学校で教わる世界史って

つまらないよね。

じゃあ世界史ってそもそもおもしろい?
おもしろいよ。
だからこそいろんな映画や漫画や小説の題材になっているんだ。
学ぶべきところも多々ある。
いままで多くの人が歴史に魅了されてきた。

なんで学校でやる世界史はこんなにもつまらないんだ?
テスト勉強をしないといけないから?
歴史上の出来事を網羅的に学習するから?
もともと歴史に興味がないひとだっている。
きっと昔に起きた出来事や活躍した人物を「ただ覚える」だけになってしまっているから。
そこにはきっと感動や感情の起伏はない。
だからつまらないのではないか?

じゃあおもしろくするためにはどうするよ。
世界史はおもしろいとはいえども、全てがおもしろいかと問われればそうではない。
脇役となるストーリー、ただ惰性でやる場所もまああるだろう。
そこでだ。無理に全てを扱う必要はないかもしれない。
面白い人物に最初にフォーカスしてそこから話を広げていくやり方。
観光名所や美しい建築物にフォーカスしていくやり方。
現代に通づる教訓からフォーカスしていくやり方。
いくらでもやりようはあるのかもしれない。

生徒がよくいう。自分もそう。
授業で話してくれたエピソードや脱線話の方がよく覚えているって。
これも授業を面白くするヒントになるかもしれない。
それを主題に設定して仕舞えばいい。

どうしたら生徒が世界史を面白いと思ってくれるのか、
どうしたら生徒が授業に興味を持ってくれるようになるのか。
常に思考をやめないで。

いつかこれは、と納得できる授業ができることを目指して。

2021.8.30 社会科準備室での密かな決意。

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