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【騙された】メルカリで、「偽物のAirPods」を見分ける方法
「え、これ本物じゃないの?」
メルカリで購入したAirPodsを手に取った瞬間、私は違和感を覚えた。
パッケージは完全にAppleのデザインだが、何かが違う。手に持った質感も微妙。そして、使用してみると音質、ノイズキャンセリングもなんとなくおかしい。
もしかして…偽物?
結論から言うと、それは偽物だった。
その経験をもとに、この記事ではメルカリで偽物のAirPodsを見分ける方法を具体的にお伝えする。
この記事を読めば、私のような失敗を防ぐためのポイントがわかるだろう。
・なぜ偽物が出回るのか?
まず最初に、なぜ偽物のAirPodsが市場に出回るのか簡単に触れておこう。
Apple製品はそのブランド力と人気から偽物が非常に多い商品だ。特にAirPodsはコンパクトで模倣しやすく、正規品との違いが分かりにくいのが特徴である。
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評価も高く、偽物としてのクオリティは高い
メルカリのようなフリマアプリは個人間での取引が基本のため、出品者の良心を信じるしかない部分もある。しかし、事前にこういった知識を持っていると、トラブルに巻き込まれるリスクを大幅に下げることができる。
・「これ、本当に正規品ですか?」
昨年、私がメルカリで初めてAirPodsを購入したときの話だ。新品未使用で「定価より15,000円安い」値段。さらに、「未開封」「箱付き」「購入後すぐに発送」と、まさに理想の条件が揃っていた。
「なんでこんなに安いんだろう?」と少し疑問を感じつつも、私は購入を決断。
届いた商品はしっかりと封がされており本物であることに疑いはなかった。封を開けてパッと見た感じも正規品とまったく変わらないのだ。
しかし、ふとした瞬間に気付いた。
• ケースの内側のロゴマークがぼやけてる
• 充電コードを束ねる紙が安っぽい
その後、Appleサポートに問い合わせた結果、「この製品は正規品ではない」との回答を受けた。そのときのショックと悔しさは今でも忘れられない。
・偽物を見分ける5つのポイント
では、どうやって偽物を見分ければいいのだろうか?以下に、私が学んだ教訓をもとにまとめたチェックリストを紹介する。
1. 価格が異常に安い、「純正」等の記載がない
AirPodsはApple公式サイトで購入すると一定の価格が設定されている。
たとえば、AirPods Pro(第2世代)は定価は39,800円(税込)だ。これが明らかに安い価格(20,000円以下)で出品されている場合は、まず疑った方がいい。
特に「未使用」「未開封」で極端に安い場合は要注意だ。こういった場合、偽物や盗品の可能性が高い。
また、「純正」「正規品」の記載がない場合は、偽物だと思ったほうがいい。
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2. 写真が少ない、不鮮明、同じものを繰り返し使用している
出品者が載せる写真の質も重要だ。正規品を出品している人は、基本的に商品写真をしっかり撮影している。
偽物を販売する人は、写真が少なかったり、ぼやけた画像を使用していることが多い。
また、同じ写真を繰り返し使用していたり、AirPodsばかり出品しているのも怪しい。
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安く仕入れて転売しているのがみてとれる。
購入前に「もっと写真を送ってもらえますか?」とリクエストするのも一つの手だ。
3. シリアルナンバーを確認する
AirPodsにはそれぞれシリアルナンバーが記載されている。これはケースの蓋の裏側や、AirPods自体の「設定>情報」から確認できる。
購入前に「シリアルナンバーを教えてください」と質問し、Apple公式サイトで確認したい。Appleのシリアル番号検索ページに入力すれば、正規品かどうかはすぐに分かる。
しかし、正規品のシリアルナンバーを何度も繰り返し記載している可能性もあるため、これだけで本物と断定することはできない。
4. 評価、コメント欄を確認する
メルカリでは出品者の評価が公開されている。「良い」評価ではなく、「悪い」評価にしっかり目を通す必要がある。過去に「偽物だった」といったコメントが書かれている場合、その出品者からの購入は絶対に避けたい。
販売中や、販売済みの商品のコメント欄の対応がぎこちなかったり、おかしな日本語の場合も避けるのが良いだろう。
5. 購入後は、音質とペアリングの挙動を確認する
購入後に確認する方法は、音質とペアリングのスムーズさだ。正規品のAirPodsはiPhoneとのペアリングが非常にスムーズで、音質もクリア。一方で、偽物はペアリングに時間がかかったり、音質が不自然に感じられることが多い。
・偽物購入時に、絶対にやってはいけないこと
私が経験したように、万が一偽物を購入してしまった場合は、すぐに以下の対応を推奨する。
1. メルカリの「取引メッセージ」機能を使い、出品者に連絡
2. 「商品が説明と異なる」としてメルカリ事務局に報告
3. 返品・返金の手続きを進める
そして、絶対にやってはいけないことは、届いて、確認もせずに「受取り評価」をすることだ。
メルカリの規約では、商品が説明と異なる場合、返品や返金の対象となっている。受け取り評価がないと、出品者はお金をもらえないため、こういった長期戦では、購入者の方が有利なのがメルカリの実態だ。
【まとめ】
この記事では、メルカリで偽物のAirPodsを見分けるためのポイントを解説した。ポイントをおさらいすると以下の通りだ。
1. 価格が異常に安い、「純正」等の記載がない場合は警戒
2. 写真が少ない、不鮮明、同じものを繰り返し使用している場合は要注意
3. シリアルナンバーを確認
4. 評価、コメント欄を確認
5. 購入後は、音質とペアリングの挙動を確認
この失敗から学んだことは、安さに飛びつかないこと。そして、少しでも不安に感じたら購入をやめる勇気を持つことだ。「安物買いの銭失い」とはよく言ったもので、偽物を購入してしまうと、その後の対応で時間も労力も取られることになる。
メルカリでの取引は便利だが、トラブルを避けるには経験と知識が必要だ。
読者のみなさまには同じ失敗をしてほしくない。ぜひ、このチェックリストを活用して、安全に取引を楽しんでもらいたい。
(有料)おまけ「正規品を安く買う方法は2つ」
AirPods Proの最安値は新品価格の7,800円引きの32,000円代が相場だ。それ以上に安いのはありえないと諦めたほうがよい。
そもそも、正規品を安く買いたいのであれば、
下記の2つがオススメだ
1.楽天市場で販売実績のあるショップ
2.大手リサイクルショップの大黒屋家電館
個人間売買は、買う側のリスクが高いので、偽物を売ることで、売る側が業務停止のリスクをかかえる事業者から買うことがオススメだ。