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風上からのロブのコツ【水曜日のnote134】
風が強い日にはロブをたくさん打って、なるべく相手が打ちにくい状態を作ることが重要です。
ただ、風が強いので、ロブを上げること自体が難しいと思います。
そこで、今回は風上からロブを上げるコツを紹介したいと思います。
通常のロブ
風がない状態でののロブの軌道はこんな感じになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92257950/picture_pc_a9ace7a55e40eec7e1bdb86fca9a4f09.png?width=1200)
だいたいネットの上が頂点になり、弧を描いて相手コートに落ちる感じです。
風上からのロブ
風上からロブを打つなら、こんな軌道になるはずです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92258048/picture_pc_be44eb969d9473cbd6caa072faca861b.png?width=1200)
通常のロブと比べて、山の頂点は自分のコート側になり、上空で風に乗ってボールが伸びていくような感じです。
もちろん風の強さにもよりますが、イメージはこんな感じになります。
風上ロブのメリット
いつもより深くロブを打てるので、相手のポジションをより下げる事が出来ます。
またバウンド後にも風でさらにボールが伸びますので、バウンドさせたら相手はかなり後ろからボールを打ち返さなければなりません。
それを見たら、自分は前に詰めて、チャンスを仕留める動きを見せていきましょう!
風上からのロブの注意点
やはりボールが飛んでいってしまうので、いつもより上に打つ事が重要だと思います。
上に打って、風に乗せてボールを飛ばすようにすればイメージ通りに飛んで行くと思います。
どのくらい上に打てば良いかは、風のある時にたくさん実験してみて、感覚を掴む作業をしてみましょう!
あとは、ロブを打とうとすると風で少し戻されて、打点が思ったより前になってしまう事もあります。
そうなると上手く力がボールに伝わらず、狙った軌道に行かなくなります。
ロブを打つにしても足を動かして、腕だけではなく下半身も柔らかく使って打てるように注意していきましょう!
まとめ
風のある日はロブが効きますが、ロブを打つ事自体が難しいので使わないという声をよく聞きます。
単純にもったいないと思います。
コートの隅を狙ってロブを打つのではなく、相手に気持ち悪く処理させるようなロブであれば良いのです。
風上からロブを打てば風で流れて、それだけでも相手は十分気持ち悪く処理をするはずです。
相手が嫌がる事を出来るように意識してロブを打てるようにしましょう!
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![土居諒太 テニスコーチ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156014266/profile_05a87bf0734d0ecb1d6a1b5583640ccb.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)