う点に注意されたい。
七対子は30符ではなく25符で計算する点に留意せよ。
サドンデス(3人回し)
サドンデスは流局時を除いて誰かが4万点以上になった時点で終了。
4人回しのルールでは、抜け番が不利になってしまうためこのルールは採用されない。
2.リーチに関するルール
ツモ番の無いリーチ(海底での立直を含む)、空テンリーチはこれを認める。
門前での和了がリーチを必須とする以上、一部の例外を除いていかなる状況でも立直を打つことができる。
特に、フィーバーリーチが採用されている都合上、最後の切り番(海底)でもリーチをかけることができる点は特に押さえておかなければならない。
空テンリーチには、待ち牌に加えてポッチがすべて見えている状態も含む。
自身で同一牌を5枚以上用いた手牌を構成することは、これを認める。
13456789p西西【2222p】暗槓 のような聴牌形は、これを認める。
また、12356789p西西【4444p】暗槓 のような聴牌形で白ポッチをツモった場合、4pに取ることを認める。
リーチの宣言前に白を暗槓した間八萬待ちリーチは、空テンリーチとして成立する。
オープン立直
オープンリーチにおいて開示するべき待ちとは、待ちの種類を識別できる最低限度の牌姿を指す。
例えば34556のような47待ちの場合は、35でカン4にも取れるからと言って34556のすべてを開示する必要はなく、56を開示して47待ちが明らかになればよい。
なおオープンリーチは、宣言時に待ちに関わらない牌姿を含む手牌全てを開示しても特に罰則は無いものの、原則として待ち部分のみを開示するべきである。
いたずらに手牌全てを公開すると、ポッチの有無や牌構成などの情報から他家に大きな利害が生じてしまう恐れがあるからである。
特にこのような状況を憂慮する場合は、待ち部分以外の開示に対して罰則を設けるのも一考であり、各自検討されたい。
持ち点がマイナスになるリーチ
流局によるトビの場合、トビ賞は発生しない。
他家のアガリによって飛んだ場合、ツモられ、横移動を問わずトビ賞が発生する。
文面上明らかであるが念のため補足しておくと、0点はトビにはならない。
カンの強制
リーチ後は、手役の増減に関わらず、待ちが変わらない限りすべてカンをする義務を負う。
海底牌はカンできないため、例外として河に捨てなければならない。
誤ってカンしてしまった場合は、カンを取り消して河に捨てることで局を続行することができる。
海底牌の1つ前はカンできるが、カンドラを捲ることができないため、嶺上牌の補充及び打牌は行わず、カンが成立した時点で流局となる。
ここで言うカンの成立とは、正常にカンを宣言し、かつそれにロンが掛からなかった場合を指す。
〈発展〉
2222455566677sの待ちは間3sだが、ポッチツモ時は5枚目の牌に取ることを認めているので、2sに取ることもできる。この場合、この2sが待ちとして取れるならば、5sや6sをカンするとチョンボになるのではないだろうか?という問題が発生する。
ルールを厳密に解釈するならばこのカンはチョンボであるが、①これをカンしないことによってチョンボの裁定を適用するような損害が他家に与えられないと考えられること、②そもそも2sを待ちとして認識することが難しいことから、このような5枚目の待ちが消える形のカンは、待ちが変わるとはみなさずにチョンボを適用しないのが適当であると考える。
なお、7999mを含む形での9mは、間八萬が消えるためチョンボである。
8m待ちは白ポッチでしかアガることができないが、正ポッチでの出アガリが認められており、ポッチが待ち牌として機能していると言えるからである。
《OP》祝儀倍リーチ(シュバリー)
シュバリーはその影響が大きいにもかかわらず忘れやすい為、トラブルの元になりがちである。
そのため、シュバリーの意思表示は明確に行わなければならない。
加えて、シュバリーを宣言しない場合は「ノーマルリーチ」の呼称を用いるなどしてこれらを明確に区別すると漢らしい。
抜き牌が冬冬金北のみの場合で、1.冬冬をシュバで発動を選択した場合、金北の効果は発動しないまま終了する。
シュバリーの効果は冬冬金北に適用できないが、倍ポッチの効果は冬冬金北に適用される点には注意が必要である。
待ちを開示した後のシュバリー宣言は認められない。
シュバリーを適切に宣言することも漢らしさの一部を成す為、自責による宣言遅れはこれを認めるべきではない。
待ち牌なし流局も含む。
シュバリーの宣言後にチョンボが発生した場合、チョンボ者がシュバリーを宣言した者に対して支払う祝儀はこの効果を受けて2倍となる。
このため、シュバリーの権利は返還されない。
チョンボが自責である場合、シュバ滑りの祝儀を抜け番に支払った上でシュバリーの権利は消滅する。
詳細は、5.罰則に関するルールを参照のこと。
フィーバーリーチ
確定暗刻には7の暗槓を含む。
なお、GTを採用している場合は7mも対象となる。
フィーバーリーチは任意である。
フィーバーは確定暗刻を条件とするため、555666777のような三連形や、3355p223344777sのようなアメリカ七対子が含まれる形では、和了時に高点法によって暗刻以外の形で取らないことが明らかであっても、暗刻以外の形で取れる余地が存在していれば成立しないことは特に注意が必要である。
確定暗刻の判断をする際に、場に4枚切られている壁といった手牌の形に関わらない要素は判断に含めることができない。
(例)3455777の形で、6とポッチがすべて場に見えているため7が確定暗刻になる、と言った解釈は認められない。
フィーバーリーチとオープンリーチの複合はこれを認めない。
フリテンや空テンでもフィーバーリーチは認められる。
フィーバーリーチはリーチの成立と同時にのみこれを認める。
そのため、立直後7の暗刻が確定しない形から7の暗槓などによって確定暗刻となった場合でも、フィーバーリーチに昇格するようなことは無い。
