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セルフジャッジで相手に何か言われた時の対処法【水曜日のnote192】

テニスはセルフジャッジ

テニスには選手自身が相手のボールのアウトorセーフをジャッジする「セルフジャッジ」というルールがあります。

これはかなり特殊ですが、審判がつかない大会ではセルフジャッジが主流です。

試合で勝ちたいのに必死な上、ジャッジもしなければならないのは非常に大変ですよね。

今回はジャッジに関してと、ジャッジに対して相手に言われた時の対処法などを紹介していきます。

まずはきちんとジャッジする

相手のボールのアウトorセーフをきちんとジャッジする事は、セルフジャッジのもとでは選手の義務となります。

まずは正確にジャッジする事が大切なので、そこは責任を持ってきちんとやりましょう!

相手のボールがinならプレーを続け、out、fault、letなら相手にきちんと伝えます。

outなら、ボールがバウンドしてからすぐに「out」と声を出したり、手や指を上げて、ジェスチャーで相手に伝わるようにします。

相手に伝わらなければいけないので、その点しっかりやりましょう!

inならプレーは続行になるので、紛らわしい声や行動はしないように気を付けましょう!

間違えてジャッジしたら

「out」って言った後、よく見たらinだった場合、すぐに訂正しましょう。

間違えてジャッジしてしまったらその時点で失点になりますが、間違えた事は認めるのがセルフジャッジでは大切になります。

100%間違えないのは不可能なので、次から間違えないように気を付ければ良いと思います。

切り替えて次のポイントに向かいましょう!

相手に何か言われたら

outに見えたから「out」とジャッジしたのに、相手に「今の入ってませんか?」と言われる事はあると思います。

原則として一度ジャッジしたものは、相手に何か言われても覆らないので、相手にちゃんと「outです」と伝えましょう。

相手からの問いに答える義務は無いと思いますが、とりあえず1度は答えてあげるのがスムーズかと思います。

ここ大事!

「out」って言ったけど相手に言われた事により「inかな?」と思ってしまった場合、、、

これは「out」を貫くべきだと思います。

ジャッジした内容に間違いがある場合、自分自身ですぐに訂正するか、それを見ていたコートレフェリーのオーバーコールにより訂正されるかしかありません。

相手により訂正される事はあってはならないので、本当に間違えてしまった場合を除いては、相手に言われたという理由で覆さないようにしましょう!

相手と揉めそうなら

相手に「今の入ってませんか?」と1回聞かれるくらいなら良いと思いますが、しつこく何度も聞いてきたり、ジャッジする度に聞かれるのは、試合していて気分が悪いですよね。

その場合、レフェリーを呼びましょう!

「レフェリーを呼んで話しますか?」や「ジャッジが怪しいならレフェリーに見てもらうようにしましょうか?」など、選手同士で話す事は避けましょう。

そこで相手と言い合いになるのは、試合進行の妨げとなってしまいますし、遅延行為はペナルティの対象にもなります。

相手の話に乗ってしまうと、自分自身も遅延行為に加担してしまう事になります。

相手が何度も聞いてくるなら、自分自身は淡々とレフェリーを呼ぶ提案をし、それに応じずしつこいなら、相手に「遅延行為としてレフェリーに報告します」と言っても良いと思います。

レフェリーがいない場合もあると思いますが、大会側に報告をすれば何かしら対応はしてくれると思います。

また試合中のアドバイスは禁止なので、決して応援や友人などの外野に頼る事はしないようにしましょう。

まとめ

最後の方は少し激しめな内容になってしまいましたが、相手がキッカケで揉めてしまうようであれば、対応としてレフェリーを呼ぶのが一番の解決策だと思います。

相手に何か言われて萎縮してしまう気持ちも分かりますが、こういう対処法を知っているだけでも、気持ちで引かないようになると思います。

私の意見ですが、何か言ってくるのはテニスで勝負できない自信の無い人だと思うので、きちんとジャッジして、正々堂々とテニスで勝負しましょう!

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土居諒太 テニスコーチ
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