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qutakuta
不完全さを愛したい。
タイトルの「不完全さを愛したい。」というフレーズは。
Mr.Childrenの「Hallelujah」という曲の一節。
初期の曲でとてもスケールの大きな愛の歌だ。
世界平和という大テーマから、黄昏の街を背に抱き合えたあの頃を思い出してしまうしょーもない男の弱さまで歌えてしまうのが、桜井和寿という男の偉大さである。一度は聴いてみてほしい。
前置きはこの辺にして本題。
かなり前から、IAによって人間の仕事が奪われる。なんて話がある。
コンビニから店員は消え、無人になるだとかね。
他にもたくさんある。
これから人間はどこまで行くのだろうか、、なんて思ってしまう。
ただ、なんか寂しい。
たとえば、よく行くコンビニの店員さんが可愛いなーって思ったり、
たまに声をかけてくれるオカンみたいなおばちゃん店員がいたり。
自分の毎日からそんな人たちがある日突然、姿を消してしまったら。
なんか寂しいと思う。
機械は人間より正確だし、処理も速いし、単純な作業ならミスだってしない。
ただ、体温を感じられない。
商品を渡して、お金を払って、お釣りをもらって、ビニール袋に入った商品を受け取る。
たったそれだけでも、立派なコミュニケーションだと思う。
そんなことがいつの日か無くなってしまうのだろう。
機械より正確じゃなくても、遅くても、小さな失敗をしても。
ほんの少しの愛おしさを感じられるのが人間のいいところだと個人的に思う。
不完全さは愛おしいさでもある。そんな気がする。
これから先、AIが進化していくと、人は自ら思考することも無くなるのかな。
好きな人に伝える愛の言葉も、プレゼントも、全部考えるのを任せてしまうようになるのかな。
テクノロジーの進歩って何だろう。