但し華牌、及び北は抜くことができる。
その際、春の効果によって発生した祝儀は請求権を得る。
GTにおけるカン8mは正ポッチ2枚のみを待ち牌として扱う。
ここでいう「上記の条件」とは、「手牌で7pか7sが確定暗刻で面前かつ立直がかけられる場合」かつフィーバーリーチを打つ意思がある場合である。
フィーバーリーチと同時にシュバリーを宣言する際は、他家が待ち牌を晒すまでにこれを宣言をしなければならない。
特にシュバリーの宣言は、同卓者全員に聞こえるようにはっきり行うのが望ましい。
待ち牌が無く流局となった場合、抜け番に対する支払い等は、1.点数・順位に関するルール/流局・ダブロンの項に記載されている規定に準ずる。
逆ポッチを自模った場合は後述。
逆ポッチによる支払いの状態で冬を発動させると、冬の効果も支払いになる点に注意が必要である。
金北を抜いた状態で同卓者が続行を選択した後、正ポッチによる逆転が発生した場合、選択権は立直者に戻る。
なお、同卓者は自身の持つポッチの情報を共有した上で選択権を行使できる(逆転した場合の選択権に影響する可能性があるため、リーチ者には公表しない方が望ましいか)。
同卓者で意見が対立した場合は、4.特殊牌に関するルール/金北にある「抜け番不利の原則」を参照のこと。
詳細は、4.特殊牌に関するルール/白ポッチの項を参照すること。
逆ポッチを白待ちで躱した場合、ポッチとしての効果は発生しない。
正ポッチを白待ちとして取る場合は、ポッチの効果を受ける。
和了が発生した場合、発生した時点の状況に応じて清算する。
そのため、白ポッチの効果を、それをツモる以前のアガリに遡及して適用させることはできない。
倍正ポッチをツモった後、正ポッチをツモった場合、倍正ポッチの効果は上書きされずそのまま継続する。
なお、逆ポッチをツモった後、倍逆ポッチを自模った場合、逆×逆で正に逆転することは無いため注意が必要である。
逆転が起こるのは正⇔逆のみである。
詳細は4.特殊牌に関するルール(華牌)を参照。
和了時に発生する効果は、祝儀倍、及び逆ポッチの効果を受けるが、抜いた時点で発生する華の効果は原則ポッチの効果を受けない。
但し、抜いた時点で発生する華の効果は、祝儀倍正ポッチを含む祝儀倍の効果を受ける。
一部では正→逆の逆転にも2倍を乗算するルールが採用されているが、これはあくまでもオプションであり、特に取り決めの無い場合は上記規定に従うべきである。
なお、逆転の後にサイコロチャンスが発生した場合、サイコロチャンスはその効果を受ける。
例)間八萬フィーバーで倍逆ポッチをツモ後、倍正ポッチで逆転した。
倍逆ポッチ時点で発生したサイコロ:70×倍逆ポッチ(2倍)=140枚払い4度振り
倍正ポッチ時点で発生したサイコロ:70×{倍逆ポッチ(2倍)×逆転(2倍)×倍正ポッチ(2倍)}=560枚貰い4度振り
ダブル・トリプルフィーバー
ツモ時の打点は、1000点加符後の点数が倍にされる。
(例)ダブルフィーバーで子の三倍満をツモった場合、1000点加符の操作を行った後の点数である7000-13000を倍にして、14000-26000の点数になる。
これらのフィーバーリーチも任意である。
ダブルフィーバーの条件を満たしていてもノーマルリーチを、トリプルフィーバーの条件を満たしていてもダブルフィーバー・ノーマルリーチで打つことを選択できる。
なお、フィーバーリーチ中に発生したサイコロチャンスに関する裁定については、3.祝儀に関するルール/サイコロチャンス(出目当て)の項を参照されたい。
3.祝儀に関するルール
役満祝儀
役満祝儀のオールは、4人回しの場合、抜け番にも請求される。
なお、ここで言う役満祝儀とは、三倍満・役満(四倍満)・五倍満・六倍満の打点にそれぞれかかる祝儀のことを指し、以降も便宜上この定義を用いる。
なお、役満(四倍満)とは、本役満と数え役満の両方を含むものである。
本役満と数え役満は、本役満にサイコロチャンスが付与さる点で、数え役満の完全上位互換である。
上記役満祝儀に加え、翻数に応じて更に祝儀が発生する。
これらの役満祝儀及び翻数に関する祝儀は、シュバリー・シュバポッチ・ダブルフィーバーなど、すべての祝儀倍効果を受ける。
《OP》手役祝儀
門前混一色、門前清一色、二盃口
副露による祝儀は発生しない。
トビ賞
逆ポッチをツモって飛んだ場合(自トビ)、トビ賞の支払いはない。
ダブロンによってトビが発生した場合、上家から順番に点棒を支払い飛ばした方にのみトビ賞が発生する。
トビ賞は、点棒が0点を含むプラス域からマイナス域へ移動する時点で発生し、同一局内で複合することを認める。
フィーバーリーチなどの影響で、点棒がマイナス域から0点を含むプラス域へ移動した場合、その時点に祝儀は発生せず、同一局内で支払ったトビ賞が返還されるようなことも無い。
(例)フィーバーリーチをかけて他家を飛ばした後、逆ポッチをツモってしまい他家の点棒がプラスに回復した。その後、さらに正ポッチをツモり他家を飛ばして局が終了した。
最初の飛びにトビ賞5枚、点棒が回復した後の2度目の飛びにトビ賞5枚が発生し、トビ賞の支払いは合計10枚となる。
トビ賞が発生したにもかかわらず試合が終了せず続行する、という奇妙な状況があり得ることを意識する必要がある。
トビ賞は、すべての祝儀倍効果を受ける。
《OP》トントンブー
終了となるまでに流局・チョンボなどが発生していても条件を満たす。
流局時ノーテン罰符によってトビ終了が発生した場合、条件は満たさない。
親が逆ポッチをツモり、自らのトビによって終了した場合でも、トントンブーは成立する。
子の和了によってトビ終了となった場合、条件は満たさない。
トントンブーは、すべての祝儀倍効果を受けない。
80000点祝儀
2着、3着には適用されない。
80000点祝儀は、すべての祝儀倍効果を受けない。
《OP》連勝祝儀
4人回しの場合、
†熱狂†に包まれた状態にある人間はアテにならないので、スコアボードなどを活用して着順を管理することが望ましい。
