下がるから狙われる?狙われるから下がる?【水曜日のnote209】
ダブルスのネットプレー
ダブルスで前衛にいるときに、相手から攻撃を受けることがよくあると思います。
それを防ぐ必要があるのですが、防ぐためにはある程度後ろに下がらなければなりません。
また、同じような場面に遭遇した場合、あらかじめ下がっておくことも良いと思いますが、下がりすぎると狙われやすくなったり、オープンスペースが出来すぎてしまいます。
今回は後ろに下がるにしても、どのぐらい下がるべきなのかについて、書いてみたいと思います。
ある程度後ろに下がるのは必要
相手から攻撃を受ける場合、距離が近すぎるとボールに反応することができなくなります。
なので、ある程度後ろに下がって相手と距離を取る必要があります。
どのぐらい下がれば良いのでしょうか?
または、どれぐらい下がっても良いのでしょうか?
結論としては、後ろに下がる距離に答えはないと思います。
では、何を基準に後ろに下がるべきなのでしょうか?
下がるのは時間制限
後ろに下がる基準としては、相手がボールを打つまで下がっていいと言うことになります。
相手がチャンスボールを打ちそうだと気づいた瞬間、相手と距離を取るために後ろに下がり始めます。
スタートは基本的に自分がピンチだと気づいた瞬間になりますが、スタートがあればゴールも存在します。
ゴールは、相手がボールを打つ瞬間です。
相手の攻撃を返す意思があるならば、下がり続けるよりも、止まって踏ん張る必要があります。
なので、相手がボールを打つ瞬間には、スプリットステップを踏んで止まり、相手のボールを返すために地面からの踏ん張りを使えるようにしておきましょう。
あらかじめ下がっておくのは?
ある程度下がっておくのは構いませんが、相手にチャンスが渡る前からディフェンスの場所まで下がってしまうと、狙われやすくなってしまいます。
距離があるので返しやすいかもしれませんが、下がることによって、左右にオープンコートができてしまいます。
相手はそのオープンコートを狙って崩そうとしてきますし、そうなればディフェンスもなかなか難しいものになります。
怖くて最初から下がると言う事は、逆に「ここが穴ですよ!」と相手に伝えているのと同じです。
なるべく普段と同じ場所に立ち、前後の動きを怠らないようにすることで、相手からはオープンコートだと思われないようになると思います。
でも怖いから下がっちゃう
この言葉も、特に女ダブをやる方からよく聞きます。
下がったときのデメリットは、前項で説明した通りオープンコードが広く見えてしまいます。
案外、あまり下がらないでいる方が、簡単に攻撃はされなくなると思います。
もちろん前に詰め過ぎるとをロブ上げられてしまいますので限度はありますので、詰めすぎないようには気をつけたいところです。
とにかく勇気を持って、あまり下がらないでプレイしてみてほしいと思います。
まとめ
下がる必要がある場合を除いてですが、下がると気持ちも消極的になりやすいです。
不安だから後ろに下がる気持ちはわかりますが、その気持ちは相手に伝わってしまいます。
それは、狙われて当然ですよね?
よく相手を見て、相手が打つ瞬間までに少し下がってスプリットステップを踏めば、意外と返す事はできると思います。
普段の練習から、その部分を気をつけて、穴だと思われないように頑張りましょう!