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世界メンタルヘルスデーを通じてメンタルヘルスについて考える
皆さまこんにちは!
突然ですが、、、
皆さまは最近こころがつらくなった瞬間ありませんか?
近年、こころの病は増加傾向にあり、厚労省の調査によると生涯を通じて5人に1人がかかると言われています。自分は大丈夫だからと過信せず、誰しもかかってしまう可能性があるということを認識する必要があるかもしれませんね。
また、気が落ち込んでしまうという症状だけでなく、寝れなくなってしまったり、ご飯が食べられなくなってしまったりと人によって症状はさまざまです。これまでも再三伝えておりますが、こころの調子が悪くなってしまったら一人で抱え込まずに、誰かに相談することをおすすめします。身近な人に相談できることが一番だと思いますが、そうではない場合もあると思います。そんな時は、こころの相談窓口等を利用しましょう。つらい気持ちや不安な気持ちをお話してください。
当社では企業さまとの契約によりEAP(従業員支援プログラム)サービスを提供しております。従業員が、心身不調や対人関係等で困ったときに気軽に相談できるサービスとして、専門スタッフがお悩みやお困りごと等のご相談に応じます。
「まだ大丈夫」と自分に負荷をかけすぎて追い込んでしまっては、余計に回復に時間がかかってしまうケースもあります。からだの健康だけでなく、こころも健康な状態でいられるように定期的なセルフケアをこころがけましょう!
シルバーリボン運動をご存じですか??
リボンマークといえば「ピンクリボン」や「レッドリボン」運動を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。10月はピンクリボン月間とされ東京都庁をはじめとし、各地でピンクライトアップが実施されたり、街頭キャンペーンやブースの出展等も行われています。
このように世界的に大きなムーブメントのあるリボンマークもあれば、まだあまり認知されていないリボンマークもあります。そこで今回ご紹介したいのが「シルバーリボン」運動です。
シルバーリボンは脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解促進を目的とした運動のシンボルです。
シルバーリボン運動は、統合失調症への理解を求める取り組みとして、1993年に米国カリフォルニア州からはじまりました。どんよりとした雲の隙間からこぼれる太陽の光が、銀色に輝き、それが希望の光のようだったことから、シンボルカラーがシルバーとなりました。
その取り組みは年月と共に発展し、現在では脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解を促進する運動として、脳や心に起因する疾患(障害)に対する誤解や偏見を和らげ、それらを抱えるご本人やそのご家族が前向きに生活することができる社会の実現を目指して、世界規模で展開されています。
日本では2002年に福島県の浜通り地方(楢葉町)からはじまり、現在はNPO法人シルバーリボンジャパンが、脳や心に起因する疾患(障害)やメンタルヘルスに関する事柄に対し、多くの方々に目を向けてもらえるよう、毎年10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせて普及啓発イベントを行っています。
イベントなどで正しい知識や価値ある情報を発信していきながら、脳や心に起因する疾患(障害)を抱える方たちが前向きにリカバリーできる、そのような社会の実現を目指しています。
心の病は、偏見と差別に苦しみます。心の病は、周囲からの理解がとても必要な病なのに、周囲からの理解がされにくい病です。家族も、周囲からの冷たい目で苦しみます。たとえば統合失調症は、発病率1%弱の、珍しくもないありきたりの病気なのですが、社会の無理解が続いている病気です。子どもたちの中には、親の精神疾患で悩んでいる子もたくさんいます。元気で優しかった父母の変化を、子どもは理解できません。周囲のサポートが必要です。
わたしたちはすべての病の人々と、共に生きていく社会を作っていく必要があります。
\\最後まで読んで下さりありがとうございます//
「理解」するためには、まず「知る」ところから!
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