連勝祝儀は、すべての祝儀倍効果を受けない。
サイコロチャンス(出目当て)
本役満は、3.祝儀に関するルール/採用役の項を参照のこと。
抜き牌は空気扱いのため、これによって即(一発)を消すことはできない。
オールスターは副露によるものを認める。
オールスターには金北を含まない。
四華は、春・夏・秋・冬の各1枚によって構成されることを求める。
四華四北に付帯する出目当て2回とは、四華及び四北にそれぞれ与えられるものを表す。
八華に付帯する出目当て2回とは、八華を構成する2つの四華にそれぞれ与えられるものを表す。
八華四北に付帯する出目当て3回とは、八華を構成する2つの四華及び四北にそれぞれ与えられるものを表す。
サイコロチャンスが付帯する四華・四北・八華・四華四北・八華四北は、全て自らが現物を抜いていることを必要とし、ドラ表示牌に共有されている華牌ではこれらを構成することができない。
但し、華牌の効果は受けることができる。
ゾロ目の場合はサイコロ連荘とし、振った回数に含めない。
例)+70枚4度振り、24を宣言。
出目:13、45、11(連荘)、56、24。結果:1ヒット+70枚オール。
祝儀倍ポッチ、ダブル・トリプルフィーバーの影響は受けるが、シュバリーの効果は受けない。
《OP》但し、シュバリーを宣言してサイコロチャンスを獲得すると、ゾロ目連が生じた場合に祝儀が上乗せされる。
シュバ権を使えないサイコロチャンスに対するシュバサイコロの適用は、上記の他にリーチをかけて和了することが不可能な役満(天和、地和、人和、)に関しても適用される。
なお、立直をかけても和了れるが、ダマテンや副露によってシュバ権を使えない状態にしての和了(国士無双のダマテン和了や大三元の副露による和了など)には、適用されない。
あくまでも、シュバ権を用いることができないサイコロチャンスに対して適用されることに注意が必要である。
なお、Classic五等で採用されていた2度振りは漢らしくないため廃止されている。
ここで言う春無しでかつ抜け番の状態とは、流局までに一度も春が発動していない状態のことを指す。
ドラ表示牌に春が示されている場合、春は発動していないため春無しが成立する。
春は抜かれた時点で自動的に発動するため、同卓者の過失によって春の発動が宣言されていなかった場合でも、春を抜いていれば春無しとはみなされない。
同卓者の過失によって春を抜き忘れて流局した場合、春無しは成立する。
四暗刻、カラスを含むすべての本役満は、アガリ回数に応じて出目当て権を与えられる。
アガリ回数に応じて出目当て権が与えられる場合、それぞれ和了時の状態に応じて出目当て権を獲得する。
なお、出目当てはその権利が与えられたタイミングによらずフィーバーリーチ終了後にまとめて行う為、何枚の貰い、或いは支払いが何回発生したかが分かるようにしておく方が望ましい。
抜け番に関する祝儀
本note、及び引用元の公式ルールにおいて「オール」と記載されている祝儀については、特に注釈がない限り抜け番も支払いの義務を負う。
これに加え全員ノーテンの流局には、サイコロチャンスが付随する(詳細は出目当ての項を参照)
これら抜け番に貰いが発生する祝儀の指摘は抜け番が唯一腕を発揮できる要素である。
故に、抜け番であっても局参加の意志を強く持って臨むべきである。
点棒やチップを用いて春の発生やカウントを管理しておくことで、指摘漏れを防ぐことができる。
抜け番が離席中にこのような貰いが発生した場合は、同卓者が代わって申告してあげるのもまた、漢らしさである。
4.特殊牌に関するルール
赤・金
赤・金共に各1枚入り。
これら特殊牌の効果はポッチによって代替することができず、現物であることを要求する。
鳴き祝儀であり、これら祝儀が付帯する特殊牌は門前であることを必要としない。
北
表ドラ又は裏ドラ表示牌に北があってもその効果を享受することはできない。
効果を得るには自身で抜いていることを要求する。
空気扱いのため、カンと違って海底でも抜いて嶺上牌から補充することができる。
自身で北を抜いている場合、北待ちはフリテンとなる。
北待ちでリーチ後、他家に抜かれた北をスルーした場合、以降はフリテンとなる。
ダマテンの場合は同巡フリテンとなる。
字一色・四喜和は、他の役満と複合する場合でも北待ちを認める。
後述する特殊牌に金北があるが、金だからと言ってドラ2になったり祝儀が2枚になったりはしない。
華牌
特殊効果牌として扱う。
いかなる場合でもドラとして扱わず、一部例外として認められている場合を除いてすべて効果を発動させなければならない。
表ドラ又は裏ドラ表示牌に華牌がある場合、アガリ時に和了者はその牌を抜いたものとみなして華牌の効果を得る。
繰り返すが、ドラ表示牌に華牌があっても華牌がドラになることは無く、和了時に華牌の効果を得ることができるだけである。
華牌の効果
注)このnoteでは、華牌そのものを指示する場合は「春」のように、華牌を1枚抜いた状態或いは華牌1枚の効果を表す場合は「単春」のように、華牌を2枚抜いた状態或いは華牌2枚の効果を表す場合は「春春」のようにそれぞれ区別して表記する。
なお、引用元はこの限りではない。
1.春
単春は華牌を抜いた時点で発動する。
他家のフィーバーリーチを受けた後、自身のフィーバーリーチで逆ポッチを引いた後など、いかなる場合でも受け取る権利を有する。
自身のシュバリー宣言後、或いはダブルフィーバー・トリプルフィーバ宣言後は、単春によって受け取る祝儀にもその効果を適用できる。(ただし宣言前に遡及して適用することはできない。)
フィーバーリーチ後の祝儀倍ポッチの効果は、これに適用されない。
自身のフィーバーリーチで逆ポッチを引いた後でも、単春によって発生した祝儀は受け取ることができる。
春がドラに表示されて和了時に単春の効果を得る場合、及び自身で春を抜いておりさらに任意の華牌がドラに表示されて和了時に単春の効果が新たに発動する場合は、和了の状態及びすべての祝儀倍効果の影響を受ける。
