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やっても良い!許されるミスを知ろう【水曜日のnote79】

テニスはミスが8割、エースが2割と言われています。

ミスをたくさんするスポーツなんですね。

だからこそ、ミスをどう考えるか?がとても大事になると思っています。

今回はミスの中でも、許されるミスについて解説したいと思います。

許されるミス

いきなり本題に入りますが、許されるミスとはどんなミスでしょうか?

ズバリ【修正可能】で、【具体的】なら問題ないと思います。

それはどんなミスでしょうか?

例えばネットミスとアウトミスを比べたらどっちが修正可能でしょうか?

ネットミス
・次はネットしないように高めに打とう
アウトミス
・ネットの3倍を通してミスしたから、次は2倍を通そう
・フラット過ぎたからスピンをかけよう
・もう少し遅く打とう

どちらも修正可能ですが、修正点がより具体的なのは断然アウトミスですね。

さらに深掘り

アウトミスでも、サイドアウトとオーバーの2種類がありますが、こちらも比べてみましょう。

サイドアウト
・振り遅れたので打点を前にしよう
・しっかりボールの後ろに入ろう
・ラインの内側を狙って安全に打とう
オーバーアウト
・もっと遅く打とう
・もっとトップスピンを掛けよう
・もっと低く打とう

どちらも修正可能で具体的ですが、どちらが簡単に修正できそうでしょうか?

これはテニスコートの仕組みから考えてみましょう。

こちらの記事を読んでいただけると理解が深まると思います。

テニスコートのサイズの比率は縦横が3:1となり、かなり縦長の長方形です。

これだけでもあまりサイドは狙えない事が分かります。

つまり、ミスの確率の高いサイドを狙う事が既にミスであると考えたら、ミスする確率はかなり減ると思います。

まとめ

まずネットミスは状況によりますが基本的にしてはいけないミスになり、サイドアウトもテニスコートのサイズ比率から考えてしてはいけないミスになります。

つまり許されるミスとは、オーバーアウトミスだけとなります。

私はよく、ネットミスとサイドアウトだけはしないように!アウトはしてもいいです!と練習中に言います。

ミスをしていたら負けてしまうのですが、1つだけしても良い種類のミスを作る事で精神的にも余裕が出てくると思います。

ぜひ参考にしてみてください!



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土居諒太 テニスコーチ
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