食べて消費、痩せるために消費 企業の餌

1日にどのくらいの食べ物を食べていますか?

食べた分体を動かしていますか?

おにぎり一個分食べると、ジョギング30分くらいしないと同程度のカロリーは消費されないそうです。

(とは言え、食べ物の消化とか、呼吸とか、無意識の生命維持活動にもカロリーは使われているので、全て運動で取り返さないといけないわけではないですが )

平均的な成人男性では、運動が少なくても1日に約2000kcalのカロリー量が必要だそうです。ちなみにおにぎりは一個大体160kcal。では、2000kcal以上摂取してしまった場合は、運動で取り返すしかないでしょう。もちろん、日常で意識的に体を動かす行動を心がけることもできます。ですが果たして、それが簡単にできるでしょうか。

簡単にできないから、ダイエット商品を作る企業が儲かるのです。

みんなめんどくさい。ラクして痩せたい。だから、ちょっとかっこいい(可愛い)俳優が宣伝しているラクそうなダイエット商品の需要がなくならないんでしょう。本当にラクに痩せられるなら、世界から肥満問題なんてなくなっているはずですからね。

この消費社会でうまくやり過ごすには、消費するタイミングをうまく見極めることです。企業に騙されるな。下手な情報に踊らされるな。太りたくなかったら食うな。痩せたかったら運動しろ。

食わない。ダイエット商品を買わない。

それだけで、消費は減って、しかも痩せる。健康になれる。長生きできる。

いいことづくめだ。

ダイエット商品を買う人は大半が気づかない。企業だけにに踊らされているのではなく、消費社会そのものに踊らされていることに。


食べる量を減らせ。運動を習慣づけろ。

未来の自分も続けてくれているといいけど。



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