例)123456789s111p東東 抜き牌:春、北 ドラ表示牌:夏、9m
ツモ逆ポの場合、ドラ表示牌の夏にかかる春の効果は和了の影響を受けるため支払いとなる。
和了によらず華の効果を享受できる場合は和了の状態に関わらず貰いが発生するが、ドラ表示牌や春春の場合など、そもそも和了しないと華牌の効果を享受できない場合、和了の影響を受ける。
春春は華牌を抜いた時点では発動せず、和了時に発動する。
和了の状態及びすべての祝儀倍効果の影響を受ける。
2.夏
和了時に発動する。
1.点数・順位に関するルール/符計算の項でも扱った通り、30符4翻・60符3翻はともに満貫として扱うため、30符3翻の夏夏は、30府3翻→30府4翻(満貫)→跳満のようになる。
数え役満の項でも扱った通り、13翻以上は翻数に関わらず四倍満なので、アンミカ筋肉における数え役満の最高打点は夏夏による六倍満である。
夏は打点を全て数えた後に発動する。
10翻+夏を、8翻の倍満→夏を発動して三倍満→残りの2翻を数えて四倍満、といった行為は認められない。
3.秋
和了時に発動する。
発動には、王牌を除いた牌山が1トン(2枚)以上残っていることを必要とする。
海底前で和了が発生し、王牌を除く牌山が1枚しか残っていない場合、立直をしていても秋を発動させることができない。
ダブロンで一方が秋を、もう一方が冬を抜いている場合、まず秋の効果を発動させてドラ表示牌を確定させてから、その次の牌より冬の効果を発動させる。
4.冬
和了時に発動する。
後述の冬冬金北を除いて、すべての祝儀倍効果を受ける。
アリス、及びチューリップにおいて華牌がめくれた場合、華牌の効果は適用されない。(抜いたとみなされない。)
アリス、及びチューリップにおいて、華牌は上下牌を持たず全て現物牌として扱わるため、華牌がめくれた場合、抜いている花牌の枚数×2枚(副露時は1枚)が加算される。
チューリップにおいて9がめくれた場合は891が、東がめくれた場合は北東南が、白がめくれた場合は中白發が対象牌となる。
萬子は2種類しかないが、上下牌のダブルカウントはしない。
金北
対象となる華牌を抜いている場合、北の効果に加えて発動することができる。(対象となる華牌を抜いていない場合、金北の効果は発動できない。)
金北はドラ表示牌や手牌に使用している場合、その効果を得ることはできず、和了者自身が抜いていることを要求する。
金北は華牌の効果を強化するだけであって、金北そのものを華牌とみなすことはできない。
強化した際の効果は以下の通り。
春春夏夏金北の抜き牌で金北の効果を春に取るとき、春春で4枚+春春春で4枚の計8枚が発生する。
4.特殊牌に関するルール/華牌/華牌の効果(3.秋)でも触れた通り、金北で秋を強化する場合も、王牌を除く牌山が1トン以上あることを必要とする。
王牌を除く牌山が1トン未満の状態にもかかわらず、金北で秋の強化を選択する、といったことは認められない。
《OP》秋秋の状態で金北を発動した場合、本来の秋の効果に加えて、引用元太字のように翻数分の祝儀が和了時に追加される。
秋秋金北によって生じる祝儀は、冬の効果と同じように、ツモの場合はオール、ロンの場合は放銃者のみ支払いとなる。
秋秋に金北を発動するのが条件のため、単秋に金北を発動してもこの効果を得ることはできない。
冬を強化する金北は、上下段となるだけであって、アリスをチューリップに昇格させるようなことはできない。
金北で冬を強化した場合の冬冬金北は、原則として上下段チューリップに取らなければならないが、シュバリーを宣言している場合はこの限りではない。
詳しくは、2.立直に関するルール/シュバリーの項を参照すること。
上下段アリス・上下段チューリップは、上下いづれかの牌で1枚以上乗ることで継続する。
順序としては、秋を発動→金北の強化先を決定→夏を発動→冬を発動、の順である。(春は発動の前後を問わない。)
金北の効果を発動させてからは、その強化先を変更することはできない。
同卓者に有利になるように対象を選択できる。
強化するタイミングは先述の通り、秋を発動によるものを含むドラをすべて開示してからである。
局に参加する同卓者A,Bの意見が対立した場合、抜け番Cの意見との比率をA:B:C=2:2:1程度に設定し、3:2の比率に調整したサイコロやルーレット等で決めるとよい。
金北の効果を保留した場合、次回以降の和了時に都度選択できる。
保留した後、和了することができずに流局となった場合、金北の効果は発動せずに局が終了する。
金北で冬を強化することを選択する場合、同時に冬も発動することになるため、フィーバーリーチは終了する。
その後の扱いについては、2.立直に関するルール/フィーバーリーチの冬の項に準ずる。
フィーバーリーチにおいて、金北の効果を保留した後逆ポッチを引いた場合、金北の選択権は同卓者に移る。
逆の場合も同様に、逆ポッチを引いたときに金北の効果を保留してその後正ポッチを引いて逆転した場合、金北の選択権は和了者に移る。
白ポッチ
後述の神ポッチとは違い、こちらはポッチの色に関わらず強制高め取りである。
白ポッチをどの牌に取るかは、ドラや冬をすべて捲った後に確定する。
白ポッチで取ることができる牌は、自身の手牌で何枚使用しているか、或いは河に何枚見えているかなどによって、これを制限されることがない。
白ポッチに祝儀は付かない。
Classic五等では即ポッチに祝儀がついていたが、アンミカ筋肉では採用されていない。
・白ポッチの効果
注釈に挙げられているような状況は、3.打点・祝儀に関するルール(トビ賞)に詳しい。
白ポッチはシールの枚数では区別せず、色で区別することが望ましい。
理由は、立直後の盲牌に漢らしさが増す為である。
更に言えば、ポッチのシールの位置は全て中央に揃えて貼付されることが望ましい。
