ファイナルファンタジータクティクスの思い出
こんにちは。僕は今、「TRYANGLE STRATEGY」に絶賛ハマり中です。めちゃくちゃに面白い。バトルもさながらあの天秤多数決システムがなんか好きです。自分の思い通りに票が取れない事もあるのが良いです。
僕がこのジャンル(タクティクスRPG)で一番好きなポイントは、やっぱり戦闘です。
マップの味方・キャラの配置から動き方を想像しスタート。
おお、、こいつこっちに来るのか、と敵の予想外の動きに対応しながらマップを制圧していく中盤。
ボロボロになりながらなんとかボスキャラを倒して終了。
1つのバトルで20-30分かかるのは当たり前で、集中していると「もうこんな時間か。疲れたぁ。」を連発する事になります。
その集中し、苦戦した後の開放感がタクティクスRPGの良さだと思っています。
さて、タクティクスRPGと言えば、初めての出会いは「ファイナルファンタジータクティクス(FFT)」で、高校生の時です。
夏休み、遊ぶゲームがなくゲームショップへ行きパッケージを漁っている時に出会いました。当時はPS2全盛期。ファイナルファンタジー10が市場で大暴れしていた頃です。僕は「ブームのゲームはやらない病」だったのでFF10はスルーし、掘り出し物を探していました。(後に勿論FF10はプレイし、号泣することになります。)
そんな中目にとまったのが「FFT」。「ふむ、、。」と思いました。ファイアーエムブレムは好きだ。ただ、FFにこの要素は必要だろうか?と感じていました。とはいえ特にやりたいゲームもない。ボリュームもありそうだし、一回やってみるか。と購入しました。
正直最初は、「うーん、やっぱりちょっとなぁ。」という感想。
アグリアス(ホーリナイト)が出てきたあたりで、「かっこいいなオイ。」
いろんなジョブが選べるようになってきて、「あのマップは高低差があるから弓を置いて、、いやまずは魔法で速攻決めるべきか、、」となっていきました。タクティクスゲームは特になのですが、出来ることが増えていくにつれ、面白さの上昇幅が普通のRPGとはちょっと違うんですよね。
僕はひと夏のほとんどをFFTに費やしました。高校の友人の誘いを全て断り、ラムザと共に戦場を駆け抜けていました。
「クラスのみんなでカラオケ行こうや」という誘いに対し
「うーん、、ウィーグラフがもう少しで攻略できそうやから、またにするわ。」と平気で返していた。
ここからは少し、悲しい話なのですが、それがきっかけで高校では若干阻害されてしまいます。
なんかゲームばっかやっててで暗い、夏のクラスの集まり来なかった、とかまぁそんな感じです。おかげで中学、大学は社会人になっても会う友人はいるけれど、高校は皆無。連絡先をまともに知っている人もいません。
幸い、ひどいイジメにあったとかではないのですが、一端の社会人になった今「人とのつながりのきっかけ」はその時その機会だけの場合がほとんどで、その時は意味はなくても後から意味が生まれる事もある事を知りました。
高校の友人とFFTを天秤にかけ、僕の全細胞は満場一致でFFTを取って進んだ未来が今。
仮に高校の友人を取った場合、もしかしたら何かのつながりで仕事や交友関係に変化が生じている可能性があった未来。しかしもしかしたらウィーグラフを倒せず、FFTを中断諦めていたかもしれない。
どっちの未来が自分に取って正しいかは、片方を選択していないので分かりませんが、FFTを取ったおかげでハマったタクティクスRPG。その流れで出会った「TRYANGLE STRATEGY」の天秤システムに、FFTの思い出を重ねながらプレイするのでした。