金北、及び金牌をシールによって区別する場合は、シールの位置を中央から少しずらす、複数枚貼付する、などしてポッチや4pと誤認しないような対策がなされる方が望ましい。
なお、シールを端に寄せ過ぎると見えてしまうため、ある程度の余白を設けるべきである。
正ポッチ>白>逆ポッチの順で優先される。
これは白ポッチの最も基本的で最も重要な法則である。
白待ちで正ポッチをツモった場合、正ポッチの効果を白とするため、正ポッチの恩恵を受けることができる。
白待ちで逆ポッチをツモった場合、白として扱われるため、逆ポッチの効果は受けない。
祝儀が発生していなければ、夏などの華牌が抜かれていても構わない。
待ちが複数ある場合、原則0枚は0枚になる方に取る。(アンミカにおける「高め取り」とは、原則チップの期待枚数が多い方を指すため、逆ポッチを自模った場合でも0枚は0枚に取るのが基本である。但し、オーラス等で打点を取った方が、着順チップなどの影響で結果的にサイコロチャンスを受けるよりも期待枚数が高い場合は、この限りではない。)
このnoteでは、ドラ表示牌および冬で捲れた任意の牌に取ることができる正ポッチのことを「神ポッチ」と呼称する。
神ポッチは、自身の手牌及び河にすべて見えている牌にも取ることができる。(八華でチューリップに神ポッチが捲れた場合、華牌として取ることができる。)
正ポッチがドラの場合で、かつ白ポッチによらない和了の場合は、任意の牌に取ることができるため、わざと最高目に取らず相手を飛ばさないと言った戦術も可能である。
白ポッチによる和了の場合は強制高め取りとなるため、このような戦術はとることができない。
5.罰則に関するルール
基本的な裁定
親の即チョンボは流局と表記されているが、これは親が流れるという意味で用いられているため、抜け番は流局及び春無し流局の祝儀を請求することはできない。
《OP》三味線・ボディータッチはともに認められているが、これは麻雀に伴うコミュニケーションを円滑に行うことを意図して認められているものである。
三味線は騙される方が悪いというのが本ルールにおける基本的な考え方であるが、悪意を持ってこれを行うことは漢らしいとは言えない。
また、ボディータッチもコミュニケーションの範疇を大きく超えたものに対しては法的措置を取られる恐れがあるため、注意が必要である。
そのような事態に我々ルール編集者は一切責任を負わないため、各自で注意されたい。
山をこぼしたことによる見せ牌は、全員にその牌を公開してから元の場所に戻す。こぼした牌がポッチだった場合は、5.罰則に関するルール/ポッチこぼしの裁定を参照すること。
見せ牌、コシに対するペナルティーは無いが、これらを悪用することが無いように努めるべきである。
発声やリーチに関する裁定
持ち点0点での誤発声は1000点を供託し、局終了時に収入がない場合トビ扱い。
リーチ後の強制カンを怠った場合は、発覚した時点で即チョンボとする。
副露している状態でのリーチ発声は誤発声として扱い、1000点供託で続行。
「ポンロン」はノーペナルティー。
先ヅモはポッチなどの情報を知り得てしまう可能性があるため、してはいけない。
副露の晒し間違いは、復元可能な場合は気付き次第復元して続行。
副露者の打牌完了前までなら1000点供託で副露を取り消して続行することができる。それ以外は現状維持で和了放棄。
抜いてはいけない牌を抜いてしまった場合、同卓者に嶺上牌が明確なら局面を戻して続行、打牌完了後かつ局面が修復困難な場合は現状維持で和了放棄とする。
他家が勝手に手牌を公開した場合はこの限りではない。
フィーバーリーチ成立後に他家の手牌を除いた場合、冬を抜いているかに関わらず終了する権利を放棄したものとみなす。(強制続行)
但し、他家が勝手に手牌を公開した場合はこの限りではない。
非リーチ者が、副露者又はリーチをしていない門前進行者が存在するにもかかわらず、これをリーチ者と誤認するなどして誤って自身の手牌を公開した場合、アガリ放棄となる。
(例)立直者、及びそれに明らかに押していて聴牌が濃厚と想定される副露者の2人がいる場合に、誤って立直者2人と誤認して門前ノーテンの状況で手牌を公開してしまった。
リーチ者が、非リーチ者が居るにもかかわらず3件リーチの状況と誤認して自身の手牌を公開してしまった場合、アガリ放棄となる。
手牌を公開したり鉄覗き!を行う場合は、同卓者の了解を得てから行うのが無難である。
なお、手詰まった時にわざと他家の手牌を覗いて安全牌を探すといった行為は、漢らしくない為慎むべきである。
基本は和了放棄の裁定だが、あまりにも悪質な場合はチョンボを取るべきである。
このようなトラブルを減らすためにも、同卓者の了承を得てから覗くべきであろう。
多牌の場合、牌を選択するのは対面を原則とする。
対面が不在の場合は同卓者の合議制とする。
ツモる場所を間違えてしまった場合、全員に当該ツモ牌が明確であれば戻して正しい場所からツモり直す。
ツモ牌が明確ではない場合、局の続行に影響のない状況であればそのまま続行する。
チョンボの裁定
チョンボの裁定は、点棒の移動を一切伴わない。
待ちとして取れない牌は、「①河にある②ドラ表示牌にめくれている③チョンボ者以外のリーチ者がいる場合には裏ドラ表示牌にめくれているため、既に山にないことが確定している牌」に加え④暗槓を含む副露によって晒されている牌⑤オープンリーチの待ちとして公開されている牌⑥抜き牌として抜かれている牌も対象とする。
聴牌者以外の、暗槓を含む副露を除いた手牌にある牌は、公開されていたとしても条件を満たさない限り待ちとして取ることができるものとする。
なお、⑤オープンリーチの待ちとして公開されている牌に関しては、待ちを識別するために必要な最低限度の枚数のみをこの範囲に認める。
それを超過している場合は公開する牌を修正すること。
なお、対象牌に祝儀牌やドラが含まれている場合は、価値の低いものから順に公開とすること。
具体的には、金牌より赤牌、赤牌よりドラ、ドラより黒牌を優先的に公開対象とする。
なお、上記手続きを経て待ち牌が全て山に無いことが確定してしまった場合(リーチ成立時からから空テンだった場合も含める)、聴牌者は最高目を宣言できるものとする。(下記の通り公式に裁定が決まっている分野ではないが、待ちが無いにもかかわらずリーチを打つのは漢らしいため、それを讃える意味でも最高目に取るのが望ましいのではないか。)
※ゆずピもん氏注
待ち無しだった場合は正直分かりません、
聴牌者が何も受け取れないのは筋が通らない(山にぽっちがあったかも、チョンボ者がその後放銃していた可能性があるetc)ので、安め取りでアガれるなどの現場対応をお願いしたいです。
フィーバー時にチョンボがあった場合は、5枚Aに加え、残っている和了牌を全て放銃扱いでチップの責任払いとする。(点棒の移動はない)
例)フィーバーリーチの宣言牌に他家のロンがかかるが、他家が強制暗槓逃しやフリテンなどで即チョンボとなった。
5枚Aの支払いに加え、フィーバー成立時に残っている牌をすべてチョンボ者の放銃扱いでチップのみ全員分責任払い
※編集者注
フィーバーによってトビや8万点祝儀など打点に関する祝儀も多く発生し得ますが、チョンボ者から逆ポッチのリスクが0の状態でチップを受け取っている為ご愛嬌ということで、このようなシンプルな裁定が良いと思います。
ポッチこぼしの裁定
自分の手牌にあるポッチを見せてしまった場合、或いは副露が入らず自分のツモ牌であることが確定している牌をこぼしてしまった場合はポッチこぼしの対象とはならない。
ポッチが見えることは相当な情報量であることに変わりは無い為、このような場面でもできるだけ見せ牌を行わないよう注意するべきことは言うまでもない。
なお、ポッチこぼしによって消滅する白ポッチの効果は、立直後オールマイティーのみである。
したがって、こぼしたポッチが秋や冬の効果によって神ポッチとしての効果を発揮する場合、上記の効果消滅は受けない。
間八萬は、ポッチこぼしの影響を受けるため、効果が消滅したポッチでのツモ和了は認められない。但し、効果が消滅した正ポッチを他家が切った場合のロン和了は、これを認める。
アンミカ筋肉における罰則の考え方
これまで解説してきた通り、アンミカ筋肉は様々なルールを総合しているため非常に複雑であり、熟練者でも軽微な過失はつきものである。
そのため、ゲームに影響が少ない範囲で修正可能な過失については罰則の対象とせず、正常な局面への復元を試みてゲームの続行を優先することが基本である。
このルールでは、その特性上、抜け番も含めた全員が局に参加する意識を持つことが非常に重要である。
抜き牌の補充し忘れなどを厳しく裁定してしまうと、罰則が本人の過失を咎めるに留まらず、局に参加する人数が減ることによって、抜け番を含む同卓者がさらに大きな不利益を被る恐れは否定できない。
これは罰則の本来の目的を逸脱しており、ゲームの成立を根本から揺るがしかねないものである。
そのため、罰則は必要最低限度のみを対象としているが、本ルールを嗜好する者はこれに甘んじることなく、いかなる過失を起こさず、また起こさせないように最大限意識する†プロ意識†を持たなければならないのは自明である。
また、これら裁定の緩さを悪用したり、意図的に罰則を受けようとすることは前述のとおり筋肉に対する重大な冒涜であり、選手資格を問われる行為である。
卓を囲む全員が対局者であり、審判であるという意識をもって、本ルールに臨んでほしい。
Q&A
イ.懸賞牌を増やしたい
ドラにはならないが祝儀1枚となる牌(青、銀など)を追加することをお勧めします。
このルールのドラは、表示牌が常時2枚めくり、赤・金各1枚、北、秋があり、さらに夏で打点が上昇する効果を得られる為、ドラが飽和しきっている状況です。
そのため、赤赤赤金や赤赤金金といったアレンジは明らかにドラが過剰になってしまい、ゲームバランスが崩壊してしまいます。
そのため、どうしても懸賞牌を増やしたい場合は、ドラにはならないが祝儀1枚付く牌を追加し、黒青赤金と言ったバランスなら成立すると考えます。
なお、金北の祝儀1枚を2枚以上に増やすといったアレンジはお勧めしません。
何故なら、金北はドラかつ祝儀1枚かつ自身が既に効果を得ている華牌の効果をもう一度発動できる、という十分強力な効果がすでに付与されている為です。(24年6月に秋秋金北が追加されてからさらに金北が強化されました)
1枚の牌にあまり効果を乗せすぎることも、ゲームバランスという観点からは得策とは言えないので控えた方が良いと考えます。
ロ.初めてなのでルールをマイルドにアレンジしたい
GT、フィーバー、シュバは外しても十分に楽しめます。筋肉は外しても良いですが、慣れてきたら付けることをお勧めします。
GT、シュバは採用しなくても本来のアンミカ筋肉ルールの面白さをあまり損ないません。特に、シュバを外すだけでも分散は縮小すると思います。(おそらく2/3くらいにはなるのではないでしょうか)
フィーバーを外すのは面白さを損なってしまうと考えますが、フィーバーは好き嫌いが分かれやすいルールであるため、苦手な方がいるなら外しても問題ないと思います。
筋肉は初めてであれば外しても問題ないと思いますが、逆ポッチが残っている局面で極端にダマテンが増えてしまい女々しい為、できれば付けた方が面白さを損なわないと考えます。
なお、2024/06/10の更新で、採用しなくてもアンミカ筋肉の魅力を損なわずに楽しめると著者が判断したルールを《OP》(Option)標示で区別しました。こちらも参考にされてください。
なお、四華にするのはあまりお勧めしません。
華一枚の価値が上がりすぎてしまい、他のルール(フィーバーや金北など)との相性が悪くなる、押し引きが単調になる可能性があるといった理由があるからです。
四華ならClassicルールで打つ方が良いと思います。
ハ.チョンボの裁定が厳しすぎませんか?
チョンボの適用が緩い分、チョンボの裁定が厳しくなっています。
五等三麻は、三人(四人)で局を続けることがとても重要なゲームです。
そのため、一般的なルールではアガリ放棄となるような少牌、多牌、さらには誤ロン・ツモといったものまで局が続行できるような軽微なペナルティーになっています。
特に四華・四北や冬冬金北といった抜き牌に関する情報が絡む場合は顕著で、これらを躱す和了は勿論のこと、アシストや差し込みと言った形でこれらを潰そうと試みる局面も多くあります。
このような局面でアガリ放棄が発生すると、局の参加者が一人減ったことによって他家がより大きな不利益を被る恐れがあります。
本ルールは競技麻雀ではありません。そのため、和了放棄やチョンボと言った罰則を加えることによって他家が必要のない不利益を被る恐れが高いのであれば、そのような制裁は課す必要が無いと考えます。
また、このような状況で故意にチョンボをすることで脅威を排除しようとするような行為は、ゲームの成立を妨害する到底許されない行為です。
錯行為を行った者が得をすることが無いよう、当然これらを強く抑制する必要があります。
その結果、局を続けることができるミスはできるだけペナルティーを与えず続行する、局の続行が不可能になるようなミスは重いペナルティーを与える、というはっきりとした線引きになるのです。
勿論、罰則が緩いからと言って故意に錯行為を犯すことは筋肉への冒涜であり到底許される行為ではありません。
フィーバーリーチ、出目当てや冬冬金北と言った脅威を前にして錯行為に及ぶことは、ゲームの成立を妨害しており、万死に値します。
過失によるものなら仕方ありませんが、罰則の緩さに甘んじず、ミス無く打ち切ろうという姿勢から筋肉は始まっているのです。
二.色覚異常があってポッチの色が見分けづらい
赤ポッチを黒に変える、または緑ポッチを白に変える
或いは赤ポッチに油性ペンで×と書く、といった対策が考えられます。
色覚異常の方は、赤と緑を区別しづらいようです。
アンミカにおいて赤ポッチと緑ポッチは反対の性質を持っています。
特に間八萬の時は、他家に切られたポッチの色が分からないとゲームとして成立しません。
シールの形を変えたり複数枚貼って区別するといった方法もありますが、盲牌だけではポッチの種類が特定されないという、このルール特有のスリルを残しつつこの問題を克服するためには、
①赤ポッチにペンで×と記入するなど、記号を用いて区別する。
②赤と緑の二色を同時に用いることを避け、緑を白色のシールで代替する
といった選択肢が有力であると考えます。
全ての人がこのルールを楽しめるよう、必要に応じて配慮を講じてください。
アンミカ筋肉をはじめる前に
雀荘側に確認が必要な準備
春夏秋冬を用いた華八設定の可否
大抵の麻雀卓は華八の設定が可能だが、雀荘によっては華牌をオリジナルデザインにしていて区別がつかない場合や、そもそも華八を受け付けてもらえない所もある。
ここで躓いてしまうと何も始まらないので、しっかりと確認してほしい。卓の設定
35000点持ち(芝棒無し)
自動配牌、ドラ表示ともにOFF設定(ぶっこ抜き)
華牌あり(春夏秋冬を各2枚)
赤1金1(金牌が無い場合は赤2で用意してもらいシールを貼る)
ポッチ無し(すべてシールで区別するため、入れない方が良い)
1mを7mに変更(GT採用時)
シュバリー採用時は、100点棒を人数分用意してもらうか、焼き鳥マークを用いるとよい。
プレーヤー側の準備
シール
赤・黄・緑・青が含まれているシールを購入する。
直径は5mm~8mmが扱いやすい。
サイコロ
卓によってはサイコロを用いないルーレット式だったり、サイコロが入っていなかったりするため、念のためサイコロを2個用意しておくか、アンミカ筋肉公式推奨アプリ「ダイスふる」をインストールしておくと安心だ。
Android
iPhone
チップ
アンミカ筋肉では1000枚程度の浮き沈みが発生するため、額面の大きいチップは各自で用意し持ち込まなければならない。
多くの雀荘では1枚として扱えるチップのみ用意されているが、五等三麻に理解がある雀荘はこれら額面の大きいチップも用意されていることがある。感謝。
用意する目安は、一人当たり500枚~である。
ケースに入ったお得なセットも販売されており、これでも一人500枚を用意できる。
しかし25枚チップがあったり10枚・1枚チップが充実している方が使い勝手は良いため、どちらを選択するかは難しいところだ。
少しコストはかかるが、100枚までの各種チップを揃えて一人1000枚用意すれば、貸し借りも少なくスムーズにゲームを進めることができるだろう。
お気持ち
フルスペックで臨む場合、1000枚程度を基準に決めるとよい。
シュバを入れない場合は、600~700枚程度が基準になるか?(要検証)
出目当てによるチップが動かなかった場合は、おおよそ500枚前後で収まることが多いだろう。
なお、2024年5月14日時点で観測されているのは、
最高記録が+2144枚
沈みは2024年5月12日にぴおぴお選手がマークした▲3595枚(15h)である。
2000枚を超える浮き沈みは相当稀だが、確率が0ではない以上それを十分覚悟した上で臨むべきである。
祝儀は1枚10,000点相当である。
すなわち0.1は100♥️であるから、一般的にこれは気持ちが乗りすぎていると言わざるを得ない。
おおよそ0.01~0.05辺りが適正なお気持ちであろう。
終わりに
アンミカ筋肉ルールは、麻雀の到達点の一つと言えるだろう。
特に、4色の白ポッチが押し引きに深みを与えた結果、あのフィーバーさえもルールに取り込んで共存を可能としている点は驚くべきである。
世の中にはインフレルールを嫌う層が一定数いるが、このルールが一般的なインフレルールと違一線を画す点は、様々なルールを総合して成立しており、かつ押し引きがしっかりと存在しているところである。
フィーバー、祝儀倍ポッチ、八華・四北、GTと言ったそれぞれの要素は複合を認めつつも、共存することによってインフレーション―互いに価値を下げている―状態にある。
この絶妙なルールの調和が生む駆け引きは、数あるインフレ麻雀の中で唯一無二と言っても良い魅力だろう。
単純明快なルールは普及を容易にするが、時間と共に単調さと飽きを生んでしまう。
一方、このルールは驚くほどに複雑なのだ。
このnoteでは、その複雑さによる敷居の高さを払拭しようと、出来るだけ詳細な解説を心掛けた。
しかし、ここでは解説しきれなかった細かなルールや裁定もあるだろう。
疑問に思った点があれば、遠慮なく聞いてほしい。
公式ルールと共にこのnoteを手に取りながら、華八アンミカ筋肉GT五等が創り出す魅惑の世界を堪能して頂ければ幸いである。
最後に、本noteを執筆するにあたって引用した「華8アンミカ筋肉五等公式ルールブック」著者であり、校正にもご協力頂いたゆずピもん氏、同じく校正に協力して頂いた兵庫のひよこ氏にそれぞれ深い感謝申し上げて、このnoteを終わりたい。
2024年05月14日 しすたーふじい
編集履歴
【2024/05/14】
・公開
【同日】
・フィーバー時における白ポッチの遡及適用不可を追記
・基礎的なルールの解説を省略していることを追記
【2024/05/15】
・いかなる場合でも華牌がドラとして扱われない事を強調
・サイコロチャンスに例を追加
・「プレイヤー側の準備」項のお気持ち表明を追記
・逆転が出目当てにかかることを追記
・軽微な表記ゆれを修正
【2024/05/20】
・華牌(春)の効果について追記
・フリテン、空テンでフィーバーが成立することを追記
・「チョンボの裁定」項にフィーバー複合時の裁定を追加
・「Q&A」項を追加
・Q&Aイ~ハを追加
【2024/05/31】
・「リーチの強制」項に待ちの解釈に関する〈発展〉を追記
【2024/06/10】
・公式ルールに合わせてシュバリー出目当てを追記
・公式ルールに合わせて秋秋金北の効果を追記
・公式ルールに合わせて全員ノーテン流局時の出目当てを追記
・採用しなくてもアンミカ筋肉の魅力を損なわずに楽しめると著者が判断したルールを《OP》(Option)標示によって区別
・世間の認知度に合わせて「白筋肉」表記を、「アンミカ筋肉」に変更
・「プレイヤー側の準備」項にシュバ無し時ののお気持ち表明を追記
・編集履歴の表記方式を修正し、バージョン表記を追加
・軽微な表記の変更
【2024/06/11】
・「5.罰則に関するルール/ポッチこぼしの裁定」を追記
・ハッシュタグ「#ルールって300個あんねん」を追加
【2024/06/07】
・「抜け番不利の原則」について追記
・冬と金北を抜いたフィーバーリーチで逆ポを引いたときの同卓者の選択権について、白ポッチに関する情報を共有できることを追記
・Q&Aニ.色覚異常を持つ方への配慮を追加。
【2024/07/02】
・3人回しでのみ採用されるルール「サドンデス」項の表記を変更
・「フィーバーリーチ」項から「ダブル・トリプルフィーバ―」を分離
・「ダブル・トリプルフィーバー」項の打点に関して修正
・Q&Aハについて加除修正
・「プレーヤー側の準備」項について加除修正
【2024/07/12】
・秋秋金北の効果について追記
【2024/08/26】
・軽微な加筆修正を実施
【2024/09/25】
・公式ルールに合わせて白の暗槓に関するルールを変更
・公式ルールに合わせて三色同刻及び三連刻に関する解説を新設
・公式ルールに合わせて四連刻を強化
・公式ルールに合わせて手役祝儀(門前混一色・門前清一色)項を新設
・公式ルールに合わせて789の三色同順によるサイコロチャンスについて追記
・公式ルールに合わせてシュバ権を使えないサイコロチャンスに対するシュバサイコロの適用を追記
【2024/12/27】
・公式ルールに合わせて赤、金の祝儀枚数を修正
・公式ルールに合わせてシュバ滑りの祝儀枚数を修正
・公式ルールに合わせて抜け番の払いを修正
【2025/01/05】
・公式ルールに合わせて夏夏金北の扱いを修正
・本Noteを参照する上での注意を記載